WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米コインベース、メタバースへのアクセスをID分野で支援

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3の進化の先にメタバースがある

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは17日、ブログでメタバースに対するビジョンと同社の取り組みを発表。同氏は、現在はメタバースの基盤作りの時期にあたるとして、コインベースはユーザー自身によるアイデンティティ管理を支援することで、メタバースへのアクセスに貢献する予定だと述べた。

アームストロング氏は、メタバースに関する社内プレゼンを引用して、メタバースを以下のように定義している。

インターネットの未来。大規模で持続的であり、双方向性の相互運用可能なリアルタイムのプラットフォーム。人々が交流し、働き、取引し、遊び、創造することが可能な、相互接続された複数の仮想世界から構成されている。

メタバースは「オープンで分散化された環境下のデジタル所有権」を特徴とするWeb3の「遠い進化形」であると、アームストロング氏は述べている。最終的には、現実世界と同様のことがほとんど実現可能になると主張。単なるWeb3ではなく、ゲームやバーチャルリアリティでもなく、多くのメタバースが存在し相互に接続されることになると予想している。

メタバースとは

メタバース(Metaverse)とは、インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。

▶️仮想通貨用語集

関連:次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

メタバースに欠かせないものとは

アームストロング氏は、メタバースで重要となるのは、仲介者を介さずに個々人が直接交流できること(=トラストレス)、また管理者や運営組織の承認を必要とせずに誰でも参加できること(=パーミッションレス)だと指摘した。

そのような特徴を持つメタバースを支えるためには、(1)複数の仮想空間にまたがりアイデンティティ(身分証明書)と所有権を転送するブロックチェーン、(2)その検証を行う認証方法、そして(3)分散型経済圏で人々が売買したり収入を得るのを可能にすることが必要になると解説している。

メタバースにおけるIDとコインベースの役割

アームストロング氏はメタバースで個人のアイデンティティを確立させる要素を五つ挙げている。

  • 簡単なログイン方法
  • ユーザー固有のID
  • ユーザーのアバター
  • ユーザー関連のメタデータ
  • ユーザーの身元証明の認証

コインベースは、これらの要素を統合してメタバースへの基本的なアクセス構築を支援したいとのことだ。その取り組みの一例が、ウォレットと関連づけられた個別のユーザー名のNFTを作成することだが、イーサリアム・ネーム・サービス(ENS)との提携で可能になったと報告。最終的には異なるメタバース間でも同じIDを使うことができるようになるという。

ENS(Ethereum Name Service)とは

ENSは、より覚えやすく簡単な文字列を仮想通貨のアドレスとして利用できるようにするためのサービス。インターネットにおけるDNS(ドメインネームシステム)と同様の役割を果たす。例えば「coinpost.eth」のようにすぐに識別できるアドレスの作成が可能。

▶️仮想通貨用語集

またコインベースはアバターの購入や公開プロフィールの設定と維持など、信頼を確立するための技術や、さらにメタバース内のアプリを利用するためのサインイン機能の開発にも取り組んでいるという。

コインベースの目標は、誰もが簡単にIDを確立し、シンプルで信頼でき、かつ分散化された方法で、メタバースにアクセスできるようにすることだと、アームストロング氏は総括した。

関連:米コインベース、Ethereum Name ServiceのDAO提案に投票

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/12 月曜日
12:54
カルシ、トランプ次期報道官の起用を的中させた取引を調査 確率1%
米予測市場カルシは、トランプ大統領の新報道官にケイティ・ザカリア氏が指名される直前の不審な取引を調査中だ。確率約1%の予想が的中し、約173ドルが約9,600ドルになる見込み。指名報道の20分前に行われた取引もある。
12:05
FTX元幹部、ネットフリックスによる事件の「ラブストーリー」化を批判
仮想通貨取引所FTX元COOのコンスタンス・ワン氏が、ネットフリックスの新ドラマ「The Altruists」の予告編について、職場や人物像の描写は実態と異なると批判している。
11:35
ハイパーリキッド系1000倍DEX、価格操作でトレーダーが約2億円利益か
ハイパーリキッド上で10日に取引を始めた最大1,000倍レバレッジのDEX「Papertrade」で、あるウォレットが参照価格を動かす取引を繰り返し、約128万ドルの利益を得た。運営は建玉上限の緩さが原因と説明し、引き締めに動いた。
10:32
XRP不正生成の脆弱性、悪用防止で投票経ず修正 XRPL財団が説明
XRPレジャーで新たなXRPを生み出せる脆弱性が見つかった問題で、XRPL財団が12日に経緯を説明した。同財団によると、XRPは生成されておらず、悪用の形跡もない。修正版をアメンドメント投票を経ずに適用した理由も示した。
09:23
仮想通貨ウォレット大手レジャー、被害デバイス内に不正ハードウェアを確認
仮想通貨ウォレット大手レジャーは販売店クリプトビリス経由の被害者端末に不正ハードウェアを確認した。流出額は分析企業により約9,320万ドルとも推計されているところだ。
08:50
OKJ、NIGHTを13日に取扱い開始 板取引は「国内初」と発表
国内取引所OKJは10日、ゼロ知識証明を使うプライバシー特化型チェーン「ミッドナイト」のNIGHTを13日から扱うと発表した。板取引での提供は国内初(同社調べ)としている。仕組みと国内の取扱い状況をまとめた。
08:19
ビットコイン、8.5万ドル突破が焦点 最大の取得価格帯=アナリスト
クリプトクアント寄稿者のダークフォスト氏は、ビットコインの取得価格分布で8.4万から8.5万ドルが最大の価格帯だと指摘。8.3万ドル時点で投資資金の53%がこの水準より上で入ったとし、下値では7.7万から7.9万ドルを支持帯に挙げた。
10/11 日曜日
11:30
ビットコイン原油高・中東緊迫化で1300万円割れも、CPIと8万ドル水準が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は原油高・中東緊迫化を背景に一時1268万円まで急落。8万ドル近辺のサポート維持が焦点で、CPI・PPIの結果と現物ETFの資金フローが相場の行方を左右する。bitbankアナリストが週次分析。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(10/9)|米当局の証券性の共同解釈・10月の相場分析・メタプラネットの動向まとめ
今週は、米商品先物取引委員会(CFTC)と米証券取引委員会(SEC)の証券性に対する共同解釈、10月の仮想通貨相場分析、メタプラネットの動向に関する記事が関心を集めた。
10/10 土曜日
14:45
リップル、1000億XRPの総供給量を超える不正生成を可能にした脆弱性を修正
XRPレジャーの決済エンジンに、総供給量を大幅に上回るXRPを不正に生成できる脆弱性があった。9月25日公開のxrpld 3.4.1で修正済みで、公開ネットワークでの悪用の証拠は見つかっていないという。
13:42
不動産デジタル証券の購入者層、「利回り・値上がり益重視」が最多|7000人調査で
KDX STパートナーズが「KDX STアプリ」の個人本会員7002名を調査した。不動産デジタル証券の保有者2391名では株式現物の経験10年以上の層が厚い一方、同証券の投資経験は1年未満が919名に集中した。
13:30
リップル共同創設者、米中間選挙向けに約36億円寄付|仮想通貨団体に反発
リップル共同創業者ラーセン氏が仮想通貨PAC「フェアシェイク」のブラウン上院候補攻撃を批判し、同候補側に400万ドルを拠出した。リップルは同PACへの資金提供継続を検討中だ。
12:00
Blockchain.com、米国で予測市場と仮想通貨デリバティブの免許を申請
仮想通貨サービス企業のBlockchain.comが、米国で予測市場と仮想通貨デリバティブを提供するため、CFTCに先物取引所の指定と先物取引業者の登録を申請した。
11:40
タイSEC、仮想通貨現物ETFを解禁 ビットコインとイーサリアムに限定
タイ規制当局は8日、仮想通貨現物ETFの国内組成を認める11本の告示を発表した。初期の対象はビットコインとイーサリアムで、16日に施行される。証券会社による現物ETF購入向けの融資は禁止し、取引前のリスク確認も義務付けた。
11:20
米CFTC、予測市場の規則2件発表|イベント契約は管轄下、カジノ型賭博は除外
米CFTCは、カジノ型賭博をスワップから除外する暫定最終規則と、イベント契約を含める規則案を公表した。複数州と予測市場の管轄権限争いが生じている状況での動きだ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧