ステーブルコインのファーミングセンター「Sirius Finance」、Astar Network(ASTR)上でローンチ

流動性提供ユーザーをサポート

日本発パブリックブロックチェーンのAstar Network(ASTR)上で16日、Sirius Financeがローンチされた。

Sirius Financeは、クロスチェーンを活用する暗号資産(仮想通貨)ステーブルコインのファーミングセンター兼、自動マーケットメーカー(AMM)として機能するプロトコル。AMMとは、一定の既定ルールに従い、自動でのマーケットメイクを可能にするシステムだ。

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現在、同プロトコルはステーブルコインの、DAI、USDC、テザー(USDT)、BUSDのベースプールに流動性を提供しようとするユーザーをサポートしている。LP(流動性提供)トークンをステーキングすると、独自トークン「SRS」を得ることができる。

クロスチェーンとは

規格・仕様の異なるブロックチェーン同士を跨ぐこと、及びそれらを接続する技術を指す。

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「SRS」トークンの総供給量は10億枚に固定されている。総供給量の45%がファーミング報酬として設定されているのが特徴で、報酬は1.45年ごとに減少する仕組み。

報酬の削減が行われると同時に、新たなマイニングエポック(Epoch)が開始される。ファーミング報酬は8年以内に99.5%が放出される予定。「SRS」トークンの保有者は、将来的にveTokenモデルを通じてコミュニティやプロトコルのガバナンスに参加できる。

シードラウンドも完了

Sirius Financeは、ニーズに基づき、様々なイールドファーミングのプロトコルを集約したファーミングセンターの構築を目標としているプロトコルだ。

すでにNext Web Capitalが主導するシードラウンドを完了しており、イールドアグリゲーターのAvaultや、ステーブルコインアルゴリズムのAstridDAO, Orcusと戦略的パートナーシップを締結している。

同プロトコルがローンチされたAstar Networkは、異なるブロックチェーンの相互運用を実現するポルカドット(DOT)のネットワークに接続するための枠を勝ち取ったブロックチェーンだ。

「dApp Staking」と呼ばれる、開発者に報酬を与えるシステムと、「Build2Earn(構築して稼ぐ)プログラム」を導入し、これまで40以上のdAppがローンチされてきた。中核企業であるStake Technologies株式会社(本社:シンガポール)は日本人の渡辺創太氏が代表を務めている。

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投票スナップショットも実施

なお、Sirius Financeは日本時間25日21時より28日21時まで手数料の配当先を変更するSIP(Sirius Improvement Proposal)-01の投票を実施している。

現在、取引手数料の100%がLP保有者に100%分配されている反面、SRSトークン保有者のステーキングを促すため、veSRSトークン保有者に手数料収益の50%を配当する案だ。

veSRSトークンはSRSトークンをSirius Financeでロックした際の報酬として受け取れるトークンとなっている。

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