今週のニュース
一週間(8/6〜8/12)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、イーサリアム(ETH)のアップグレード「The Merge(マージ)」の実施予定日が、より明確に設定されたニュースが最も多く読まれた。
暗号資産(仮想通貨)市場については、CPI(米消費者物価指数)発表前に警戒感が漂い、ビットコイン(BTC)やイーサリアムの価格が急反落したことを伝えた10日のレポートが関心を集めている。
このほか、米資産運用大手ブラックロックが米機関投資家向けに、ビットコインのプライベート投資信託の提供を開始したことを書いた記事も注目度が高かった。
今週のニュースランキング
1位:イーサリアム「マージ」、暫定実施予定日が明確に(8/12)
イーサリアムのマージの実施予定日は、より明確に設定された。開発者Tim Beikoが12日にTTD(期間中の合計難易度)をツイートし、暫定の実施予定日が明らかになっている。(記事はこちら)
2位:bitbank、仮想通貨スパーク(FLR)取り扱い開始へ(8/12)
仮想通貨取引所bitbankは12日、スパーク(FLR)の取り扱いを開始する方針を発表。具体的な上場日時はまだ明かされておらず、「確定次第」発表する模様だ。(記事はこちら)
3位:岸田内閣改造「デジタル相」に河野太郎氏が就任、Web3政策推進に期待の声(8/10)
岸田文雄首相は10日、内閣改造の顔ぶれを発表。「デジタル相」に河野太郎氏を起用した。デジタル大臣は、21年9月に発足した「デジタル庁」を所轄する日本の国務大臣である。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:CPI発表前に警戒感漂う、ビットコインやイーサリアム急反落(8/10)
今後の金融相場の趨勢を左右するCPI発表を前に様子見基調に。ここのところ上げ調子だったビットコインやイーサリアムは利益確定優勢となり、反落した。(記事はこちら)
2位:ビットコイン週足終値23000ドル台をキープ、アーサーヘイズのイーサリアム強気予想の背景は(8/8)
CPI発表を10日に控える中、ビットコインが週足終値で2週連続で23,000ドル台をキープ。イーサリアムのマージついてBitMEXのアーサーヘイズ元CEOは強気予想を展開した。(記事はこちら)
3位:ビットコイン一時25000ドルに迫る、インフレのピークアウト示唆やブラックロック参入が追い風に(8/12)
警戒されていたCPI発表でインフレのピークアウトが示唆され、株指数や仮想通貨市場では一斉に買い戻し優勢に。ブラックロック参入やイーサリアムの進捗も追い風になった。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
米ブラックロック初、ビットコイン投資信託を提供開始(8/12)
ブラックロックは10日、米国の機関投資家向けにビットコインのプライベート投資信託を提供開始したことを発表。この投資信託は、ブラックロックが初めて提供する、現物ビットコインへの直接エクスポージャーを持つ商品だ。(記事はこちら)
ティファニーのNFTが完売、約15億円を売上か(8/6)
高級ジュエリーメーカーのティファニーは6日、同社初となるNFT(非代替性トークン)コレクション「NFTiffs」のミント(発行)を実施。発行開始から数十分ですべてのNFTが完売したと、Crypto Briefingなど複数の海外メディアが報じた。(記事はこちら)
米SEC、米国の全仮想通貨取引所を調査か=報道(8/6)
米証券取引委員会(SEC)は、米国の全ての仮想通貨取引所とバイナンス本体の調査を行なっていることが分かった。調査を受けている取引所の数は40超に上ると見られる。(記事はこちら)
イーサリアム、チェーン分岐後の世界線とは|Banklessが考察(8/10)
イーサリアムの大型アップグレード「マージ」時にチェーン分岐を伴うハードフォークが発生する場合、フォークされたブロックチェーン上で何が起きるのかという疑問について、仮想通貨メディアBanklessが展望をまとめた。(記事はこちら)
リップル社、セルシウスの資産売却に関心か(8/11)
リップル社(Ripple Labs)は米国で破産申請した仮想通貨融資企業セルシウスの資産を買収することに関心を示しているようだ。リップル社の広報担当者がロイターに説明している。(記事はこちら)
日本業界団体・税制改正要望提出へ コインポストニュース解説(8/8)
今回のCONNECTVでは、CoinPost代表各務貴仁と編集部渋谷詠太が現状のマーケットや注目視されている事例やニュースを解説する。(記事はこちら)