はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインの価格が4月~6月に反発すると予想される3つの理由

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの価格上昇に寄与する3つの要素
2018年は、ビットコインにとって厳しい幕開けとなりました。1月上旬からビットコインの価格は下落を続け、4/6現在でその価格は70万強と低迷を続けています。しかし、多くの有識者は、4月以降にビットコインの価格下落が終わり、再び上昇しはじめるだろうとの見方を示しています。

ビットコイン価格上昇の3つの理由とは

2018年はビットコインにとっては先行きの怪しいスタートでしたが、いよいよ価格回復の見込みが出てきたようです。

第一四半期には時価総額を1190億ドルまで下げ、規制機関の圧力や市場の厳しい評価に晒されました。

しかしその苦しい時期を脱し、ようやく第二四半期での価格回復の準備が整ったようです。

CNBCのBrian Kelly氏とCCNはこの価格回復のために重要なポイントとして以下の項目を挙げています。

アメリカの確定申告がほぼ終了

12月のビットコイン価格の好調で利益を得た投資家たちは、今現在、確定申告で国に支払いをする必要があり、3月に売り圧力が高まったのはそのせいです。

Kelly氏は、3月の売却の集中には確定申告以外にテレグラムICOへの投資家の移行も関係していたとした上で、以下のように述べています。

3月に起きた確定申告関連の売却は長くともあと1週間ほどで終わりを迎えるでしょう。

コインチェックの買収が完了

4/6、マネックスグループがコインチェックを買収し、完全子会社化することを発表しました。

コインチェックがマネックスの完全子会社化を公式発表|本日16時より記者会見
コインチェックがマネックスの完全子会社化となることを公式発表しました。16時より詳細内容が記者会見において発表される予定です。また、麻生金融相が、仮想通貨交換業のみなし業者への行政処分についても、本日発表します。

マネックスグループはアメリカに拠点を置くトレードステーションの親会社でもあります。

BK Capital Management CEOのBrian Kelly氏はCNBCに対し以下のようにコメントしました。

今回の買収によってしっかりと管理された日本の上場企業下に取引所が置かれるという状況が生まれ、この事が仮想通貨の信用を大きく引き上げることになるでしょう。

歴史はビットコインに味方

価格の下落中に買おうとしている場合でもない限り、3月はビットコイン投資家たちにとって堪え難い時期となりました。

しかしたとえ一時的に価格下落に苦しんだとしても、ビットコインにとっては予定外のことではありません

歴史的に見れば、毎年3月はビットコインの価格が落ち込むもので、一方喜ばしいことに4月は価格も回復し、ビットコインの取引に最適な時期になるというのが常です。

2013年時点のFundstrat社のデータでは以下のように述べられています。

過去7年のうち、3月に価格が落ち込んだ年は6年あり、4月に価格が上昇した年は5年あります。

さらなる追い風

ビットコインはますます追い風を受けていると言えます。

これまでに挙げた3つの要因の実現が直近に差し迫っていますが、他にも好調をもたらす要因はあります。

ビットコインをとりまく世界市場は、価格の不安定さを取り除くべく、きちんとした規制体制の具体化を待ち望んでいるということもその一例です。

そのような動きが進めば仮想通貨市場がさらに飛躍するのは間違い無いでしょう。

3 Reasons Why Bitcoin Price Will Rebound in Q2 2018

APRIL 05, 2018 21:06

参考記事はこちらから
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/01 土曜日
13:50
ステーブルコイン覇権争い激化 テザーが過去最高益、USDCは機関投資家採用加速
ステーブルコイン最大手テザーが2025年第3四半期報告書を公表し年初来利益が100億ドルを超えたことを明らかにした。米国債保有額は1350億ドルに達し国別ランキング17位相当。
13:20
仮想通貨市場の現状、センチメント冷え込み=CryptoQuant分析
CryptoQuantがビットコインとイーサリアムの週間市場レポートで投資家の慎重姿勢を指摘した。現物ETFや先物ベーシスなどの指標から市場のセンチメントが冷え込んでいると述べる。
10:20
イオレがSBI VCトレードと提携、ビットコイントレジャリー事業強化へ
イオレがSBI VCトレードと提携し、法人向けサービスを活用したビットコイン取引・保管・運用を開始した。Neo Crypto Bank構想の実現に向けSBIグループとの初の具体的連携となる。
09:50
チェンジHD、JPYCで地方創生へ ふるさと納税・インバウンド決済に円ステーブルコイン導入検討
チェンジホールディングスが日本円ステーブルコインJPYCを活用した地方創生に着手する。「ふるさとチョイス」での決済導入検討やインバウンド事業での実証実験を計画している。
09:20
欧州中央銀行がデジタルユーロ開発加速、2029年導入目指す
欧州中央銀行が中央銀行デジタル通貨(CBDC)デジタルユーロの開発を次段階に進めることを決定した。2027年にパイロット実験を開始し、2029年の正式導入を目指す。
07:40
ビットコイン、サトシ・ナカモト執筆のホワイトペーパー公開から17周年に
仮想通貨ビットコインは10月31日、ホワイトペーパー公開から17周年を迎えた。SNSでは祝福の声が投稿されており、コインベースのCEOは、1つのPDFが世界を変えたとコメントしている。
07:30
米連邦控訴裁、仮想通貨銀行カストディアのマスターアカウント請求認めず
米連邦控訴裁判所が仮想通貨銀行カストディアに対するFRBのマスターアカウント拒否を支持した。裁判所はFRBがアクセスを認めるかどうかの裁量を持つと判断し、地方裁判所の判決を支持した。
06:45
コインベースが民主党議員の政治献金批判に反論 、「中立的活動」と主張
仮想通貨取引所コインベースが民主党マーフィー上院議員からの政治献金批判に公開反論した。同社幹部は仮想通貨業界PAC活動が非党派的で企業献金は歴代政権で標準的慣行だったと説明。
06:10
ストラテジーのセイラー会長、ビットコイン企業買収に消極姿勢
ストラテジーのセイラー会長が他のBTCトレジャリー企業の買収に関心がないことを明らかにした。不確実性が多く時間がかかることを理由に挙げ、デジタルクレジット販売とビットコイン購入に注力する方針だ。
05:45
カナン、日本の電力会社と契約 ビットコインマイニングで送電網安定化図る
BTC採掘機器メーカーカナンが日本の大手地域電力会社とマイニングサーバー販売契約を締結した。水冷式アバロンサーバーで送電網バランシングとエネルギー効率最適化を実現し、2025年末に稼働開始する予定だ。
10/31 金曜日
18:45
American Bitcoin CEOが語る、環境配慮型マイニングの未来|独占インタビュー
American BitcoinのMichael Ho CEO独占インタビュー。ビットコインマイニングの60%以上が再生可能エネルギー由来という実態や、トランプファミリーとのビジネス関係、日本市場への期待について詳しく聞く。
18:41
万博ウォレットがリニューアル、JPYC対応開始&総額1億円配布へ
EXPO2025デジタルウォレットが「HashPort Wallet」としてリニューアル。JPYC対応を開始し、総額1億円プレゼントキャンペーンを開催。Ethereum・Polygon対応も。
18:33
SBIホールディングスが上半期で過去最高益 暗号資産事業は堅調・Web3戦略を本格化
暗号資産事業も堅調 SBIホールディングス株式会社(東証プライム:8473)が31日に発表した2026年3月期第2四半期(2025年4〜9月)連結決算は、純利益が前年同期比3….
16:59
ゲーム会社gumi、子会社で予測市場サービスの事業化を検討
gumiが子会社gC Labsで予測市場サービスの事業化検討を開始。AIとブロックチェーンを活用し、政治・経済・エンタメなど幅広いテーマで集合知を生成。海外で急成長するPolymarketを参考に、日本での新市場創出を目指す。
16:53
金融庁、ビットコインなど暗号資産ETF関連デリバティブの国内提供を「望ましくない」と牽制
金融庁は31日、海外で組成された暗号資産(仮想通貨)ETFを原資産とするデリバティブ商品の取扱いについて「望ましくない」との見解を表明した。IG証券が開始したブラックロックのビットコイン・イーサリアムETFのCFD取引が背景とみられる。国内では暗号資産ETFの制度整備が進行中で、税制面の不透明さも課題となっている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧