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「弱気相場も乗り切れる」Jelurida共同創設者、22年の展望を語る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

21年の反省および今後の展望

アーダー(Ardor)、イグニス(Ignis)、およびネクスト(Nxt)チェーンを開発するスイスのブロックチェーン企業ジェルリダ(Jelurida)が10日、Twitter上で動画を公開し、21年に達成したマイルストーンを振り返った。

動画内では21年の主な取り組みや開発状況の進捗などが言及された。21年はArdor 3.0テストネットが稼働したこと、累計3,000ノードを達成したこと、またアーダーブロックチェーンv.2.3.4のローンチや、その他様々なイベントに創設者やスタッフが関わったことなどが触れられている。

ノードとは

ノードとは、ブロックチェーンのネットワークに参加しているコンピューター機器を指す。

仮想通貨用語集

主な取り組み

21年後半の目立った取り組みとしては、10月に教育イベント「East Africa Blockchain Expedition(東アフリカ・ブロックチェーン・エクスペディション)」を東アフリカの8ヶ国で開催し、ブロックチェーン技術の普及および啓蒙活動に励んだ。

関連:ブロックチェーンはアフリカを変えるか? Jeluridaが現地で普及活動

また、NFTを活用したブロックチェーンゲーム開発も活発で、11月にはArdorブロックチェーンを使うThe Coinerz Groupが、ゲーム内通貨「GPSトークン」を中心に据えたエコシステム「GPSトークン・エコシステム」をローンチ。収益化のできるAR位置情報ゲーム「Triffic App」、また「Triffic App」に登場するコレクタブルNFTキャラクターの「GeoMorfs」、そして公式ウォレットの「GPS NFT Wallet」なども同時に開発中だ。

今後は収集したNFTアイテムをゲーム内にステークすることで収益性を上げたり、メタバースで土地の購入や建築などができるようになる他、仮想通貨のエアドロップなども定期的に実施するという。

関連:ブロックチェーンを使ったARゲーム「Triffic」、多様な収益化手段を提供へ

12月には、世界最大級のコンサルティング企業であるアクセンチュアと協力し、EU(欧州連合)向けのブロックチェーンソリューションを共同開発すると発表。今後、ジェルリダとアクセンチュアは、EUにおける必要なインフラを共同で構築することになっている。

関連:ジェルリダ、アクセンチュアと共同でEU向けブロックチェーンソリューション開発へ

共同創設者のYaffe氏談

ジェルリダの共同創設者であり、コア開発者でもあるLior Yaffe氏も一連のツイートで21年のマイルストーンを振り返ると共に、22年の展望を語っている。その要約は以下となる。

これまでのジェルリダは、ブロックチェーンインフラにフォーカスした会社でしたが、21年からは独自ブロックチェーンであるアーダーおよびイグニスをベースとしたアプリ開発会社へと変貌することに成功しました。

21年の仮想通貨市場の上昇によってジェルリダの財務基盤が強固となったことから、今年から来年にかけて弱気相場が到来したとしても乗り越えられるはずです。

これまでセキュリティ面での大きな事故なども起きなかったとはいえ、反省点を挙げるとすればコミュニティーの構築や取引所への上場に関しては、より多くの努力が必要だったかもしれません。

    

関連:「日本でのプレゼンス拡大を目指す」Jelurida共同創設者にインタビュー

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