ツイッターのアイコンをNFTへ
ツイッターは21日、プロフィールのアイコンをNFT(非代替性トークン)の画像に変更できる機能を、一部のユーザーを対象にローンチしたことを発表した。
現時点でこの機能を利用できるのは、「Twitter Blue」という定額サービスに申し込んでいるユーザーのみ。Twitter BlueはAndroid端末でも利用できるが、NFT機能の提供は現在、iOSアプリに限定している。
gm!
— Twitter Blue (@TwitterBlue) January 20, 2022
You asked (a lot), so we made it. Now rolling out in Labs: NFT Profile Pictures on iOS pic.twitter.com/HFyspS4cQW
NFTとは
NFTとは、「Non-Fungible Token」の略称で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲーム内アイテムやアート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。
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Twitter Blueは、ユーザーが月額料金を支払うことで、テスト中の機能を利用できたり、アプリをカスタマイズできるようになるサービス。公式ウェブサイトによると、このサービスは米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで提供されている。
なお、Twitter Blueのユーザーが優先的に利用可能になった機能は、全ユーザーに提供されるようになることもあれば、提供を中止することになるものもあるという。
プロフィール画像を変更する手順は、通常の編集ボタンを押し、画像部分を選択。そうすると、「NFTを選ぶ」と表示されるようになっている。そこを押した後は、接続するウォレットを選択。現在対応しているウォレットは、以下の6種類である。
- MetaMask
- Coinbase Wallet
- Rainbow
- Argent
- Trust
- Ledger Live
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ウォレットを選択した後は、NFTが表示されるので、挿入したい画像を選択。NFTが表示されると、プロフィール画像は六角形になる仕様だ。現在はiOSアプリ限定の機能だが、六角形のアイコンは全てのプラットフォームで表示されるとしている。
変更後、プロフィール欄の画像を押すと、NFTの所有者や作成者等の情報を確認することが可能。公式ウェブサイトでは「OpenSeaや、他のサードパーティが提供する電子市場に承認された情報を確認できる」と説明している。
また、「現在は暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上で発行されたNFTにのみ対応している」とした。
メタ社もNFT導入か
SNS企業がNFTを導入する動きは、ツイッターやメタ(旧:フェイスブック)などで以前から明らかになっている。今回は、ツイッターの開発が現在も進行していることが分かった。
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一方、メタもNFTの作成や表示、売買を可能にするサービスの提供を計画している模様だ。
フェイスブックとインスタグラムのチームが、プロフィール欄にNFTを表示できるような機能を準備。他にも、ユーザーがNFTを発行できるような機能の開発にも取り組んでいるという。
この内容を報じた『Financial Times』の情報筋は、メタはNFT電子市場のローンチについても議論しているとした。