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WAXブロックチェーン使用、人気格闘ゲーム「ストリートファイター」のNFT発売へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

カプコンUSAとの提携で実現

国内大手ゲーム企業カプコンの代表的な格闘ゲームである「ストリートファイター」のキャラクターがデザインされたNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)が販売されることがわかった。

NFTとは、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのことを指し、多くのNFTは「固有のデータ」を扱えるようにするため、時価総額2位の仮想通貨(暗号資産)イーサリアム基盤の「ERC-721」という共通規格をもとに作られている。今回のケースでは、ゲームアイテムのトレードに特化した「WAXブロックチェーン」が使用されている。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

今回、dApps(分散型アプリケーション)プラットフォームを提供するWAX.ioと、米カリフォルニア州の米国法人「カプコンUSA」が提携し、ストリートファイターの登場キャラクターをデジタル資産化したNFTが発売される。

WAX.io

NFTは、デジタルカードとして使えると同時に、複製や改ざんすることができないという特徴を持つため、その価値や真贋性(本物である)が保たれるという特徴を有している。複製や改変など、現物のカードで防ぐことの難しい課題をデジタルで解決する仕組みには、「ブロックチェーン」と呼ばれる仮想通貨にも用いられる技術が使用されている。

この仕様により販売されるストリートファイターの限定カード(NFT)は、何かしらの手段で入手したり購入することで「自己保有資産」となるため、売却や交換などプレイヤー間で取引することも自由だ。ユーザーはビルドカードと呼ばれるカードパックを購入し、2枚のカードを組み合わせることで新しいカードをアンロックすることが可能となる。

合成の際に「パワースコア」が5に達すると、6つのレアリティのいずれかで特別なクラスカードがアンロックされるほか、合成に使ったビルドカードは使用時にバーン(焼却)されるため、カードの市場流通量を限定して希少性を引き上げることになる。めったに入手できないレジェンダリやウルトラレアなど希少価値の高いレアカードは高騰する可能性もある。

WAX.io

WAXのブロックチェーンにカード情報はすべて記録されるため、取引で入手したカードは、どのようなユーザーが保有していたのか履歴を辿ることも可能だ。その他にも、キャラクター名、カードの発行日付、レア度といった情報がまとめて記録されるため、著名人や有名なプロゲーマーが保有していたカードなどには「プレミア」が付くといった楽しみ方も実現しうる。

公式サイトでは、eスポーツ化して国内外で人気を博すシリーズ最新作である「ストリートファイターⅤ」とのコラボであることが確認できる。過去作のNFTが発売されるかは、現時点では明らかでない。

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