Symbol基盤のNFTプラットフォーム誕生へ
暗号資産(仮想通貨)ネム(XEM)の新ブロックチェーンSymbolを活用し、NFT(非代替性トークン)を売買できる分散型プラットフォーム「NEMBER ART」の開発が進められている。
新たに誕生した新通貨Symbol(XYM)でNFTのアート作品を売買できるプラットフォームで、来週にもテストネットがローンチされる予定。多くの地域で利用できるようにするため、他言語に対応したサービスを行う。
@nember_art will publish a TESTNET version for everyone early next week 🚀
— Peersyst Technology (@peersyst) March 25, 2021
🪙Buy / Sell art with $XYM
As always, we would like to make available for all regions so we will publish the text files and include all languages we can get.
🇯🇵🇷🇺🇪🇸🇰🇷🇮🇹🇫🇷🇬🇧🇨🇳 pic.twitter.com/Smax1slXY3
NEMBER ARTを開発したのはブロックチェーン企業Peersyst Technology。同社は、企業や組織(System Integrater:SI)がSymbolのブロックチェーンを活用したサービスを提供することで、ビジネスを発展させられるようにサポートを受けられるプログラム「Symbol SIパートナープログラム」に参加している。
昨年には、他社と協業してSymbolのプロトコルを利用し、スペインで廃棄物の追跡に取り組むプロジェクトを発表した。
関連:「スペインの廃棄物トレーサビリティ」仮想通貨NEM、Symbol使用のアプリ開発へ
Peersyst Technologyは今回のNFTプラットフォームを開発した理由について、以下のように説明している。
NFTは最近大きな影響力を持つようになっている。またネムのコミュニティはアートに対する関心が高い。
Symbolのブロックチェーンを活用した開発は非常に簡単で、速く作業を行える。
関連:仮想通貨シンボル(XYM)とは|初心者でもわかる重要ポイントと将来性
ネムとアート
ネムコミュニティのアートに関連する取り組みで最近注目を集めた活動には、NEM技術普及推進会NEMTUS(ネムタス)が行った「桜繋ぎ」がある。
これは「東日本大震災復興支援寄付プロジェクト」にネムが募金されるごとに、徐々に桜の花が咲いていき、1000XEM貯まるごとに満開になるというブロックチェーンアート。
この取り組みの一環として行われた揮毫(きごう)イベントは、福島民報の朝刊に掲載された。
【NEM+新聞の朝刊に掲載されました🌸】
— NEMTUS Official (@NemtusOfficial) March 22, 2021
昨日の復興支援「揮毫」イベントが、福島民報様の朝刊に掲載されました。
NEMをさらに世の中へ広めてまいります。よろしくお願いいたします。#311NEMdonation #NEM #NEMTUS pic.twitter.com/aH2gqzXdWS