はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨 コムサ(COMSA)とは?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

日本発ICOプラットフォーム
取引所Zaifを運営しているテックビューロー社が発表したICOソリューションです。
企業とICOを繋ぐためのトークン
COMSAは既存のビジネスXEM、ETH、BTCのパブリックブロックチェーンをつなげることを目的としている。
上場企業がICOに参加を表明
COMSAのICOに東証二部の㈱プレミアムウォーターホールディングスがすでに参加を表明している。

COMSAの概要

ホームページURL https://comsa.io/ja/
発行トークン略称 CMS
ICO時のトークン価格 1USD=1CMSで固定
発行上限枚数 集まった金額を1USD=1CMSで計算し、総CMSの2倍
ICO上限金額 なし
購入できる通貨一覧 XEM,ETH,BTC
White paper URL https://comsa.io/ja/にPDFダウンロードページ記載あり
Telegram https://t.me/comsajapan
Slack http://comsa.herokuapp.com/
facebook https://www.facebook.com/comsaio/
twitter https://twitter.com/comsadotio

今までのIPOやICO事情

現在、海外のICO(イニシャル・コイン・オファリング)事情では、VC(ベンチャー・キャピタル)の投資額よりもICOで集めた投資額が大幅に上回っています

大きな要因として、ICOでは投資者への還元率が飛躍的に高いためです。

株のIPOでの投資額に対する還元率とくらべてみても圧倒的に違います。IPOは上場時に平均で約10%の価格上昇が見込まれますが、現段階でのICO投資は、約100%近い価格上昇が記録されています。

このため日本の企業でもICOを導入したい企業は多数存在しています。

しかし、ブロックチェーン技術に特化した専門家や技術者の不足、暗号通貨のボラティリティの大きさが障壁となり、なかなか導入することが難しいというのがICOの現状でした。

COMSAの目的

COMSAはICOの現状を解決するために、ICOによる資金調達の請負、IPOでいう株の部分にあたる「暗号通貨トークンの発行」、「参加取引所ZAIFによるトークン上場の確約」、「コントラクト実装」を実施することが最大の目的です。

そのために、テックビューロが手がける「mijinプライベートブロックチェーン」による内部勘定技術を、ICOソリューション、トークンソリューション、コントラクトソリューションとして提供しています。

ICOソリューション

ICOソリューションは、多言語でのホワイトペーパーの作成、ブロックチェーン技術導入プラン、国内外へのPR、トークンセール(売り出し)のツールといったICOの準備段階から上場にいたるまでの手順をサポートします。

またCOMSAで発行されたトークンは、今後COMSA COREを通してNEMとEthereumのブロックチェーン間で自由に行き来できるようになるため流動性が得ることができ、海外からの注目を得ることもできます。

トークンソリューション

トークンソリューションは発行するトークンを取り扱うためのZaif取引所決済ツールを提供します。

また、テックビューロが販売するプライベートブロックチェーン製品「mijin」によって、それらトークンを内部勘定で一括管理する環境を提供できます。

コントラクトソリューション

コントラクトソリューションは、Bitcoin、NEM、Ethereumのパブリックブロックチェーンと、mijinで構成する複数のプライベートブロックチェーンを連動させ、その間でトークンの整合性を保持できるサービスを提供します。

またネットワークフィーを気にせず、実社会の法定通貨建ての商取引をブロックチェーン上のコントラクトとして第三者の仲介無しに執行できるようになります。

更に別途、EtheremとNEMのブロックチェーンをまたいで利用可能なUSドルや日本円、Bitcoinとペッグしたトークンの発行と変換をサポートします。

ICO協議会を開催

テックビューロを中心として設立されたICO協議会は、あらゆる分野で活躍される実績のある人達を誘致して構成されています。

NEM.io財団の代表理事のLon Wong氏や日本テクノロジーベンチャーパートナーズ代表村口 和孝氏をはじめとした、各分野で活躍されている人達がメンバーとして参加しています。

この評議会ではCOMSAソリューションのコンサルテーションやサポート、ICOプロジェクトの誘致の他、今後のICOや同業界についての協議が行われる予定だそうです。

このように素晴らしい実績を持つ方々で構成された評議会なのでCOMSAの運営もしっかりと行ってくれると期待されています。

取引所

COMSA(CMS)トークンの売買できるのはテックビューロー社が運営するZaif取引所です。

ICOが盛り上がり、今後COMSAが話題になれば他の取引所でも上場する可能性はありますが、現在はZaif取引所以外での取引の予定はありません。

ICOトークン

2017年8月現在、COMSA(CMS)のトークンはプレセールが行われています。

実際のトークンセールの期間は2017年10月2日14:00(JST)から2017年11月6日14:00(JST)の約1ヶ月間です。(JST=日本時間)

参加できる暗号通貨はBTC(Bitcoin), ETH(Ethereum), XEM(Nem)の3種類です。

トークンセール参加者は、1USD相当の購入に対して、1CMSトークンを取得することができます。

ICO終了時のCMS上限発行枚数

ICOでの上限発行枚数は設定はありません。ICOで集まったお金を合計したものが、そのままトークン発行上限枚数になる仕組みです。

すべてUSD換算で行なった場合、1USD=1CMSで発行枚数となるため1000万USDが投資額で集まった場合、1000万CMSが発行枚数となります。

##ただ今回のICOはこれだけではなく発行枚数にここから変わった方法でトークン数が追加されます。##

トークンセール終了時、トークンセール参加者に発行されるトークン数と同数のトークンが追加発行されます。これで完全に総発行数がロックされ、その後トークンが発行されることはありません。

1000万CMSが発行上限だとするとさらに1000万CMSが追加発行され上限は2000万CMSが総発行数になります。

トークンの予定配分率

この追加発行された100%を分母として、そのうち10%がトークンセールのリフェラルボーナスとして紹介者に配布されます。

それ以外の40%は既存のテックビューロ経営陣、ステークホルダー、開発者、従業員、契約社員、そしてCOMSA ICO協議会運営に配布されます。

最後に残った50%はテックビューロが保持し、将来の開発、将来の配布、マーケティング、パートナーシップ、報酬、事業拡大などにあてがわれる予定です。

  • 5% → COMSAのICO紹介者へのボーナスとして配分
  • 20% → テックビューロの社員やCOMSA関係者などに配分
  • 25% → テックビューロが保有しCOMSAやzaif等の運営開発費等に利用

しかしこの追加発行によって、トークンの価値がICOでの購入時の価値に比べて、半分になるのではないかと懸念されています。

大量購入者への特別ボーナスも

10万ドル相当以上の暗号通貨を以てCMSのトークンセールを希望する者は、個別に20%ボーナス付きのプレセールに参加することができます。プレセールにはBTC、ETH、XEMによる払込が可能です。

希望者は こちら からCOMSAマネージメントに連絡することができます。

プレセールは上記3通貨でのICO投資になりますが、20%というお得な内容になっているため10万ドル以上の大きい金額の投資をされる方にはおすすめの内容になっています。

紹介者ボーナス獲得の方法

下記のURLにあるICOセール参加ダッシュボードでアカウントを作成すると紹介者用のURLを取得することができます。

トークン保有者と利用する際の利点

COMSA自身のトークンセールに関しては、それに参加したCMSトークン保有者に、以降のCOMSAプラットフォームにてICOを実施するプロジェクトにおいて、CMSトークンを払込手段として使用した場合に5%の追加ボーナスが付与される特権が得られる。

今後コムサのプラットフォームを利用して企業がICOに参加することが増えてくると思いますが、このICOに参加する際CMSトークンでの参加で5%の追加ボーナスを得ることができます。

このICO参加企業ですでに何社もコムサ側で確保しているため、今後の需要は確保されてる状態になります。

まとめ

日本発のICOプラットフォームということで話題になっているCOMSA。

取引所を運営するテックビューロ社が発行、管理を行うので信頼性安心性はかなり高いと思います。

しかし、投資対象としてみた場合、デメリットの部分がかなり大きいとも見れます。

トークンが追加発行されるため、最初の価格の半分の値からのスタートになりますし、 最初に投じた額の2倍まで上がるためには、4倍の価格上昇をしなければなりません。

以上のことからCOMSAを購入するのであれば、Zaif自体への投資、または長期的なトークンの値上がりに期待すべきでしょう。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/18 金曜日
13:25
アジア初のXRP投資商品、リップル社が初期出資へ
仮想通貨運用会社HashKey Capitalが、アジア初のXRPパフォーマンス追跡型投資ファンドを発表。Rippleが初期出資を行い、機関投資家向けに直接保有せずXRPへのエクスポージャーを提供する新たな投資手段が誕生。
12:29
LINE NEXT CSO「キム・ウソク」氏が語るWeb3大衆化戦略とは
LINE NEXT CSOのキム・ウソク氏がWeb3の大衆化戦略を語る独占インタビュー。LINEの強みを活かし、ウォレット体験の改善、直感的なUI、メッセンジャーとの連携強化で1,000万人のユーザー獲得を目指す。Web2からWeb3への架け橋となる挑戦に注目。
12:04
重要局面のビットコイン85000ドル付近を維持、3月の関心指数は増加
ビットコイン価格が下降トレンドラインと200日移動平均線の狭間で重要局面を迎える中、「ビッグショート」のスティーブ・アイズマン氏はマクロ市場に警戒感を示す。Google検索データが示す個人投資家の関心回復も相まって、市場は混沌とした展開を見せている。
11:35
イーサリアム、クジラの大量売却が相次ぐ ETHの将来性と課題は?
仮想通貨イーサリアムのクジラが3年ぶりに活動を再開し7億円相当を売却した。フィデリティはイーサリアムの将来の可能性と課題を分析するレポートを発表している。
10:45
ソラナ基盤のRaydium、カスタマイズ性重視のミームコインローンチパッド「LaunchLab」をリリース
ソラナ上のDEX「Raydium」が新トークンローンチパッド「LaunchLab」をリリースした。カスタマイズ性の高さとコミュニティ還元機能を特徴としておりPump.funの競合となる。
09:45
リップル社買収先のHidden Road、米国でブローカーディーラーの認可取得
リップル社が買収する計画のHidden Roadは、完全子会社が米FINRAからブローカーディーラーの認可を取得したと発表。これからサービスと顧客基盤を拡大していく。
09:25
レイヤーゼロ、a16zから約80億円追加投資 価格10%高
価格10%ほど上昇もATHから67%減 大手ベンチャーキャピタルAndreessen Horowitz(a16z)傘下の「a16zクリプト」は18日、クロスチェーンインフラLa…
07:50
国内ファッションブランド「ANAP」、ビットコイン約2億円分購入
日本のファッション企業ANAPホールディングスが約2億円相当のビットコイン購入を発表。「デジタルゴールド」としての価値に着目し、子会社ANAPライトニングキャピタルを通じた投資戦略の一環として実施した。
07:15
バイナンスCEO、複数国の仮想通貨準備金創設を支援中と明かす
バイナンスのCEOは、同社が複数の国に対して、ビットコインなどの仮想通貨準備金創設の助言を行なっていると明かした。また、デジタル資産の規制整備も支援していると話している。
06:35
ビットコイン価格安定の背景 機関投資家と企業の買い支え
仮想通貨ビットコイン価格の安定性要因についてブルームバーグのETF専門家が指摘。機関投資家の強いETF買い意欲と、マイクロストラテジーなどの超大口ホルダーの継続的な蓄積が下落相場を支えている。
06:10
ビットコイン、安全資産需要の波に乗れず 金ETFには約3兆円流入──JPモルガン分析
JPモルガンの最新レポートによると、マクロ経済の不確実性の中、金は安全資産として資金流入を集める一方、ビットコインはデジタルゴールドの役割を果たせていない。金ETFが第1四半期に3兆円弱の純流入を記録する中、ビットコインETFは3カ月連続の資金流出を記録。
05:40
トランプ大統領、パウエルFRB議長解任に初言及 「遅すぎる」利下げ判断を批判
トランプ大統領がSNSでパウエルFRB議長を「常に遅すぎて間違っている」と非難し、「解任は早ければ早いほど良い」と初めて明示的に解任に言及。欧州中銀が7回の利下げを実施する中、関税政策効果を活かした利下げを求める発言が再び市場に波紋。
04/17 木曜日
16:03
アークインベストのキャシー・ウッドCEO、トランプ関税を「ショック療法」と評価
アークインベストのキャシー・ウッドCEOがトランプ関税政策を"ショック療法"と評価。アート・ラッファー博士の最新論文に言及し、一見逆進的な増税が自由貿易への道筋となる可能性を示唆した。
15:39
カルビー、ブロックチェーン活用のIP管理「かるれっと」でWeb3展開を加速
カルビーがブロックチェーン技術を活用したIP管理プラットフォーム「かるれっと」を発表。DIDと生体認証を組み合わせた認証システムで契約の透明性を確保し、クリエイターとの協業を促進。過去2年間のNFTキャンペーンやWeb3ゲームとのコラボ経験を活かした新戦略で、食品メーカーによるWeb3活用の先進事例として注目される。
13:50
米SECの第三回円卓会議、仮想通貨カストディがテーマに 25日開催予定
米SECが仮想通貨カストディをテーマとした第三回円卓会議を4月25日に開催。Kraken、Fidelity Digital Asset Services、Fireblocksなどが参加し規制枠組みを議論。パース委員は「仮想通貨規制で最も困難な課題」と位置付け。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧