WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

Web3.0の捉え方とメタバースの将来性|取引所PhemexのCEOが解説 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

メタバースの有望性

2019年に設立され、昨秋2周年を迎えたばかりの暗号資産(仮想通貨)取引所Phemex(フェメックス)。設立当初から「個人のエンパワーメント(権限委譲)」を社風に掲げ、新規銘柄の取り扱いも徐々に拡大してきた。

最近では、旧Facebook(メタ社)の社名変更を皮切りに、マイクロソフトやディズニー、サムスンなど多数の大手企業がメタバース(仮想現実)領域への関心を示している。また、ツイッターやPuma社もWeb3.0事業開発を視野に求人を開始するなど、注目度も高まりつつある。

そこで、フェメックスのJack Tao CEOにメタバースやWeb3.0に関する見解と今後の展望を伺った。

関連:ツイッター社、仮想通貨・Web3.0部門PM人材の募集開始

目次
  1. Web3.0の定義
  2. メタバースの応用方法
  3. メタバースの種類
  4. NFTブームの影響力
  5. メタバースの可能性
  6. フェメックスとは

Web3.0について

・そもそもWeb3.0の定義とは。現在のインターネットとの違いとは。

インターネットは当初、個人が自由かつ効率的に情報共有できるメカニズムとして始まりました。しかし大企業が参入するにつれ、データやサービスは中央集権的にペイウォール(有料コンテンツ)でロックされていきました。

これらの企業は、アクセスの対価として個人情報の共有や支払いを要求しています。Web3.0はこのような状況の打破を望む試みを指します。

Web3.0では、個人情報は全てユーザーが管理できます。これにより、データやサービスは自由参加型となり、ユーザーは閲覧権を妥協することなく、余計なコストを支払う必要なくウェブを自由にアクセスできる仕組みになります。

関連:Web3.0で何が変わる? ブロックチェーン技術が実現させる新しいインターネット

メタバースについて

黎明期のインターネットなど、新興技術は時に課題の定まっていない「ソリューション」(解決策)として現れる傾向がある。ゲーム以外の領域でメタバースの解決できる問題とは。

ゲームがメタバースの存在により、これまでよりも大幅に強化されるのは間違いのない事実です。ゲーム内のアセット(デジタル資産)の所有権は開発企業からプレーヤー(ユーザー)に移動することが可能となり、相互運用性により、同じアセットでも他のゲームで使えるようになるなど、新たな利用方法が生まれます。

相互運用性とは

別称、インターオペラビリティー。複数のシステムやプロジェクト、通貨などが相互に作用し連携できるシステムを指す。異なるブロックチェーン間で通貨や情報などの取引を可能にする。

▶️仮想通貨用語集

しかし、メタバースの価値は、エンターテインメントだけには留まりません。私は特に、教育面でのポテンシャルに注目しています。

例えば、全ての人が”触覚”技術を搭載したスーツでデジタル世界に転送できる将来を想像してみて下さい。世界中どこにいても、専門家に導かれる形で、医療やダンスなどの活動を安全かつしっかりと管理された状況下で練習することが可能になります。

関連:次世代の仮想空間サービス「メタバース」とは|ブロックチェーンとの関係も解説

メタバースの種類

中央集権型メタバースと分散型メタバースの大きな違いとは。どうすれば識別できる?

中央集権型のメタバースも分散型のメタバースも、人や思想(アイデア)、技術の接続性を支援するものです。しかし、分散型メタバースではユーザーは功績に基づいて栄えることができるのに対し、中央集権型メタバースでは、より多くのコストを支払うヘビーユーザーほど栄える仕組みとなるでしょう。

つまり、メタ社が提供するような中央集権型メタバースでは、メタバース内のコンテンツは全て、利益を優先する営利企業によって厳選されてしまいます。

対照的に、分散型メタバースでは、コミュニティーに価値あるコンテンツのみが存続します。

これが最終的にどのような形になっていくか判断するのは時期尚早ですが、スパムや広告コンテンツに豊富なECサイトとよく管理されている、コミュニティコンテンツサイトの違いを彷彿とさせることになると思います。

NFTの普及がメタバース・Web3.0へもたらす影響

NFTの人気はメタバースやWeb3.0の普及にどのように貢献したか。

Web3.0がコンテンツ分散化で、メタバースがこのようなコンテンツにアクセスするインフラ・プラットフォームとするならば、NFTはこれら全てを可能にする基礎的な構成要素だと言えます。

これらのアイデア自体は完全に新しいものではないですが、そのポテンシャルが幅広く認知されるためにはより具体的な事例が必要だったのだと思います。そして、まさにNFTブームはこのような機会を提供してくれました。

NFTの普及により、一般人にも画像などのデジタルコンテンツの所有権を証明してマネタイズできることが認知され始めました。NFTは全てのアセットが第三者を介さず保有できる気付かせてくれたのです。

メタバースの可能性とは

メタバースはどのようにして将来的な金融・経済機会の拡大につながる?

メタバースが発展して成長する中で、新たな技術やdApps(分散型アプリ)、そして所有権モデルも変化していくでしょう。特にゲーム業界は、すでに大幅な変化を遂げています。

独立したシリーズと孤立した仮想世界、そしてゲーム外で利用できないデジタルキャラやイベントは無くなりました。仮想通貨やNFT、Play-to-earn(ゲームプレイで稼げる)モデルを活用することで、ゲーム内での行動は、現実世界と同じような金銭的な対価を持つ影響を有することになります。

メタバース内での業務や利益を生み出す機会はすでに目に見えています。

Play to Earnとは

プレイする(遊ぶ)ことで仮想通貨を稼ぐことが可能な仕組みのゲーム。略称はP2E。

▶️仮想通貨用語集

Phemex(フェメックス)とは

Phemex(フェメックス)で取引できるメタバース関連銘柄は?

メタバース関連プロジェクトのサポーターとして、弊社では仮想土地のディセントラランド(MANA)、NFTゲーム銘柄のエンジン(ENJ)、GameFi系のアクシーインフィニティー(AXS)、ギルド系のイールドギルドゲームズ(YGG)などの個別銘柄を上場させて取り扱っています。

関連:メタバースゲーム業界で急速に存在感強めるDAO|Yield Guild Gamesとは

フェメックスは、シンガポールの仮想通貨取引所。世界のおよそ200ヵ国にいる200万人以上のユーザーに仮想通貨取引サービスを提供してきた。2019年の設立から現在は約40の契約ペアと現物ペアを取り扱うまで成長。

デリバティブ領域ではTOP10の取引所にランクイン。(CMC参照)また、「個人のエンパワーメント」を企業理念として掲げており、新規投資家向けに無償の教育コンテンツなども手がけている。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/27 日曜日
09:25
週刊仮想通貨ニュース(9/25)|BTC相場・ストラテジーの財務戦略・機関投資家の動向まとめ
今週は、仮想通貨ビットコインの相場分析、ストラテジーのビットコイン買い増し、主要機関投資家15社への聞き取り調査に関する記事が関心を集めた。
09/26 土曜日
14:00
米控訴裁「予測市場のスポーツイベント契約は州が規制可能」と判決、カルシ敗訴
米第6巡回区控訴裁判所は予測市場カルシのスポーツイベント契約は「スワップ」に該当せず州の賭博規制対象になるとの判決を下した。控訴審では州側の2勝目となった。
13:25
米CFTC、顧客資金の投資対象トークン化と記録管理を容認
米CFTCは24日、仮想通貨・ブロックチェーンに関するFAQを更新し、顧客資金によるトークン化投資対象の拡大やブロックチェーンを使った記録管理の容認を新たに明記した。
11:30
米司法省、テザー準備金の一部を扱った決済業者から8400万ドル押収
米司法省はテザー系決済業者キャプストーンの口座から8400万ドルを差し押さえた。テザーは関連銀行EQIバンクへの資産エクスポージャー比率を0.034%にとどまるとしている。
11:05
米ブロック社、AIエージェント決済規格「x402」にビットコイン・ライトニングを導入
米ブロック社がAI決済のオープン規格を運営する「x402財団」に加入した。仮想通貨ビットコインのライトニング・ネットワークによる決済機能をx402に導入している。
10:12
ハイパーリキッド・ストラテジーズが70億円相当HYPE追加購入、大口ステーキング解除も観測
ハイパーリキッド・ストラテジーズに関連するウォレットが49.4万HYPEトークンを追加購入し、月間の購入量は551万HYPEに達した。一方で大口5件が合計98万HYPEのステーキング解除を開始した。
09:30
ビットゲット、流出経緯を一部説明|被害額は上方修正
ビットゲットCEOのグレイシー・チェン氏は25日、不正流出の調査進展を説明した。攻撃者はバックエンドシステムを侵害し資金移動を実行したが、秘密鍵漏えいはなく追加被害の恐れもないとした。
08:13
米証券決済大手DTCC、114兆ドル規模の資産トークン化開始へ=報道
米証券決済大手のDTCCが、自社インフラが扱う114兆ドル規模の資産を対象にブロックチェーン基盤のトークン化サービスを始動すると発表した。証券決済インフラのオンチェーン化が進めば、機関投資家の取引環境にも影響が及ぶとみられる。
07:40
米上場シークアンスがビットコイン財務戦略を終了、残りの314BTCを売却
シークアンスは、仮想通貨ビットコインの財務戦略を完全に終了したことを発表。残りの314BTCを売却したと説明し、今後は半導体事業の成長戦略に注力していくとした。
07:35
仮想通貨タスクフォースを主導したクリプトママ、米SECを10月2日退任
米証券取引委員会のパース委員が10月2日付で退任する意向を辞表で示した。仮想通貨業界で「クリプトママ」の愛称で知られ、トークン規制の枠組み整備などを主導してきた同氏は、11月からリージェント大学ロースクールで教壇に立つ。
06:35
ストライブ、ビットコイン保有企業のMSCI除外基準に明確性要求
米ナスダック上場のストライブは、MSCI指数の非事業会社除外案に書簡を送り、「事業資産」の定義の透明化を求めた。仮想通貨ビットコイン関連事業は事業活動に当たると主張。
06:02
金融庁、オンチェーン金融フォーラム初会合を9月30日に開催予定
金融庁は9月30日、「AI時代を見据えたオンチェーン金融フォーラム」の第1回会合を開催する予定。関係省庁等と連携し、オンチェーン金融の社会実装に向けた検討を始動させる。
05:45
米SEC、トークン買戻しや実用性宣伝は投資契約非該当と新FAQ公表
米SECの企業金融局は9月25日、仮想通貨資産の証券該当性に関する新FAQを公表した。機能中システムでのトークン買戻しや通常アップデートは投資契約に該当しないとの見解を示し、発行体の実務判断に影響する内容となっている。
05:00
ストラテジー、優先株の日次配当化を提案|ビットコイン調達強化狙い
ストラテジーは25日、優先株STRF・STRC・STRK・STRDの配当頻度を四半期・半月ごとから毎日払いへ変更する議案を示した。年間配当額は変わらないが、株価変動の縮小や資金調達力の向上が見込まれる。
09/25 金曜日
19:00
トークン化預金推進の新機構が10月に始動 黒田前日銀総裁らも参画
黒田前日銀総裁らが参画するデジタル通貨イノベーション機構が9月25日に設立会見。トークン化預金を中核に決済インフラの標準化や政策提言を進め、10月から本格始動する。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧