はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イーサリアム、メインネットで10回目のシャドーフォークを実施

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

シャドーフォークを実施

暗号資産(仮想通貨)イーサリアムは26日、メインネットで10回目のシャドーフォーク(マージに向けたテスト)を実施した。

今回のシャドーフォークは予定よりも26時間早く実行。これでメインネットにおけるマージの実施にまた一歩近づいたことになるが、27日に公開されたイーサリアム財団のブログでは、マージの実施予定日はまだ未確定だとしている。

マージとは

イーサリアムの次期大型アップグレード「The Merge」のこと。コンセンサスアルゴリズムを「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」から「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」へ移行する。

▶️仮想通貨用語集

関連待望のPoSへ、イーサリアム大型アップグレード第一弾「The Merge」を詳細に解説

イーサリアムはマージに向け、シャドーフォークやテストネットでのアップグレードを継続中だ。7日にはRopstenに続き、2番目のテストネットSepoliaでマージの実装を完了。テストネットへの実装は最後のGoerliのみとなっている。27日のブログでは、Goerliにおけるマージの実施は、8月6日から12日ごろになる予定だと述べていた。

関連イーサリアムSepolia、マージ実装完了

イーサリアム財団で開発・運用に携わるParithosh Jayanthi氏は「CoinDesk」に対し、10回目のシャドーフォークでは、「Goerliのマージと同様のリリースをテストする」と説明。現時点では大きな問題は報告されていない。

メインネットでのマージの実施予定日はまだ未確定としながら、イーサリアムの開発チームは仮の見通しとして、実施予定日を22年9月19日と定めている。

マージの注目点

イーサリアムはマージの後も4回の大型アップグレードを予定。イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏は21日、フランスで開催されたイーサリアム・コミュニティの年次会議で講演し、マージ完了後も複数のアップグレードが計画されており、ネットワークは急激な変化期に突入すると語った。現在のイーサリアムの完成度は、まだ40%程度だとも述べている。

関連イーサリアム共同創業者ブテリン、マージ後の「4部構成アップデート」構想を語る

一方で、コンセンサスアルゴリズムをPoSに移行するマージは、投資家から非常に大きな注目を集めている。その理由の1つは、マージ後はマイニングが行われなくなり、イーサリアムの供給量が減少するからだ。

関連仮想通貨のPoS(プルーフ・オブ・ステーク)とは|PoWとの違いとメリットを解説

26日更新のイーサリアム財団の公式ページによると、マージ後はイーサリアムの1日の発行量が最大1,600ETHとなり、現在と比べて供給量が最大90%減少する。

関連史上最大のアップグレード迫るイーサリアム、画期的なトークンセールから始まった分散化の歴史

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/23 火曜日
08:12
トランプメディア、451BTC追加購入で保有額10億ドル突破
トランプメディアが新たに451BTCを取得し総保有額が10億ドルを超えたと報じられた。第3四半期は5z480万ドルの純損失を計上したが仮想通貨戦略を継続している。
07:30
米仮想通貨特命官、CFTC・SEC新委員長を「ドリームチーム」と称賛
米ホワイトハウスのデビッド・サックス仮想通貨担当官がCFTC新委員長マイケル・セリグ氏とSECのポール・アトキンス委員長を称賛し、トランプ大統領が「ドリームチーム」を作ったと評価した。
07:20
仮想通貨投資商品、先週は1490億円超の資金が純流出
仮想通貨投資企業CoinSharesは、デジタル資産投資商品全体の先週における資金フローは約1,494億円の純流出だったと報告。ビットコインなどの銘柄別のデータも公開している。
06:30
ストラテジー社の米ドル準備金が3400億円超に、「仮想通貨の冬」に備え
マイケル・セイラー率いるストラテジーが普通株式の売却により7億4800万ドルを調達し、米ドル準備金を約22億ドルに増やした。仮想通貨の冬に備え配当と利払いを32カ月間カバーできるようにした。
06:05
JPモルガン、機関投資家向け仮想通貨取引の提供を検討=報道
これまで仮想通貨を否定してきたJPモルガン・チェースは機関投資家向けに仮想通貨取引サービスの提供を検討している。現物取引とデリバティブ取引が含まれる可能性がある。
05:50
ビットマイン、イーサリアム蓄積を継続 先週も約10万ETH買い増し
主要イーサリアム保有企業ビットマインが過去1週間で約10万ETHを追加購入し、保有が406万ETHに達したと発表した。弱気相場で買い増しを加速。
05:30
主要イーサリアム保有企業ETHジラ、債務返済のため116億円相当ETHを売却
ピーター・ティール氏支援のETHジラが債務返済のため2万4291ETHを売却し、仮想通貨イーサリアム蓄積戦略から現実世界資産トークン化事業への転換を表明した。
12/22 月曜日
20:05
Bybit、日本居住者向けサービス終了へ 2026年1月が最終期限
Bybitが日本居住者へのサービス終了を発表。2026年1月22日がKYC2完了の最終期限となり、未完了者は制限対象に。金融庁の規制強化を背景に、10月の新規登録停止に続く措置。世界第2位の取引量を持つ同社の撤退により、多くのユーザーへの影響が予想される。
18:00
Digital Space Conference 2026 無料チケット受付開始
ユーザーがメタディスクリプションを100文字程度で作成するよう依頼しています。DSC2026の記事内容に基づいて、SEOに適したメタディスクリプションを作成します。2026年2月17日、虎ノ門ヒルズフォーラムで「Digital Space Conference 2026」を開催。日本デジタル空間経済連盟主催、CoinPost企画・運営。AI、Web3、メタバース等を横断し次の社会像を議論。参加無料、チケット受付開始。
15:53
ユニスワップ手数料スイッチ提案が定足数達成 UNI焼却メカニズムが今週始動へ
ユニスワップのプロトコル手数料スイッチ提案「UNIfication」が定足数を達成。賛成票6,900万UNI超で12月26日の投票終了後、1億UNIの遡及的焼却と手数料連動型の継続的焼却メカニズムが今週後半に始動する見込み。
15:20
量子コンピュータは仮想通貨の脅威なのか?カルダノ創設者が示す客観的評価と対策
カルダノ創設者ホスキンソン氏が、量子コンピュータによる仮想通貨への脅威について冷静な対応を呼びかけ、米DARPA主導の、量子ベンチマーク・イニシアチブ(QBI)の参照を推奨した。
14:54
香港、保険会社の仮想通貨投資を解禁へ リスク管理100%義務付け=ブルームバーグ
香港保険監督局が保険会社による仮想通貨投資を認める新規制案を発表。100%の資本準備義務付けで慎重姿勢を示しつつ、2026年に公開協議を実施。総保険料約13兆円の業界から機関投資家資金の流入可能性。
14:03
著名投資家レイ・ダリオ、「ビットコインは中央銀行に大規模保有される可能性低い」と指摘
著名ヘッジファンド創業者のレイ・ダリオ氏がポッドキャストで、ビットコインは中央銀行の準備資産として大規模保有される可能性が低いと指摘。透明性や技術リスクを理由に挙げた。一方、個人投資家には5〜15%の配分を推奨している。
11:44
米議員、仮想通貨税制で法案起草 少額取引非課税やステーキング関連所得繰り延べも
米超党派議員が仮想通貨税制の改正法案を発表した。少額のステーブルコイン取引を非課税化することや、ステーキングやマイニング報酬の課税繰延べを盛り込んでいる。
10:51
ニューヨーク近代美術館、CryptoPunksなどNFT作品を永久所蔵
ニューヨーク近代美術館(MoMA)が12月20日、CryptoPunks8点とChromie Squiggles8点のNFT作品を永久所蔵品に追加。ブロックチェーンアートが主流美術機関に正式認められる重要な節目となった。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧