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LINE、NFTマーケットプレイスの提供開始 決済は仮想通貨LINK

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「NFTマーケットβ」

チャットアプリ大手LINEがNFTマーケットプレイスを開始する。子会社であるLVC株式会社は30日、暗号資産(仮想通貨)取引所LINE BITMAX内で利用できるウォレット「LINE BITMAX Wallet」において、NFT(非代替性トークン)マーケットプレイス「NFTマーケットβ」を提供開始したことを発表した。

LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を基盤とし、取引手数料無料でNFTアイテムの取引ができるマーケットプレイスだ。

関連:非代替性トークンNFTとは|主な特徴と将来性を解説

LINEブロックチェーンを使用

今回ローンチされたベータ版では、LVCが本サービス用に提供するNFTのみ出品・購入することができ、利用時の「コンテンツ料(利用料)」は無料。

イーサリアムなどのブロックチェーンではガス代(ネットワーク手数料)が発生するが、LINEブロックチェーンでは手数料がかからないことを強調している。また、本サービス内での決済にはLINEの独自仮想通貨LINK(LN)を利用することになる。

本サービスは9日の時点で提供予定であることが発表されていたが、その際は以下のように説明された。

「LINE Blockchain」上で発行されたNFTの二次流通市場を構築することで、ユーザー間での取引の中でNFTの付加価値が高まっていく場を提供し、エコシステム内で流通する価値の最大化を目指します。

LINE Blockchainは20年8月にブロックチェーンサービス開発プラットフォームである「LINE Blockchain Developers」を発表。専門知識がなくても簡単にLINE Blockchain上でNFTなどのトークンを発行しサービスを構築できるサービスであると説明している。

また、LINE BITMAX Walletでは、ユーザーは、LINE Blockchain上で発行されたNFTを含むデジタル資産をLINEアカウントだけで秘密鍵を持つことなく管理することができ、手軽にLINEの友だちと送りあうこともできるという。

このように、LINE Blockchainは以前からNFT発行のプラットフォームやNFTの管理ができるウォレットを提供してきたが、今回のマーケットプレイスのローンチにより、さらなるエコシステム拡大を狙っている。

関連:LINEがNFTマーケットプレイスを提供へ、BITMAXウォレット内で売買可能に

LINKとは

LINKは、LINE Token Economy構想において、インセンティブ設計としての利用を目的とした独自トークンだ。LINE Blockchainで構築するdAppsなどの様々なサービスで利用できるなど、LINEが構想するトークンエコノミーのインセンティブ設計を支える。

LINKのユースケースとしては、NFTの発行やNFTゲーム等の開発で、イーサリアム等の他チェーンからLINE Blockchainへと乗り換える事例も散見される。

また、過去にはキャッシュレス決済の「LINE Pay」とも連携し、指定店舗で決済を行うことで、LINKに交換できるクーポンを配信するなどの取り組みも行っている。

LINEブロックチェーンが4月に発表した「LINE Blockchain 2021 Plans」と題するプロジェクト計画では、NFTについて「ユーザーにブロックチェーン基盤の新しい取引経験を提供し、LINKの循環を促進しようと考えている」としていることから、今回のマーケットプレイスのローンチもこの計画の一環であると言える。

関連:LINEブロックチェーン、21年のプロジェクト計画を発表

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