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NFT関連企業Dapper Labs、自律分散型組織(DAO)特化の新部門創設へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

自律分散型組織(DAO)特化の新部門

暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン関連企業「Dapper Labs」は4日、IT業界のスタートアップ「Brud」を買収したことを発表した。

これから協力して、自律分散型組織(DAO)に特化した部門「Dapper Collectives」を創設するという。Dapper Labsが開発したブロックチェーン「Flow Blockchain」上にDAOを作り、メインストリームで普及させることをミッションにする。なお、買収額は明かされていない。

DAOとは

自律的に機能する分散型組織を指す。一般的な企業などとは違い、経営者のような中央管理者が存在せず、参加メンバーやアルゴリズムによって運営・管理が行われる。

▶️仮想通貨用語集

Dapper Labsは、エンターテインメントに特化したFlow Blockchainの開発・運用以外にも、キャラクター育成ゲーム「CryptoKitties」やトレーディングカードゲーム「NBA Top Shot」を手掛けたことでも知られ、NFT領域を牽引している企業である。

関連:大企業の関心集める「NFT」の魅力とは|主な特徴と将来性を解説

Brudは、デジタルキャラクター等を開発していたスタートアップ。「Lil Miquela」というキャラクターを制作したことでよく知られている。Lil Miquelaは、インスタグラムで306万超のフォロワーがいるヴァーチャルインフルエンサーだ。

2016年の創設以降、Brudは2,700万ドル(約30億円)超の資金調達に成功しており、SequoiaやSpark Capitalらのベンチャーキャピタルから出資を受けた。Dapper LabsはCryptoKittiesよりも前から、Brudの共同創設者Trevor McFedries氏らが、ヴァーチャルインフルエンサーやメタバース(仮想空間)の開発に取り組んでいることに注目してきたという。

最高経営責任者(CEO)をMcFedries氏が務めるDapper Collectivesは、主に以下のような事業を行うとした。

  • 他のメインストリームのコミュニティが、Flow Blockchain上で所有権やガバナンスを分散化できるように、オープンソースのツールを開発する。
  • Web2.0の企業が事業を分散化できるように、トークン発行や技術の面でサポートする。
  • Lil Miquelaに関連するものなど、コミュニティの所有権や収集品を、Dapper Labsのプロダクトに統合する。

McFedries氏は、イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上に構築されたDAO「Friends With Benefits(FWB)」の創設にも携わっており、Dapper Labsは、こういった他の取り組みにも感銘を受けたと説明。Friends With Benefitsは、参加に仮想通貨「FWB」が必要な、アーティストや思想家らが参加しているコミュニティだ。

Dapper Labsは、「今後、ブロックチェーン技術が可能にするユースケースの新たな波は、分散型の組織が支える」との見方を示している。

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