はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

ブロックチェーンはアフリカを変えるか? Jeluridaが現地で普及活動

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

急成長する巨大市場、アフリカ

アーダー(Ardor)、イグニス(Ignis)、ネクスト(Nxt)の開発および提供で知られる、スイスのブロックチェーン企業ジェルリダ(Jelurida)が10月12日、 教育イベント「East Africa Blockchain Expedition(東アフリカ・ブロックチェーン・エクスペディション)」の開催を発表。10月23日〜11月24日までの約1ヶ月間、東アフリカの8ヶ国でブロックチェーン技術の教育と普及を目指す。

本社のスイス以外にも、アフリカと韓国にオフィスを構えるジェルリダは、タンザニアのダルエスサラームに支部であるJelurida Africaを持つ。アフリカでの事業としては、ソフトウェア開発およびブロックチェーンに関するコンサルや啓蒙活動を行っている。

関連:Jelurida Africaがナイジェリアの仮想通貨サービス禁止令にコメント

今回のイベントでは、スマートコントラクトと分散型台帳技術(DLT)の専門家グループが、DLTの持つ可能性に対する認識を高めるため、現地のイベント参加者向けにトレーニングを実施。現地の政府関係者、大学、銀行、テクノロジーハブなどとのミーティングやオンサイトトレーニングを行い、参加者へ「ブロックチェーン認定証」とともに、電子書籍などが無償提供される。

分散型台帳技術(DLT)とは

分散型台帳技術はDLTとも呼ばれ、英語の(Decentralized Ledger Technology) の省略で、日本語訳したのが分散型台帳技術である。「De-centralized = 中央集権でない(つまり非中央集権)」な台帳技術(Ledger Technology)のことである。

仮想通貨用語集

Ignis活用による技術発展へ

ジェルリダが開発するアーダーブロックチェーン上では、そのチャイルドチェーンであるイグニスのように、完全に分散化されたパブリックチェーンが実装されているのが特徴の一つだ。

チャイルドチェーンとしてのイグニスには機能制限がなく、アーダープラットフォーム上の全ての機能が利用できるパーミッションレス型ブロックチェーンとして稼働していることから、新興地域でのNFT(非代替性トークン)やゲーミフィケーションなどの活用が期待されている。

関連:スマホでNFT取引が可能に アーダーブロックチェーンの「NFT Magic」とは

ジェルリダは、アーダーブロックチェーンとイグニスチェーンの豊富な機能を活用し、参加者がブロックチェーンの技術力を目の当たりにできるような、今後の活用が見込めるユースケースやイノベーションにフォーカスしたトレーニングを提供するという。

関連:墺政府機関も参画する実証実験「Cycle4Value」とは

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
04/26 土曜日
13:20
米ナスダック、SECの仮想通貨規制緩和を歓迎も有価証券分類の明確化求める
米ナスダックがSECに対し、仮想通貨が「実質的に株式」である場合は同等の規制を適用すべきとのコメントレターを提出した。
11:40
世界初のXRP現物ETF、ブラジルで先行取引開始 米国承認前に実現
ブラジル証券取引所B3で世界初のXRP現物ETF「XRPH11」の取引が4月25日に開始。Hashdexが運用する本ファンドはナスダックのXRP指数に連動する。
11:25
スイス中銀総裁がビットコイン準備金提案に反対表明、国民投票イニシアチブの行方は
スイス国立銀行総裁が、ビットコインは準備金として不適合だとの見解を示した。一方で国民投票を目指す「ビットコイン・イニシアチブ」は署名活動を継続中だ。
11:15
オソフ上院議員が批判 トランプ大統領のミームコイン晩餐会は「弾劾されるべき違反」
ジョージア州代表のオソフ上院議員がトランプ大統領のTRUMPコイン保有者向け晩餐会を「弾劾に値する犯罪」と批判。上位220名の保有者を招待する計画に対し、民主党議員からは利益相反の懸念が高まり、SECへの調査要請も行われている。
10:45
「ストラテジー社によるビットコイン寡占は深刻なリスクにならず」──『ビットコイン・スタンダード』著者見解
サイフェディアン・アモウズ氏が、企業によるビットコイン寡占リスクについて見解を示した。トランプ関税政策を批判し、ビットコインによる米国債務問題の解決策についても言及している。
10:15
世界経済の不確実性はビットコインにとって追い風=ブラックロック幹部
ブラックロックの幹部が世界経済の不確実性がビットコインの価値上昇につながると指摘。フィンクCEOは先月、米国の債務管理失敗によりドルの準備通貨地位がビットコインに奪われる可能性を警告。市場の地政学的分断が進む中、低相関資産としてのビットコインの役割が注目される。
08:40
ブラックロックのビットコインETF、BTC総供給量の2.8%を保有
世界最大の資産運用会社ブラックロックのビットコインETF(IBIT)がBTCの総供給量の2.8%を保有。58万2000BTCに到達し、今週単日で6.4億ドルの資金流入を記録した。
08:02
リップル社のトップ「現時点でIPOの必要はない」
リップル社のプレジデントは、同社がIPOを行う計画は現在はないと語った。財務は健全な状態にあるとし、買収などを行なって事業を成長させることに集中すると話している。
07:55
2026年までに世界の企業が300万BTC保有を予測 ビットコイン・マガジンCEO
ビットコイン・マガジンのベイリーCEOが上場企業によるビットコイン保有が急増すると予測。現在の70万BTCから2026年末には200万〜300万BTCに拡大の可能性。
07:25
ドラゴンチェーン(DRGN )価格が2倍以上急騰、米SECの訴訟取り下げを受け
米SECとドラゴンチェーンが4月24日、新政権下の「政策的観点」を理由に2022年から続く未登録証券訴訟の取り下げを共同申請した。
06:40
米SEC新委員長初参加の円卓会議、仮想通貨業界に「大きな恩恵」期待──前任ゲンスラー氏の厳格路線を批判
米SEC新委員長アトキンス氏が就任4日目の円卓会議で仮想通貨からの「大きな恩恵」を期待すると発言。バイデン政権下の厳格路線を批判し、「目的に合った合理的な規制枠組み」確立を目指す。
06:10
前週比65%以上高騰、仮想通貨SUI(スイ)がビットコインやイーサリアムを大幅アウトパフォーム その背景は?
仮想通貨Suiが週間66%高騰し主要銘柄を上回る急成長。グレースケールSUIトラスト設立やxPortalマスターカード提携がけん引。TVLは40%増、DEX取引量は177%増と実需も拡大中。「次のソラナ」との期待も。
04/25 金曜日
21:03
コインチェック、PEPEなど4銘柄を新規取扱いへ
仮想通貨取引所コインチェックは5月13日、PEPE・MASK・MANA・GRTの取り扱いを開始する。取引所の板取引銘柄は25へ拡大し、販売所・つみたて・貸暗号資産など全サービスで対応。
13:44
取引所のビットコイン残高が過去6年の最低水準に、企業購入加速も懐疑的な見方浮上
フィデリティの報告によると、取引所のビットコイン供給量が2018年以来最低の約260万BTCに減少した。上場企業による大量購入が背景にあり、この傾向は今後加速するとフィデリティは予測している。
11:30
ステーブルコイン市場、2030年まで最大500兆円規模へ シティが成長シナリオを予測
シティグループが、ステーブルコイン市場は2030年までに最大3.7兆ドル規模に成長すると予測した。また、そのうち米ドル建てコインが90%のシェアを維持すると見ている。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧