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ポルカドット開発のWeb3 Foundation、助成金プログラムの対象プロジェクト31件を公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Web3 Foundationの助成金プログラム

分散型ウェブ用アプリケーション開発を促進するWeb3 Foundationは、13回目となる助成金プログラムの対象プロジェクト31件について公開した。暗号資産(仮想通貨)ポルカドット(DOT)のエコシステム拡大につながる動きとなる。

今回助成金を受け取ったプロジェクトには、DeFi(分散型金融)における価格フィードで必須となるオラクルや、アルゴリズムに基づいた無担保型ステーブルコイン、ブロックチェーン開発フレームワーク(Substrate)向けのイーサリアム(ETH)仮想マシンなどが含まれた。主要なプロジェクトは以下の通り。

  • Stardust Labs Inc.:無担保型ステーブルコインのリサーチ・デザイン
  • Wow Labz:DOT建てマーケットプレイス、ソーシャルトークンの発行
  • Asylum:メタバース・ゲームプラットフォーム
  • Health Hero:NFTプロダクト分析ツール
  • NUTS Finance:DOT建てデリバティブ市場
  • Papers GmbH(Zaturn):証明可能なオラクル
  • CryptoViet(Gafi Network):Game Financeのネットワーク
  • Second State:Substrate用のWasmEdge(イーサリアム仮想マシン)

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プログラムとマイルストーン

Web3 Foundationは、Web3.0発展を目的として分散型ソフトウェアプロトコル分野のプロジェクトおよびリサーチ機関を対象に、助成金プログラムを実施している。これまでに50以上の国で300を超える多種多様なプロジェクトが助成金を受け取ってきた。

Web3.0とは

ウェブ3.0(Web3.0)は、Web1.0およびWeb2.0に続く、ウェブサイトおよびインターネットの潮流、特徴および構造を表している概念。代表的な特徴は、仮想通貨ウォレットを利用したdAppsへのアクセスなど、ブロックチェーンをはじめとする分散型ネットワークのユースケースがある。

助成金プログラムに参加するプロジェクトにはマイルストーンが設けられ、その進行により段階的に助成金を受け取る。分散型ストレージサービスを提供するSkynetLabsは9日、NFT(非代替性トークン)のデータ保存などの用途でSubstrateとの接続を可能にする「Skynet Substrate SDK」をリリース。最終マイルストーンを達成して追加の助成金を受け取ったことを発表した。

これまでにWeb3 Foundationから助成金を受け取った他のプロジェクトには、Polkadotテストネットに世界で初めて接続した、日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network(ASTR)」を開発する「Stake Technologies」や、代替不可能な現物資産のトークン化を可能にするサービス「Tinlake」開発を行う「Centrifuge」などが含まれる。

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