はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

取引高TOP10のデジタル資産プラットフォーム、MEXCの強み

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

MEXCとは

2018年に弱気市場の真っ只中に設立されたMEXCは、現物、レバレッジ、ETF、先物取引、ステーキングなど複数の商品を提供するワンストップ暗号資産サービスのプラットフォームだ。

昨年10月には、ドバイクリプトエキスポで「アジア最高の暗号資産取引所」と高く評価された。現在でも主要な暗号資産取引所の1つとして世界TOP10にランクインしている。

2019年以降には、世界のデジタル資産取引市場で5%のシェアを獲得する暗号資産取引所にまで発展した。豊富な種類の商品取扱いのほか、資産効果、ユーザー優先の取引環境の提供などの成果を経て、市場での地位を確立している。

今回、MEXCに他取引所との違いや強みを伺った。

ー現在のマーケット環境による取引所の影響をどう見ているか

暗号資産市場は株式市場と同様、金融市場の一部であり、市場の循環法則を尊重すべきです。

ベアマーケット(弱気相場)では、業界の各分野の起業家たちが落ち着いてプロジェクトに取り組めるような環境が整っています。 取引プラットフォームにとっては良いプロジェクトは、ベアマーケットで生まれることが多いので、優秀なプロジェクトを見つけるチャンスが増えるでしょう。

MEXCがリサーチして上場したプロジェクトのほとんどは、ベアマーケットや初期のブルマーケットから生まれたものです。

例えば、クロスチェーンリーダーのPolkadot(DOT)、メタバースリーダーのDecentraland(MANA)、GameFiトラックのGala(GALA)、Axie(AXS)、およびパブリックチェーンのSolana(SOL)、Polygon(MATIC)など、2019から2021年までに誕生したもので、Shib(SHIB)も含まれます。これらのプロジェクトは、MEXCに上場して以降、最大65倍〜106,363倍の上昇率を記録しました。

-昨年の強気相場では、アルトコインの上昇も目立った

MEXC Researchの統計によると、昨年の上昇率上位のトークンのうち90%がMEXCで上場しており、FTMトークンは最大208,135%、RACAトークンは最大90,315%の収益率を達成しています。そのほかの銘柄では、MANA、SOL、SAND、SHIB、MATIC、ONE、GALAトークンの最高収益率はそれぞれ10,000%を超えるなど、大きく値上がりしたアルトコインが目立ちました。

出典:MEXCリサーチ

投資機関であっても、1年に6〜10の大規模プロジェクトを発掘するのは容易ではありません。

-なぜ、このような市場環境になったと見ているか

まず、今のベアマーケットの原因を理解するためには、2020年6月から2021年11月までにブルマーケット(強気相場)がどのように形成されたかを理解することが不可欠です。

最も本質的な理由は、2020年初頭、FRB(米連邦準備制度)のドル流動性拡大という金融緩和政策によってドル安が進み、BTCを中心とする暗号資産が、リスク資産からアセットアロケーション(資産配分)対象へと変化したことです。

直接のきっかけは2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、FRBが米国経済の下支えのため2.3万億ドル規模の巨額融資を実施したことです。

その結果、伝統金融機関をはじめ、暗号資産業界の大手機関や上場企業、さらにはエルサルバドルのような国家ベースの政府機関が、直接または間接的にBTCを保有するために暗号資産業界に駆け込むようになったのです。

この中には、MicroStrategyやTeslaなどの上場企業だけでなく、Grayscale、北米ETFファンド、21Shares AG、Galaxy Digitalなどのファンド機関も含まれています。 そしてGrayscaleのワンウェイクローズドエンド型ビットコインETF商品であるGBTCで裁定取引が可能になり、Three Arrows CapitalやARKといった従来の大手金融機関の参入が加速されました。

当時、Teslaは15億ドルのBTCを購入し、2022年4月までにMicroStrategyのBTC保有量は129,218枚に達し、総コストが39.7億ドルに達しました。これが「欧米の大手企業が作り上げた強気相場」です。 そして、2020年のDeFi、2021年のNFTの相次ぐ勃発は、強気相場の根本的な原因ではなく、強気相場をさらに拡大させたものです。

しかし、FRBがインフレ抑制のために「金融引き締め」を実施し始めると、BTCなどの暗号資産はアセットアロケーションからリスク資産に逆戻りし、機関投資家の資金が逃げ出し始めました。 そのため、BTC価格とS&P500の相関が高まっています。

BTCやETHなどの価格が大幅下落すると、DeFiやCeFiなどのレンディングファンドが大量保有していたポジションの清算を余儀なくされ、暗号資産市場がさらに下落することになりました。

しかし、あまり慌てる必要はありません。ベアマーケットだからこそ、多くの人がバリューチップを安価に手に入れることができるのです。 結局、ブルマーケットの中では、BTCもETHも安くないのでしょう。

ー今後の市場の発展で注目しているポイントは

「ユーザーファースト」の価値観はMEXCのサービス理念であり、業界の各トラックを整え、質の高い暗号資産を深く掘り下げ、より専門的にユーザーにサービスを提供するという原則を貫いています。

MEXCは、ユーザーが取引したいすべての暗号資産を見つけることができる取引所です。コミュニティとカスタマーサービススタッフは、ユーザーの問題をタイムリーに解決し、ユーザーに満足していただくことができます。

また、メインストリームの金融と技術における深い背景により、ユーザーの資産の安全性とプロな取引商品とサービスを提供することが、我々の不変の使命だと考えています。

業界トラックでは、L0のクロスチェーン、L1のパブリックチェーン、アプリケーションのDeFiとメタバース、そして実験的なDAOの全トラックで、ユーザー様が最速かつ低コストでこれらのプロジェクトに参加できるよう、より価値のあるプロジェクトの発見に重点を置いています。

ー規制に準拠した迅速な承認のために、どのような上場プロセスを築いているか

MEXCでは暗号資産の取扱数が最も多く、さまざまな商品をユーザーに提供しています。

現物取引は1400種類以上、またレバレッジETFおよび先物商品は200種類をカバーしています。その他、Ethereum, Polkadot, Solana, Avalanche Protocol, Fantom,などメジャーなアルトコインはもちろん、ジャンル別ではNFT, Metaverse, GameFi, DeFi, Layer2, DAOなどの分野をカバーしています。

今年5月のCoinGeckoのデータによると、MEXCの現物取引は1421種類以上の資産、1967種類の現物取引ペアをカバーしており、インターネット調査によると世界10位にランクインしています。

MEXCでは豊富な取引ペアを用意しており、ユーザーはトレンドのプロジェクトを最初にいち早く取引できるようになります。コミュニティユーザーからは、最初にMEXCで目当ての商品を購入することができるという評判も多くいただきます。

MEXCは1日に3〜5の新しいプロジェクトを立ち上げており、過去にはBEND、GAL、GMTトークンなどの人気かつ価値のあるプロジェクトの取扱いをいち早く開始しています。

-MEXCの戦略と強みは

各取引所が提供するサービス内容を調査すると、その取引所がユーザーファーストかどうかを簡単に判断できます。

ウォレットから取引所にETHを預けるときに間違ったチェーンを使用してしまう、暗号資産を引き出す際にプラットフォームの動作が遅いなど、さまざまな取引所でユーザーごとに異なる取引の問題に直面します。そのため取引所のサービスはユーザーの取引に直接影響を与える可能性が十分あると言っても過言ではありません。

MEXCは24時間のオンラインサービスを提供し、アジア、北アメリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカなどの世界中のユーザーにサービスを提供する準備が整っています。顧客サービスは多言語対応で、最速かつより専門性の高いサービスを提供します。

ユーザーは通常、公式のカスタマーサービスチャネルを介してオンラインカスタマーサービスから20〜35秒で回答を得ることができます。その後、問い合わせ内容は関連する技術部門、製品部門、または運用部門に迅速に転送され、当日または数日以内に問題を解決できるようになります。2021年後半のMEXCの問合せ件数は、1対1のサービスで888,874件以上で平均応答時間は47秒。95.8%のユーザーがサービスに満足したと回答いただきました。

MEXCについて

2018年4月に設立されたMEXCは、700万人を超えるユーザーを抱えるデジタル資産取引プラットフォームであり、現物、証拠金、レバレッジETF、デリバティブ取引、ステーキングサービスなどのワンストップサービスをユーザーに提供します。チームのコアメンバーは国際的な企業や金融関連会社出身者が多く、ブロックチェーンや金融業界での経験豊富なメンバーで構成されています。

詳細については、当社のwebサイトおよびResearchをご覧ください。 また、TwitterTelegramからMEXCの最新情報をご確認いただけます。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08:15
ステーブルコイン大手サークルの株価大幅続伸、コインベースやUSDC時価総額超え
ステーブルコイン大手サークル社がIPO後1ヶ月足らずで株価7倍上昇。31ドルから298ドルまで急騰した背景を分析。
07:35
イラン・イスラエル紛争でもビットコインは株式より安定か、今後の市場変動要因は?
イラン・イスラエル紛争激化でビットコインの60日実現ボラティリティが27-28%と、S&P500やナスダック100を下回る安定性を示す。地政学リスクでも資産クラスとして成熟化進む。
07:02
仮想通貨投資商品、先週は12億ドル超の資金が純流入
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産の投資商品に先週は約12.4億ドルの資金が純流入したと報告。イランとイスラエルの緊張が高まる中、ビットコインとイーサリアムが資金流入を主導した。
06:30
仮想通貨BNBの財務戦略採用、元コーラル・キャピタル幹部が「マイクロ型」で構築へ
元コーラル・キャピタル幹部3名がBNBトークン投資ファンドで1億ドル調達交渉中。ナスダック上場企業通じて今月完了予定。マイクロストラテジー型準備金戦略を採用。
06:05
米決済大手ファイサーブがソラナで独自ステーブルコイン「FIUSD」発表、PayPalやサークルなどと提携
米ファイサーブがソラナチェーンを利用し独自ステーブルコイン「FIUSD」を年内開始と発表。パクソス・サークルと提携しソラナで運用。1万金融機関・600万加盟店ネットワークで展開予定。
05:45
マイケル・セイラーのストラテジー社、11週連続でビットコイン購入実施もペース鈍化
セイラーのストラテジー社は23日夜、6月16日から6月22日の間に総額38億円を投じて、245BTCの仮想通貨ビットコインを購入したことを報告した。
05:35
米上場半導体企業セカンズ、560億円資金調達でビットコイン準備金戦略開始へ
セカンズ・コミュニケーションズが仮想通貨ビットコイン準備金戦略導入を発表。3億8400万ドル資金調達でスワン・ビットコインと提携。7月1日完了予定も株価は12%下落。
06/23 月曜日
17:35
WHITE SCORPION、GameFiコラボNFTをKDDIの「αU market」で販売開始
秋元康プロデュースのアイドルグループ「WHITE SCORPION」とGameFi「Community Wars」のコラボNFTが6月23日販売開始。KDDIのαU marketで500円~45万円、メンバー直筆デザイン旗印アイテムでファンの新しい応援スタイルを提案。
14:14
コインベースCEOが語る、仮想通貨が普及するための3つのフェーズ
コインベースCEOブライアン・アームストロング氏が仮想通貨による経済的自由の拡大について解説した。ビットコインが世界の準備通貨となる可能性に触れ、仮想通貨が普及する三段階に沿ったコインベースの取り組みについて紹介した。
14:00
仮想通貨税制改正(申告分離課税・資金決済法)の影響・注目点は?
日本の仮想通貨税制改正が進行中。2025年には申告分離課税導入や金商法改正が検討され、国際競争力強化に期待。詳しく解説します。
13:05
メタプラネット、テスラに次ぐビットコイン保有世界8位に 1,111 BTC追加購入で
メタプラネットが1111BTC(172億円)を追加購入し、保有量1万1111BTCで世界8位のビットコイン保有企業に。コインベースを上回る快挙。555ミリオン計画で21万BTC目標。
12:40
Binance Japan、国内初のNEIRO(ねいろ)取扱へ
Binance Japan株式会社が国内初となるNEIRO(ネイロ)の取扱いを6月25日より開始。ドージコインと同じ飼い主の子犬をモチーフにしたミームコインで、取扱い銘柄数は60に到達。期間限定でメイカー手数料無料キャンペーンも実施する。
12:30
米国アルトコインETFの審査状況一覧 ソラナやXRP・ドージなど
ビットコインやイーサリアムに続き、ソラナやリップルなど多数のアルトコインETF申請が進行中。2025年の米国規制環境で加速するETF審査状況を整理しました
12:15
テザー社、カナダのゴールド企業の株式取得 XAUTなどコモディティ担保型デジタル資産拡大へ 
ステーブルコイン大手テザー社が、カナダのゴールド・ロイヤルティ企業エレメンタルの株式32%を131億円で取得した。コモディティ担保型デジタル資産事業拡大の一環である。
12:00
リップル(XRP)の買い方|初心者が知るべき投資メリットと注目点
暗号資産(仮想通貨)XRPの特徴から買い方、将来性、リップル社の最新動向や取引所の選び方も紹介します。ドナルド・トランプ次期米大統領の思惑やSECゲンスラー委員長交代による規制環境の変化、価格への影響を分析。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧