テスラ社のイーロン・マスクCEO、ツイッター社の筆頭株主に

ツイッター社の株を取得

米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、ツイッター社の株式を9.2%取得したことが分かった。

3月14日付の米証券取引委員会(SEC)の書類(SCHEDULE 13G)によると、マスク氏は7,348万6,938株を取得している。1日の終値を基準にすると、取得した株式の価値は28億ドル(約3,400億円)超。マスク氏はこれでツイッター社の筆頭株主になったとみられている。

同氏はこれまでコミュニケーションツールとしてツイッターを大いに活用してきた。マスク氏のビットコイン(BTC)やドージコイン(DOGE)に関するツイートに、暗号資産(仮想通貨)市場が大きく反応したこともある。

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今回ツイッター社の株式を取得した意図は不明確だが、最近マスク氏はツイッターに関する批判的な意見を頻繁に投稿していた。先月25日には、「民主主義が機能するには言論の自由が不可欠だ。ツイッターは、この原則を厳密に守っているか?」というアンケートを実施。この投票結果は重要なため、注意して投票するようにと呼びかけた。結果は以下の通りで、70%が「守っていない」と回答している。

同日にマスク氏は「ツイッターのアルゴリズムはオープンソースにすべきか」というアンケートも実施。また27日には「新しいSNSプラットフォームの構築を検討しているのか」との問いに「真剣に考えている」と回答していた。

さらに以前、ツイッター社がプロフィールのアイコンにNFT(非代替性トークン)を利用できるように取り組んでいることを知った際、「仮想通貨の詐欺師がツイッターで横行している問題を放置しておいて、エンジニアのリソースを何に利用しているのか」と批判もしている。

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同氏が株式を取得した事実を好感し、ツイッター社の株価は4日、先週の終値から一時30%上昇。日中上昇率としては、過去およそ4年間で最大だと報じられている。『ブルームバーグ』よれば、ツイッター社は、同じIT大手のアマゾンらと違って創業者が特別な議決権を持っておらず、外部からの圧力に強くないという。

NFTとは

「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。SNSプラットフォームではインスタグラムもNFTに対応するとみられている。

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