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前年比200倍の仮想通貨シータ(Theta)が時価総額9位まで高騰、分散型ストリーミング銘柄に高い関心

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Thetaが時価総額9位

金融市場の地合い悪化でビットコインなど仮想通貨市場が全面安となる中、分散型ストリーミング関連銘柄Theta(シータ)が逆行高。CMCの仮想通貨時価総額ランキング9位まで急浮上している。1年前の20年3月は時価総額78位だった。

Theta価格は前月比+255.6%と2倍以上と大幅上昇、前年比では200倍を超える高騰を記録した。足元の過熱感が非常に強く、急反落リスクも否めない点には注意が必要だが、異例の躍進と言えるだろう。

出典:CoinGecko

Theta Networkは、動画の配信プラットフォーム(THETA.tv)を提供し、MGM、LionsgateやNASAなどのコンテンツを配信。ネットワークを維持するため、ThetaトークンをノードにステーキングするというPoS系の仕組みを整える。

好調の背景

高騰の背景として主に材料視されている要因は、以下の3つとみられる。

  • 4つのファンドが計100億円相当のThetaをステーキング
  • LINEブロックチェーン上で日本向けに配信提供を開始
  • 米グレースケールがTHETAの投資信託を検討
  • メインネット3.0

24日の発表で、Sierra Ventures、Heuristic Capital、VR Fund、GFR Fundが合計で計100億円(1億ドル)相当のThetaを「エンタープライズバリデータノード」にステーキングしていることがわかった。発表によると、これらのファンドの合計運用資産額は約2,200億円を超えている。

また最大手コミュニケーションアプリLINEとの提携について今月9日、LINEブロックチェーン上で日本ユーザー向けにコンテンツサービスの提供を開始。国内のAndroidユーザーは、Google Play Storeからダウンロードできるようになった経緯がある。

国内企業のgumi Cryptosが仮想通貨ファンドとしてThetaへの投資を行いガバナンスに参加した事例もあるなど、Thetaは日本市場にも関連がある。

関連:LINEの仮想通貨LINK(LN)、Theta NetworkのdApps活用でトークン取得可能に

2月末には、米最大手仮想通貨投資企業グレースケールが、Thetaを含む23銘柄の仮想通貨投資信託を検討していると発表。3月18日に5銘柄を新たに提供することに至ったことから、Thetaへも思惑が向かったものと思われる。

さらに、4月21日には『メインネット3.0』のローンチを控えている。新たなメインネットでは、ガストークンTFuelのエコシステムが実装され、TFuelのステーキング(Elite Edge Node)やバーンなどの仕組みが導入される。

*追記:3月25日に、Theta Labsはメインネット3.0のローンチ予定日だった4月21日を6月30日に変更すると発表。また、「Theta NFTマーケットプレイス」の開発にコミットし、イーサリアムやその他のネットワークとのクロスチェーンブリッジの開発にも取り組む計画を明かした。

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