「ウェン・トークン」の実現か
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは20日、イーサリアム(ETH)のL2ソリューションを開発するOptimismの独自トークンに関する価格表示ページを一時的に公開したことが確認された。
Optimismは、「Rollup(ロールアップ)」という技術を活用し、イーサリアムブロックチェーンのスケーラビリティを向上するためにレイヤー2の開発を行っている。プロダクトの1つが「Optimistic Ethereum」というL2ブロックチェーンだが、独自のトークンなしで稼働している。
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仮想通貨界隈では、独自のトークンを「いつ発行するか」との意味で、「ウェン・トークン(wen(when) token)」という言葉がよく使われる。OptimismやArbitrum、StarkNetといった有望なL2ソリューションは未だトークンを発行していないが、コミュニティからはトークン発行の計画が期待されているところだ。
Is the Optimism token launch upon us?https://t.co/CywmNdYdkc pic.twitter.com/FfYLVk5Fpt
— Cobie (@cobie) April 20, 2022
また、高価なNFTコレクションBAYCが3月に独自のガバナンストークンであるエイプコイン(APE)をローンチしたことは「ウェン・トークン」の一例だ。
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今回、なぜ先んじて価格表示ページを公開したかについてコインベース側は説明していないが、Optimismのトークンローンチの情報を先に掴んだか、あるいはページを担当する従業員がトークンローンチの噂を流そうとしたかの可能があるとされている。
なお、該当のページは現在アクセスできなくなっているようだ。
Optimismに関しては19日、メインネットローンチなどの達成を振り返り、今後の計画をまとめた記事を発表。中では、「ユーザーのガス代(取引手数料)を約1,400億円(11億ドル)以上削減」や「約30億円以上の収益を創出」といった達成を取り上げながら、今後は次のバージョンで、「Cannon」という仕組みを導入していくとした。一方、トークンローンには言及していない
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