様々な企業データを公開
米リップル社が、従業員の数においても順調に成長を続けていることが分かった。
従業員数の推移はビジネスの堅調さを見る重要なデータだ。仮想通貨・ブロックチェーンの領域では、資金フローの関係から解雇通告が報じられることも多くあったため、従業員数が増加する推移は重要な指標にもなり得る。
米データ分析企業のCraftが提供したデータでは、リップル社の従業員の増減を示したグラフが掲載された。2019年12月時点の従業員数は概算で534人。さらに現在リップル社の求人ページには、就業地域を細かく分け、49の職が記載されている。
リップル社は11月にSWELLを開催。「リップルネット」の参加企業が300社という新たな目標値を超えたことや、リップルネットにおける取引が前年比で10倍増加したことを報告した。
12月に入ってからは、投資部門子会社であるXpringが、開発者のためにブロックチェーン決済のためのワンストッププラットフォームを立ち上げた。13日には、米国消費者金融保護局(CFPB)が発表した公式文書に、「XRPのような仮想通貨を保有し、決済プラットフォームを提供するリップル社のような仮想通貨企業とのパートナーシップを継続的に拡大・成長させていくことで、国際送金の効率化を促す可能性はある」と記述してあることが分かった。企業としての注目度も高まっているもようだ。
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Craftのサイトでは、企業の所在地や幹部の紹介、仮想通貨XRPの時価総額ランキング、従業員の平均的な給料まで、様々な情報を公開している。
参考資料 : Craft