仮想通貨投資信託初:Grayscaleのビットコイン投信、SECへ登録完了

GrayscaleのBTC投資信託が米SECに登録完了

仮想通貨運用会社Grayscaleが提供するビットコイン投資信託(GBTC)が、米証券取引委員会(SEC)報告会社への登録を完了した。仮想通貨投資信託では初の事例だ。

Grayscaleは2019年11月、初めてSECに年次報告書などの必要書類を提出。今回、提出した報告書が承認され、GBTCはSECの報告会社として初めての仮想通貨商品となった。

2013年に販売を開始して以来、GBTCには報告義務の免除規定適用(私募の免除オファー)のもとで商品の提供が行われていた。この規定を利用することで、有価証券は「フォームD」と呼ばれる報告書を提出すれば、適格投資家から簡易に資金を調達することができるためだ。

最新ニュースについては、GBTCが2019年、自主的に「フォーム10」と呼ばれる報告書を提出、SECが報告会社として正式に承認した。報告会社は四半期報告書、年次報告書、監査証明付きの財務諸表などをSECに提出する必要があり、コスト面や規制面でのハードルが高い。

GBTCが報告会社になる目的は、仮想通貨商品のコンプライアンス強化への取り組みのほか、投資家への信頼度の向上があるという。

さらに、私募による購入者の法定保有期間を12か月から6か月に変更する。これによって、投資信託の流動性が向上が期待。変更は、早くとも4月以降に適用される予定だ。

GBTCは米国店頭取引所で取引される非上場の投資信託であり、今回SECの承認によって、GBTCが上場投資信託(ETF)になる訳ではないことに留意する必要がある。


画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

著者

Yilun Cheng

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