TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

適した仮想通貨貸付サービスはどれ? CoinMarketCapが特徴や利率の比較ページを公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨貸付サービスの特徴を比較したページを公開
業界最大級の仮想通貨情報統計サイト「CoinMarketCap」が、仮想通貨貸付サービスの特徴や利率を比較したページを開設。バイナンスら大手プラットフォームの情報を元に、31種類の仮想通貨のデータを掲載している。

仮想通貨貸付サービスを比較

業界最大級の仮想通貨情報統計サイト「CoinMarketCap」が、プラットフォームから提供された情報を元に、仮想通貨貸付サービスの特徴を比較したページを開設した。各商品を比較し、ユーザーが適したものを選べるようにすることが目的だ。

本ページは10月16日に公開され、ステーブルコインを含む31種類の仮想通貨の情報を提供している。BlockFi、Celsius Networkやバイナンスを初めとする仮想通貨貸付サービス大手からの情報を網羅した。ユーザーはプラットフォームごとの利益の年率や、利益を得るまでの最短期間などの情報を確認できる。

CoinMarketCapの戦略責任者Carylyne Chan氏はThe Blockに「今回のサービスの開発には、コンセプトの決定から公開まで約1カ月半かかった」と説明。利率の調査や、銘柄ごとの利率の将来性、従来の金融サービスとの比較から開発を始めたという。

銀行や他の金融機関がローンのサービスを行なっているように、仮想通貨業界の企業も同様のサービスを始めた。仮想通貨を預けるユーザーへ利率に基づいた報酬を提供し、証拠金取引やリスクヘッジ、また運転資本等にその仮想通貨を利用したい人々に貸付する。

仮想通貨業界の格付スタートアップ企業Graychainによると、貸付サービスは現在、およそ50億ドル(約5440億円)の市場価値があるという。The Blockは今年8月、Celsius NetworkとGenesisの2社が最も取引が多く、全体の65%を占めていると報じた。

利率をまとめたページという点では、先にLoanScanが情報を提供している。どのように差別化を図るかについてChan氏は「我々は利率の提供を仮想通貨領域全体の一部と考えている。貸付だけでなく利率にもフォーカスすることによって、デリバティブのような関連商品に関するサービスの提供へと今後つなげていきたい」と語った。

CoinMarketCapは利率を掲載する企業から料金をとっていない。Chan氏は、自社のメインのホームページと同様、広告を表示することによって収益化すると説明している。

自社資金で運営

CoinMarketCapは現在まで外部から資金を調達したことはない。自社の資金だけで運営しているとChan氏が説明している。「我々は現在も資金調達する予定はない。まだ自社の資金だけでやっていく」と語った。

CoinMarketCapでは30人のスタッフが働いている。昨年の今ごろは15人ほどで、さらにその前年は2人だった。今後スタッフは増やすとChan氏は話しており、特にエンジニアを増員する予定だ。

またシンガポールで来月、「The Capital」というカンファレンスを開催する。そこでは新しいサービスの発表が期待されている。Chan氏は詳細を明確には明かさなかったが、CoinMarketCapのユーザーがより深い体験をできるようなサービスを考えていると話した。

CoinMarketCapは今年6月、仮想通貨の正しい価格を提供するため、ITスタートアップ企業Hashtag Capitalを初めて買収している。

CoinPost App DL
記事提供:THE BLOCK
THE BLOCKとは

Cryptoにおける”最初で最後の言葉”であること。
The BlockはCryptoにおける最高クオリティで最重要のシグナルをお届けします。日々、Website、Newsletter、Podcast、イベントを通じて、業界で最も影響力のある人々にリーチしています。

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。
06:40
トランプ次期政権、史上初の仮想通貨特命官ポストを検討
トランプ次期大統領の移行チームは仮想通貨政策に特化した史上初の常勤のホワイトハウスポジションの設置を積極的に検討しているようだ。
06:20
マイクロストラテジー時価総額が米国トップ100に、ビットコイン史上最高値更新受け
仮想通貨ビットコイン続伸を受け、BTCを大量に保有する米マイクロストラテジー社の株価も続伸し、史上最高値となる504.7ドルに到達し米国で時価総額トップ100にランクインした。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧