米CMEの仮想通貨BTCオプション取引、初日でBakkt越え

CMEのオプション取引の出来高

CMEのオプション期待には高い期待感があるとJPモルガンのアナリストが語っていたが、取引開始からすでに好調な取引高を推移していることが明らかになった。

13日にビットコイン(BTC)のオプション取引を開始した米大手デリバティブ取引所CMEが、インターコンチネンタル取引所(ICE)の子会社でライバル企業であるBakktに大きく差をつけた。

CMEの担当者によると、初日で取引されたのは55契約で、約275BTC(取引時換算で約2億3110万円)相当だという。

相対的に見れば、先にオプション取引の提供を開始したBakktよりも、CMEの方が順調なすべり出しといえる。昨年12月9日にローンチされたBakktのオプション取引額は、ここ数日は100万ドル相当のBTCを少し超えた状態で推移している。13日のBakktの出来高は、現時点ではまだ発表されていない。

CMEのマネージングディレクターTim McCourt氏は、TheBlockとの電話インタビューで、初日の出来高には満足していると語り、大口取引と小口取引のバランスの良さにも言及。また、市場参加者からの評判も非常に良いと説明し、市場予測やデータ利用など、テクニカル的な面は予定通りに機能したと語っている。

それでもまだ取引を開始したばかりだ。現時点では今後の動向は読めない。市場観測筋は、CMEの同じシカゴのライバル「シカゴ・オプション取引所(CBOE)」がBTC先物をローンチし、最終的にサービス終了を発表したことを覚えているだろう。

米国の規制に準拠している取引所と比較すると、他の国の仮想通貨企業はオプション取引で成功している。仮想通貨デリバティブ取引所FTXでは、初日に2000契約が取引された。

関連FTXがビットコインオプション取引を開始

FTXの共同創設者Sam Bankman-Fried氏はTheBlockに対し、「おそらくBTCのオプション取引の開始は、今までで最も活発なローンチだ」と説明している。

取引所に上場されるデリバティブ商品の市場は、今までBitMEXやDeribitといった取引所が支配してきた。CMEやFTXの出来高の大きさは、デリバティブ市場の人気が高まり、より競争が激しくなったことを示している。


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