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2万ドル最終関門のビットコイン再攻勢へ、第2位のイーサリアムも高値窺う

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場とBTC(ビットコイン)

暗号資産(仮想通貨)市場が堅調だ。ビットコインに次ぐ時価総額2位のイーサリアム価格も6万円を回復するなど、再び年初来高値更新をうかがう展開を見せている。

仮想通貨のオンチェーンデータ分析サイトSantimentによれば、イーサリアムの1日あたりの新規アドレス発行量が177,520に達した。これは過去35ヶ月で最大の数値である。

Santimentのデータでは、2年前の氷河期には、1日あたりの新規アドレス発行量は25,000〜40,00程度まで落ち込んでいた時期もある。

銀行のようなサードパーティを必要とせず、ピアツーピアの金融取引を実現するDeFi(分散型金融)分野は今年6月以降、ガバナンストークンCOMPを無料配布したCompundや最大手DEX(分散型取引所)のUniSwap台頭により、投機マネーが殺到した。

しかし、DeFi領域は一過性のブームで終わらなかった。やがて新たな投資手段として、高騰の火付け役となった「イールドファーミング(Yield Farming)」、及び流動性マイニングの在り方などが定着。主にイーサリアム上に構築されたERC-20トークンで構成されていることから、イーサリアム市場にも強い追い風が吹いた。

イールドファーミングとは、DeFi分野の様々なプロトコルで高い利回りを求め、デジタル資産を運用することを指しており、利回りの良いプロトコルを効率的に活用することで、通貨の価値上昇に加え、高い金利を得ようとする試みを指す。

DeFi相場高騰の火付け役、イールドファーミングでは何が起こったのか|特徴と熱狂の理由を解説

世の中には、身分を証明できないなどさまざまな国家・地域事情により、銀行口座を持てなかったり、十分な金融サービスを享受できていない数多くの貧困層、及び一説には50億人規模とされる”アンバンクト(unbanked)”が存在する。

連邦預金保険公社(FDIC)の2011年全国調査によれば、世界最大の経済大国である米国ですら、1/4世帯以上(28.3%)が銀行口座を持たないか、銀行口座が不足していることを示していた。

かのTwitter社のJack Dorsey CEOは今年11月、「アフリカ・フィンテックサミット」の基調講演にて、DeFi(分散型金融)の概念およびそれによる金融包摂の機会について見解を述べた。

同氏はかねてより、ビットコインは、インターネットのネイティブ通貨になり得る存在だと主張。2019年にアフリカ訪問した際、伝統金融インフラが欠如するアフリカ大陸にて、急ピッチで進む金融デジタル化、およびフィンテック起業家の規模に感銘を受けたとして、「アフリカがビットコインの未来を握っている」と実需を示唆する言及も注目を浴びた。

イーサリアム価格が高騰する背景には、イーサリアムの次世代チェーンである”ETH2.0”のローンチと、その先のロードマップ期待も大きな影響を与えている。ステーキングのためには現物ETHを預け入れる必要があり、これにより市場に出回る供給量に対し、新たな需要が上回りやすくなる需給面改善が見込めるなど、材料には枚挙に暇がない。

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再び2万ドル迫るビットコイン(BTC)

15日の暗号資産(仮想通貨)市場。 ビットコイン(BTC)価格は、前日比+1.94%の202万円(19,500ドル)に。

19400〜19600ドルの抵抗帯は直近高値からの反落ポイントであり、売り圧力が強まっていたものの、一夜明けて落としきれず。買い意欲の旺盛さを改めて示したか。このまま揉み合いから上放れた場合、売りポジションのショートカバーを引き起こして騰勢を強めることが想定されることから、世界中で意識されている「2万ドル」の節目も射程距離と言えそうだ。

一方で、同価格帯では大口を示す”クジラ”の大規模売りも観測されていることから、一筋縄でいかないケースも起こり得る。相場の乱高下には十分注意したい。

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