はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「ビットコインのトレンド転換は、最短で21年9月頃」弱気相場のサイクルについて中国大手マイナーが見解

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Jiang Zhuoer氏が弱気相場の訪れる時期を推測

中国最大手の暗号資産(仮想通貨)マイナーの一人、Jiang Zhuoer氏がビットコイン(BTC)の弱気相場がいつ訪れるかについて見解を披露した。中国の仮想通貨ジャーナリストWu Blockchain氏が伝えた。

Zhuoer氏によれば、「最短で21年9月頃、遅くとも22年6月頃よりトレンド転換する可能性がある。」と指摘した。一方、Wu Blockchain氏は、機関投資家の仮想通貨への関わり次第では、より楽観的な見方ができるかもしれないと付け加えている。

Jiang Zhuoer氏は、幾つかの観点から見て、ビットコイン市場の成長が2021年の秋に減速し始める可能性があるとする。Wu Blockchain氏は、中国のブロックチェーン企業の幹部達からも同様の意見を聞いていたと報告した。

理由としては、新型コロナ禍で停滞していた経済が、ワクチンの普及や米国の金融政策によって回復が顕著になった場合、ビットコインなど代替資産としてみられるものから、従来型の金融資産に転向する可能性があるとみている。

大企業のビットコイン購入事例

一方で、ビットコインやイーサリアム(ETH)を購入する大企業がこの先も続いた場合、強気相場がより長い期間、あるいは次の半減期の時期まで続くとする意見も挙がっているという。

今年2月には、テスラ社が15億ドル(約1,600億円)以上ものビットコインを購入していたことを明らかにした。

関連企業のビットコイン購入、テスラ社に追随するか 専門家の意見は?

ビットコインを大量保有するテスラ社やマイクロストラテジー社は、米ドルの「インフレヘッジ手段」としてビットコインを大量保有しており、むしろ経済回復後の物価上昇・インフレ局面でこそ、代替資産としての真価を発揮するものと思われるからだ。

3月始めには、香港証券取引所に上場する中国企業「Meitu(美図)」が計約43億円相当のビットコインとイーサリアムを購入。17日に買い増しを行ったことを発表しており、同社が財務資産として投資した仮想通貨は9,000万ドル(約98億円)相当に達した。

関連香港上場の中国企業Meitu、ビットコインとイーサリアムを買い増し

仮想通貨への関心は継続中

米大手金融機関ゴールドマン・サックスは3月、ヘッジファンドマネージャーや保険会社などを含む顧客に対して、仮想通貨に関する調査を実施。280件の回答を得て、結果を発表している。

これによると、顧客の40%が、すでに何らかの形で仮想通貨の価格変動に影響を受ける投資を行っていることが明らかになった。

3分の1以上が、仮想通貨に投資を行う上では、規制問題が最大のハードルだと回答している。また過半数が、企業による購入などのニュースがビットコイン価格の上昇につながっているとした。

仮想通貨への関心が高まる中、ゴールドマンサックスが、2018年に閉鎖していた仮想通貨の取引デスク再開を行う予定との報道もなされている。

関連ゴールドマンサックス、ビットコイン先物取引を再開へ=報道

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/17 日曜日
19:37
金融庁、日本円建てステーブルコイン「JPYC」承認へ=日本経済新聞
金融庁が国内初の円建てステーブルコイン「JPYC」を承認へ。今秋にも発行開始予定で、3年間で1兆円分の発行を目標とする。JPYC代表の岡部氏は「ステーブルコインは巨大な国債消化装置」とコメントし、日本国債市場への影響を予測。国際送金やDeFi活用に期待が集まる
14:00
今週の主要材料まとめ、ビットコイン6年以内1000万ドル到達の可能性やリップル訴訟終了発表など
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン1750万円台で方向感欠く、ジャクソンホール会議が転換点に|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)対円相場が1750万円周辺で方向感を欠く展開。米CPI下振れで利下げ期待が高まるも、PPI上振れで大幅利下げ観測が後退。来週のジャクソンホール会議とパウエルFRB議長発言が相場の鍵を握る。テクニカルサポートも豊富な現在の市況を詳しく分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|メタプラネットの大幅増益に高い関心
今週は、メタプラネットの決算発表、バリュークリエーションのビットコイン全売却、スコット・ベッセント米財務長官のビットコイン準備金に関する投稿のニュースが最も関心を集めた。
11:00
『守りの金(ゴールド) vs 攻めのビットコイン』資産配分における役割の違いを解説
相場暴落時に注目の集まりやすい金(ゴールド)とビットコインの比較を初心者にもわかるよう解説、インフレ耐性や政府の影響回避といった類似性と、安定性や価格変動要因の違いを比較、投資戦略や資産配分のポイントも提示する。
08/16 土曜日
13:45
トランプ一族支援のアメリカンビットコイン、日本・香港企業買収を検討
ドナルドJrとエリック・トランプ氏が支援する米仮想通貨マイニング企業アメリカンビットコインが、日本と香港の上場企業買収を検討中。マイケル・セイラー氏の戦略に倣い企業財務でビットコイントレジャリー企業を目指す。
13:18
仮想通貨取引所ジェミナイがIPO届出書公開 リップル社からの信用枠も設定
米仮想通貨取引所ジェミナイがナスダックへの上場申請書類を公開した。2025年上半期は純損失が拡大も、リップル社から信用枠も確保している。
11:20
ニューヨーク州議員、仮想通貨取引に0.2%課税法案を提出
ニューヨーク州議会のフィル・ステック議員が仮想通貨取引に0.2%の物品税を課す法案を提出。ビットコインやNFT取引が対象で年間1億5,800万ドルの税収を見込む。
10:15
米司法省、ランサムウェア攻撃容疑者から約4億円の仮想通貨を押収
米司法省がランサムウェア攻撃容疑者から280万ドル超の仮想通貨を押収した。トランプ大統領のビットコイン・仮想通貨準備金政策により、政府が備蓄資産に加える可能性もある。
09:50
ヒューマファイナンス、Eコマース販売者向け当日決済ソリューションを発表
ソラナ基盤のPayFiネットワークを運営するヒューマファイナンスがArf、Geoswift、PolyFlowと提携し、世界大手Eコマースプラットフォーム販売者向けの即時決済サービスを開始。
08:10
ETH財務企業ビットデジタル、25年2Qに黒字転換
ビットデジタルは2025年2Qの決算を発表。仮想通貨イーサリアムの保有量やステーキング量も報告し、今後もイーサリアムの買い増しを継続すると説明した。
07:30
DeFiデベロップメント、ソラナ保有量387億円相当に拡大
ソラナ特化型財務戦略企業DeFiデベロップメントが2200万ドルで11万SOL追加取得。総保有量142万SOLで1株あたり0.0675SOLに増加。
06:30
ビットマイン、186億円相当イーサリアムを追加取得
ETHトレジャリー企業ビットマインが過去2時間でギャラクシー・デジタルのOTCアドレスから大口ETH移転を受領。総保有量120万ETHから拡大継続。
06:00
イーサリアムトレジャリー企業シャープリンク、四半期決算で大幅赤字
仮想通貨イーサリアム財務戦略企業シャープリンク・ゲーミングが第2四半期決算で大幅赤字。ETHステーキングに関する8780万ドルの非現金減損が損失の大部分を占める。
05:35
米FRB、仮想通貨監督の特別プログラムを終了 トランプ政権の規制緩和受け
米連邦準備制度理事会が2023年開始の仮想通貨・フィンテック特別監督プログラムを終了し、通常監督へ統合。トランプ政権の規制緩和方針が牽引。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧