リップル社がYouTubeを提訴
米リップル社とCEOのBrad Garlinghouseが、YouTubeに対し訴訟を起こしたことがわかった。
Garlinghouseや仮想通貨XRPの所有者をターゲットとした詐欺行為をYoutubeが放置したとして、損害賠償を求めている。
影響が広範囲に及ぶ詐欺行為を放置し、YouTube側が対応を怠ったことは理解しがたい。このことが原因でリップル社とGarlinghouseは、パブリックイメージやブランド、名声が傷つけられた。
…世界のXRP所有者にも害が及んでいる。
訴訟で挙がった詐欺行為の一例として挙げられるのは、「Give Away詐欺」だ。当該詐欺は、後により多くの額を返金すると謳い、指定した額を先に送るように伝えて仮想通貨を騙し取る詐欺行為。英語でいう無料配布(Give Away)が用いられている。
時には、利子をつけると申し出るケースもあり、より現実的な数字で投資家を誘う場合もある。
リップル社に関連した事例では、「2000XRPから50万XRPを寄付用のアドレスに送金すれば、2万XRPから500万XRPを送り返す」と伝え、その内容と無関係なGarlinghouse氏のインタビューを一緒に流す事例などが確認されている。
リップル社は3月末にも、公式でXRP関連詐欺の「見抜き方」を公開、一連の詐欺行為に対応するように繰り返し求めてきたが、事態の深刻さをみて訴訟に踏み切ったようだ。
Garlinghouseのツイート
Across the industry, social media companies have failed to police their platforms from being abused by the entirely preventable imposter giveaway scams. Hundreds of people (including some of you) have been hurt, yet big tech continues to drag their feet. (1/4)
— Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) April 21, 2020
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