WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

最高値更新視野のビットコイン市場、今後の注目ポイントは? bitbank仮想通貨週間市況と各金融市場の騰落率

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

今週の相場の動きは

ビットコイン市場は今週も好調で、BTC価格は約3年ぶりに190万円台に乗っている。BTC時価総額も18日に、3350億ドルと過去最高を更新した。


目次
  1. 各市場の騰落率
  2. bitbank寄稿

各指標の騰落率一覧

11/20(金)終値時点の週間騰落率は、以下のようになった。

CoinPostで作成

月初来騰落率

CoinPostで作成

年初来騰落率

CoinPostで作成

(今週の騰落率は、先週の終値、今週の終値を用いて計算。月初来、年初来についても前の月、年の終値で計算)

(仮想通貨の価格は取引所コインベースを参照)

11/14〜11/20のBTCチャート

CoinPostで作成

bitbankアナリスト分析(寄稿:長谷川友哉)

ビットコイン(BTC)対円相場は今週も堅調に推移。本稿執筆時点(20日正午時点)で週足は前週比19万円ほど高い186万円台で推移しており、2017年9月18日から始まる週以来、初めて7週連続で陽線が記録される見通しだ。

今週のBTC相場は、週明けよりXRPやライトコイン(LTC)といった時価総額上位のアルトコインの上昇に連れて、週末に形成した短期ダブルボトムのネックライン上抜けに成功(第1図)。17日には、前週高値の173万円をサポートに175万円周辺で揉み合うと、グレイスケールのビットコイン投信の運用資産が50万BTCに達したとの報や、この日もアルトコインに買いが入ったことがBTC相場の追い風となり、この日は上値を追う展開で186万円にタッチした。

しかし、翌18日の相場は乱高下。東京時間には2018年1月10日ぶりに190万円台に乗せるも、すかさず出来高を伴って急反落し、わずか50分間で12万円ほど吐き出した。この日まで相場が年初来高値を連日のように更新してきたこともあり、安値で拾う動きも見られ、相場は対ドルで17,200ドル水準の180万円周辺から素早く反発したが、その後は190万円がレジスタンスとなり、再び反落し180万円割れをうかがった。

幸い、18日終値は185万円を死守したものの、19日は大口の利食いが警戒され買い控えムードが広がり、東京時間からジリジリと下げ180万円を目指す展開に。ただ、この日はLTC相場が再び強含み、BTCも反発し一時はプラス圏に浮上したが、買いは続かず、終値はこの日の始値とほぼ同じ価格となり、「寄引同時線」が出現した。

第1図:BTC対円チャート(1時間足)出所:bitbank.ccより作成

寄引同時線は高値圏で出ると反転の可能性を示唆するが、BTCは乱高下しながらも対ドルでは安値を切り上げて推移してきている。また、今週は協議がストップしていた米追加経済対策案も米与野党の間で再開の見通しが発表され、ひとまずはBTCにとってプラスと見ている。

先週は、BTCに残された目星い上値目途が180万円と209万円(対ドルで18年1月高値と過去最高値)の二つで、真空地帯の中では相場が走る可能性も指摘したが、相場が180万円を上抜けた後もそれほどヒストリカル・ボラティリティー(HV)が上昇しておらず、これまでの天井パターンは確認されない(第2図)。

第2図:BTC対円、10日物、30日物ヒストリカル・ボラティリティーチャート 出所:bitbank.ccより作成

どこまで足元の上昇基調が続くのか、ややチキンレースと化していることも指摘されるが、チャートはこれまで「上昇バンドウォーク」という現象を比較的綺麗に維持しており、HVに加え、これが崩れるタイミングに注意しておきたい。

上昇バンドウォークは強いトレンドが発生している時に出る現象で、ボリンジャーバンドの幅が広い状態が維持されつつ、相場が1シグマと2シグマの間を推移しながら上昇していくことで、足元の相場はこれを直近1ヶ月ほど維持している(第3図)。このため、この先はバンド幅の収縮や相場の1シグマ割れなどに注意しておくと良さそうだ。

第3図:BTC対円チャート(日足) 出所:bitbank.ccより作成

寄稿者:長谷川友哉長谷川友哉(ハセガワ ユウヤ)
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

関連:bitbank_markets公式サイト

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/16 金曜日
17:54
3メガ銀、共同発行ステーブルコインで国際決済の実証を完了
みずほ銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行の3メガバンクなど5社が、共同発行する円建てステーブルコインで三菱商事の国際決済を想定した実証を実施した。信託型の発行スキームとAML対策、2026年度中の実取引に向けた設計を整理する。
17:24
ANAP、ビットコイン評価損43.7億円を計上 前期の評価益12億円から反転
ANAPホールディングスは15日、2026年8月期に保有ビットコインの評価損43億7,466万円を計上したと発表。最終損失は73億2,300万円に拡大した。前期の評価益からの反転と、期中に開示した評価損の推移をまとめる。
16:51
英上場スマーター・ウェブ、83BTCのビットコインを追加取得 保有2830BTCに
英上場のスマーター・ウェブ・カンパニーが83BTCを約520万ポンドで追加取得し、ビットコイン保有量は2,830BTCに。優先株の調達資金でコインベースからの借入を圧縮したほか、累計のBTC売却額も開示した。
15:45
リップル社、株式や金属などに連動する無期限スワップを機関向けに開始
リップル社の機関投資家向けプライムブローカー「リップルプライム」が、株式やETF、金属、為替など100超の市場を参照するRWA無期限スワップの提供を始めた。ハイパーリキッド上の先物を参照し、24時間取引できる。担保にはRLUSDも使える(法域により異なる)。
14:53
SBIら、ドル建てOUSD連合に参画 円建てJPYSCと相互運用を検討
SBIホールディングスとスターテイルが、米ドル建てステーブルコインOUSDを推進するオープンスタンダードに参画した。ビザやコインベースなど140社超が加わる枠組みで、円建てステーブルコインJPYSCとの相互運用に向けた実証実験を検討する。
14:20
グーグル、量子コンピュータ「20年の壁」に前進 必須工程でエラー40分の1に
Google Quantum AIは、量子プロセッサ「Willow」で「マジック状態の培養」を実証したと発表した。エラーを約40分の1に低減し、T状態の論理忠実度99.99%を達成。成果は科学誌Scienceに掲載された。
14:01
オープンAIの研究モデル、イーサリアムのテストネットで他者の資金を無断使用
オープンAIは15日付の報告で、社内研究モデルがイーサリアムのテストネットSepoliaで、公開シードフレーズから第三者のウォレット鍵を導出し、無断で手数料を支払っていたことを明らかにした。モデルは許可を自問しつつ実行し、最終報告でも開示しなかった。
12:30
レジャー、不正部品攻撃は流通経路狙った組織的犯行と説明 対策も公開
レジャーは、同社仮想通貨ウォレットへの不正部品混入は組織的犯罪グループによる流通段階の改ざんだったと説明。東南アジアでの販売停止や陳列禁止など対策も公表した。
11:29
バイナンスUS、最大1億ドル調達へ 評価額約10億ドル=報道
米仮想通貨取引所バイナンスUSが最大1億ドルの資金調達を模索していると、ブルームバーグが報じた。評価額は約10億ドルで、2022年調達時の45億ドルを大きく下回る。予測市場への参入や州ライセンスの回復も視野に入れる。
10:50
上場ビットコインマイナー3社の9月採掘量、2社が前月比4〜11%減
仮想通貨ビットコイン採掘企業3社が9月の実績を報告。クリーンスパークとビットフフが前月比で減少し、カナーンは横ばいだった。データセンターや排熱利用などの進捗も述べた。
09:54
MSCI新ルール決定、メタプラネットなどビットコイン保有企業の指数除外可能性高まる
米指数算出大手MSCIが非事業会社をグローバル指数の採用対象外とする新基準の導入を発表した。5つの財務比率で判定し、11月30日に発効する。ビットコイン保有企業ストラテジーやメタプラネットへの影響と判定方法を整理する。
09:00
レジャー、新端末「Ledger Atom」発表 不正装置対策も計画
仮想通貨ウォレット大手レジャーは、新デバイスLedger Atomを発表。2027年夏にローンチしたり、不正装置対策を講じたりする計画を説明した。
10/15 木曜日
16:28
ドル建てステーブルコインUSDC払い可能な「Slash Card」一般公開へ
Slash Visionは15日、アプリ「Slash App」を正式リリースし、USDCで決済できるVisaカード「Slash Card」を一般公開した。事前登録制を終え、誰でもアプリから申し込める。運転免許証による本人確認にも対応した。
14:30
ビットコイン相場が膠着状態、8万ドルが重要な分岐点に=Glassnode分析
オンチェーン分析企業Glassnodeは、ビットコインが上値の売り圧力と下値の厚いサポートに挟まれた膠着状態にあると分析した。ETFの売り再開も影響し、8万ドルが重要な分岐点となるとみる。
14:00
ステーブルコインUSDC、EU初の「重要な電子マネートークン(EMT)」に指定
EU当局は14日、サークル社のステーブルコインUSDCをMiCAに基づく初の「重要な電子マネートークン」に分類した。準備資産や流動性などの直接監督権限がEUに移る。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧