- 仮想通貨Fusion不正流出
- 仮想通貨FSN(フュージョンネットワーク)のトークンスワップウォレットが攻撃を受け、大量のFSNトークンが盗難被害にあったことが判明した。「秘密鍵」の流出が要因で、Fusion Protocolとテクノロジー自体は安全だとしている。
仮想通貨Fusion不正流出
仮想通貨FSN(フュージョンネットワーク)のトークンスワップウォレットが9月28日に攻撃を受け、FSNトークンが盗み出された。Fusion財団が29日に発表した。
約1000万ネイティブFSNと、350万ERC-20FSNトークンが盗まれ、フュージョン財団の調査によれば、現時点でその他に被害を受けたウォレットはないとしている。
また事件後に、盗まれたトークンの一部はホットビットなどの取引所で売買されており、資金洗浄を試みる動きも観測されているようだ。
声明文では、このインシデントの原因は、「スワップウォレットの秘密鍵が盗難された」ことと発表されており、FSNのプロトコル自体には問題がなく、安全である点をフュージョン財団側は強調している。
事件後の動きとしては、FSNトークンはOKEXやBitmax,Citex,HotbitなどでFSNトークンのデポジットや引き出しが確認されている。また、さらなる被害の拡大を防ぐため、すべてのスワップウォレット内の資産はコールドウォレットに移されているとのことだ。
他にも、不審な取引記録を追跡している最中とし、取引所側とも緊密な連携をとり、事態の収拾に取り組んでいるという。さらに、盗まれた資産を取り戻すために技術的なアプローチも行っていることを伝えている。