今週のニュース
一週間(2/27〜3/5)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週も、ロシアの軍事侵攻が続くウクライナ情勢に関連した記事の注目度が高かった。また、日本発のトークン「ASTR」が暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスに上場する記事も多く読まれている。
ビットコイン(BTC)をはじめとした仮想通貨市場は、今週もウクライナ情勢の影響を受け、乱高下する一週間となった。
このほか、コスプレトークン(COT)が国内に初上場。スイスのルガーノ市がビットコインやテザー(USDT)を事実上の法定通貨にする記事も関心を集めた。
今週のニュースランキング
1位:米財務省、仮想通貨をロシア政府への制裁リストに追加(3/1)
米財務省は3月1日付で、米国人がロシア政府を利する目的で、仮想通貨を用いた取引を禁ずる規則を発表した。同日発効となる。(記事はこちら)
2位:バイナンス、日本発トークン「ASTR」上場へ(2/28)
バイナンスは28日、仮想通貨「ASTR」の新規上場を発表した。ボラティリティやリスクの高い銘柄を取引できるマーケット「イノベーションゾーン」に上場する。(記事はこちら)
3位:ウクライナ政府、仮想通貨寄付募集を開始 総額は10億円超(2/28)
ウクライナ政府は27日、仮想通貨による同国への寄付を呼びかけた。複数の銘柄に対応しており、多くの寄付が集まっている。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコイン前日比10%高、仮想通貨市場は反発(3/1)
3月1日の仮想通貨市場でビットコインは一時、前日比10%高を記録。ロシアに対する制裁発動を受け、国外資産移転で優位性のある仮想通貨への注目度が高まった。(記事はこちら)
2位:ウクライナ情勢巡り市場心理が再悪化、ビットコイン価格は500万円台を維持(3/2)
ウクライナ情勢を巡る戦争激化が深刻化されるほか、前例のない規模の経済制裁を受け、ロシアがデフォルトに陥る可能性が取り沙汰されたことなどから、投資家のリスク回避姿勢が再び強まった。仮想通貨市場では、ビットコイン価格が前日比2.2%高の507万円(44,120ドル)と続伸した。(記事はこちら)
3位:欧州最大級のウクライナ原発区域の報道巡り、株式市場やビットコインなど一時急落(3/4)
IAEA=国際原子力機関は3日、ウクライナ国内にある欧州最大規模のザポロジエ原子力発電所にロシア軍が侵攻し、戦闘が起きていることを発表。 4日の仮想通貨市場では、ビットコイン価格は前日比5.5%安の478万円(41,387ドル)と大幅反落した。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
仮想通貨コスプレトークン(COT)、国内初上場へ(3/3)
仮想通貨コスプレトークンの国内初上場が決定。国内取引所のZaifと取次所サクラエクスチェンジが3月14日より取り扱いを開始する方針を発表した。(記事はこちら)
ウクライナ政府がエアドロップを中止、偽物トークンに要注意(3/4)
ウクライナ政府は3日、予定していた仮想通貨のエアドロップ計画を中止することを発表した。慎重に検討した上でエアドロップを中止するとし、代わりの計画を明らかにしている。(記事はこちら)
バイナンス、仮想通貨5銘柄の上場廃止を発表(3/1)
バイナンスは1日、5銘柄の上場廃止を発表した。バイナンスは、ユーザー保護を目的として、上場銘柄のプロジェクトが、期待される高い水準を維持しているかを定期的に調査しているという。(記事はこちら)
ルーブル建てのビットコイン取引量急増、制裁逃れに仮想通貨が利用されるリスクは(3/2)
ロシアのウクライナ侵攻に対抗する形で、ロシア経済に大規模な経済制裁を発令した中、ルーブル建の仮想通貨取引量が急増。特に、2月24日のロシアの侵攻開始後からルーブル建の取引量が増加した。(記事はこちら)
スクエニ、「ザ・サンドボックス」と提携(3/3)
国内大手ゲームメーカーのスクウェア・エニックスは1日、NFT(非代替性トークン)ゲーム「ザ・サンドボックス(SAND)」と提携し、ゲームIP(知的財産権)をメタバースに導入することを発表した。(記事はこちら)
スイスのルガーノ市、ビットコインやテザーを事実上の法定通貨へ(3/4)
スイスの都市ルガーノは、ビットコイン、テザー、スイスフラン連動のステーブルコイン「LVGA」の3銘柄を事実上の法定通貨にすることが明らかになった。(記事はこちら)
Flowチェーン利用の「進撃の巨人」NFT、米国リリースへ(3/4)
Anique株式会社は4日、講談社公認の「進撃の巨人(Attack on Titan: Legacy)」NFTのリリースを発表した。(記事はこちら)