CoinPostで今最も読まれています

万全のセキュリティ体制|仮想通貨取引所TAOTAOの特徴とおすすめポイントを紹介

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)取引所を選ぶ基準としては様々な要素が挙げられますが、安心して取引できる環境を求める方は多いのではないでしょうか。特に、仮想通貨市場では以前までハッキングが頻繁に横行していたことや、言語や金融リテラシーなど、懸念点は多数考えられます。しかし、本稿で解説するTAOTAOは、セキュリティ対策や手厚いサポートにおいて定評がある仮想通貨取引所です。

目次
  1. TAOTAOの運用会社の概要と取引所の特徴
  2. 3つのセキュリティ対策
  3. 各種手数料は無料
  4. 少額で利益を狙うレバレッジ取引
  5. 利便性が高いアプリ設計
  6. 初心者でも安心して取引できるTAOTAO

1.TAOTAOの運用会社の概要と取引所の特徴

TAOTAOは、2017年に設立されたTaoTao株式会社が運営する、仮想通貨取引所です。SBIグループの傘下に位置するためブランド力や知名度は高いですが、取引所はどのような特徴を持ち運営されているのかについて、細かく解説していきます。

1-1 TAOTAOの運営企業

同社は元々、ヤフーグループであるZコーポレーションの完全子会社でしたが、2020年10月にSBIグループのSBIリクイディティ・マーケット(SBILM)に株式が100%譲渡されたことにより、SBI傘下となった際は話題になりました。

各種メディアにも露出しているため、仮想通貨自体の知名度拡大や取引所のハッキング事件などによる未だ拭い切れない負のイメージの払拭に繋がることも期待できそうです。

取引所としては、関東財務局長より完備された暗号資産交換業者であることを証明する金融ライセンス(第00011号)が登録されており、信用性も十分と言えるでしょう。

また、SBIホールディングスはTAOTAOだけでなく、100%子会社であるSBI VCトレード株式会社が仮想通貨取引所SBI VC トレードを運営していることから、2つの仮想通貨取引所を傘下に収めていることになります。

2021年9月、TaoTao株式会社とSBI VCトレード株式会社は、2021年12月1日に合併することを決議したと発表。これにより、TaoTao株式会社を存続会社とする吸収合併が行われます。

ただし、各社が提供するTAOTAOおよびSBI VCトレードは、合併後も継続してサービスを提供するとしています。

関連:仮想通貨取引所TAOTAOがSBI傘下に

関連:SBIHD傘下の暗号資産交換業者、SBI VCトレードとTAOTAOが合併へ

1-2取引所の基本スペック

各種特徴 現物取引 レバレッジ取引
取扱い暗号資産
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • XRP(リップル)
  • ビットキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • 最小取引単位
  • BTC:0.001BTC
  • ETH:0.01ETH
  • BTC:0.001BTC
  • ETH:0.01ETH
  • XRP:100XRP
  • BCH:0.1BCH
  • LTC:1LTC
  • 最大取引単位
  • BTC:2BTC
  • ETH: 40ETH
  • BTC:10BTC
  • ETH:40ETH
  • XRP:30,000XRP
  • BCH:10BCH
  • LTC: 100LTC
  • 保有上限
  • BTC:100BTC
  • ETH:1,500ETH
  • BTC:100BTC
  • ETH:1,500ETH
  • XRP:1,500,000XRP
  • BCH:700BCH
  • LTC:6,000LTC
  • 注文方法
  • PC版取引ツール:ストリーミング注文、指値注文、逆指値注 文、OCO
  • スマートフォンアプリ:いますぐ注文(ストリーミング注文)、予約注文(指値注文、逆指値注文)
  • PC版取引ツール:ストリーミング注文、指値注文、逆指値注文、OCO、IFD、IFO、FIFO、注文一括決済、クイック決済
  • スマートフォンアプリ:いますぐ注文(ストリーミング注文)、予約注文(指値注文、逆指値注文)、OCO(決済注文のみ)、IFD、IFO
  • 取引手数料 無料(※取引時スプレッドは発生する)
    取引時間 365日24時間(※メンテナンス時間を除く)

    2.3つのセキュリティ対策

    取引所の運営において、セキュリティ対策は非常に重要です。

    もし取引所がハッキング被害にあったら、その取引所でユーザーが預けた資産が流出してしまうばかりではありません。仮想通貨全体に対する信用が損なわれ、価格が下落し、全ての仮想通貨投資家に被害が波及してしまいます。

    しかし、TAOTAOでは3つの観点からセキュリティ対策を実践しており、顧客資産を安全に保管するため注力しています。

    2-1 コールドウォレットによる管理

    ウォレットには、ホットウォレットとコールドウォレットの2種類があります。

    ホットウォレットは、インターネットに接続されている状態にあります。そのため、仮想通貨の送付がスムーズに行える反面、常にサイバーアタックなどによる不正アクセスの危険にさらされています。

    対する、コールドウォレットは、インターネットから隔離されたウォレットを指します。利便性と引き換えに、不正アクセスの危険性が少ない状態で管理されます。

    TAOTAOでは、顧客の資産をコールドウォレットに保存することで、安全性を担保しています

    2-2 マルチシグの採用

    マルチシグとは、仮想通貨取引で使用される秘密鍵をいくつかに分割し、それぞれを別々に保管する対策のことです。

    分割した秘密鍵をすべて揃えなければ秘密鍵として機能しないため、どれかひとつ奪われたとしても安全性が損なわれません。さらに、プラットフォームの設計上、2つ以上の鍵を同時に奪うことは難しいとされており、ハッキング被害による資産漏洩も起こりにくいと言えるでしょう。

    TAOTAOでもセキュリティ対策の一環としてマルチシグを採用しており、不正な出金を未然に防ぐ取り組みをしています。

    2-3 最先端セキュリティ技術の導入

    TAOTAOでは、サイバー攻撃から利用者の資産や自社の資産を守る「WAF(ウェブアプリケーション・ファイアーフォール)」というアプリケーションを実装しています。外部から侵入しようとする通信をフィルタリングしブロックすることで、IPアドレスや個人情報などの流失も防いでいます。

    また、24時間365日セキュリティシステムの監視・運用を行う「マネージドセキュリティサービス for Incapsula」も導入しています。ソフトバンクグループが提供する最先端技術を取り入れるなど、セキュリティ対策にはかなり力を入れていると言えるでしょう。

    3.各種手数料は無料

    仮想通貨取引では入出金、現物取引などで各種手数料が発生する場合があります。しかし、TAOTAOで取引を行う場合、そのようなそれらの手数料は発生しません。

    つまり、手数料を気にすることなく資金の入出金や取引が可能です。

    また、レバレッジ取引においてはマイナス手数料を採用しており、同社が毎日算出している手数料率がマイナスになった場合には、その手数料率が利用者に還元されます(手数料率がプラスになった場合には利用者負担)。

    関連:仮想通貨(ビットコイン)取引はいくらから?

    4.少額で利益を狙うレバレッジ取引

    TAOTAOでは現時点で(2021年4月)、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、XRP(リップル)、LTC(ライトコイン)の5種類の銘柄を取り扱っていますが、これら全ての銘柄においてレバレッジ取引ができます。

    レバレッジ取引とは、元手の資金を担保に数倍の取引が可能です。仮想通貨取引において、レバレッジは最大2倍までかけることができ、少額な資金しか持ち合わせていなかったとしても、元本に対して大きな利益を狙えます。

    また、主要5通貨を取引できることもあり、TAOTAOはレバレッジ取引を希望するユーザー向けの取引所であると言えます。

    関連:【ビットコイン】資産運用のためのレバレッジ取引

    5.利便性が高いアプリ設計

    出典元:TAOTAO

    初心者の方の中には金融資産への投資、投機が初めてであり、取引情報をインターネット上で確認することに抵抗がある方も多いでしょう。しかし、TAOTAOは利便性に優れたPC、スマートフォン用のアプリケーションを用意しています。

  • 現在の損益状況を一目で把握
  • スマートなデザインと日本語サポート
  • わかりやすさを追求した操作画面
  • 投資初心者の方でも扱いやすいデザインになっており、取引におけるストレスもかなり軽減できるでしょう。また、不明点がある場合、24時間対応のカスタマーサポートにて問い合わせることも可能です。

    TAOTAOは、安心して取引できる環境を提供している取引所とも言えるでしょう。

    関連:仮想通貨の経済指標カレンダー、暗号資産取引所TAOTAOのアプリで配信開始

    6.初心者でも安心して取引できるTAOTAO

    本記事では、SBIグループ傘下の仮想通貨取引所であるTAOTAOの特徴について解説しました。TAOTAOは3つの対策により強固なセキュリティを強みとし、初心者でも安心して取引できる環境を提供しています。

    各種手数料が無料なことや主要通貨でレバレッジ取引できることも強みであり、少額の資金で取引を始められるのもおすすめポイントです。また、利便性の高いアプリを利用すれば、ストレスなく取引できます。

    他の取引所と比べても初心者向けのサービスは多く、投資初心者でも参入可能な取引所と言えるでしょう。

    CoinPost App DL
    注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
    07/27 土曜日
    08:10
    マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
    イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
    07:35
    BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
    仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
    07:05
    野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
    野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
    06:40
    米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
    仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
    06:20
    ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
    ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
    07/26 金曜日
    17:10
    「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
    トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
    17:10
    ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
    ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
    15:13
    ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
    株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
    14:43
    Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
    Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
    14:15
    カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
    PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
    12:55
    アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
    ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
    12:14
    仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
    昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
    11:00
    トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
    トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
    10:30
    BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
    仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
    10:00
    ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
    主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

    通貨データ

    グローバル情報
    一覧
    プロジェクト
    アナウンス
    上場/ペア