今週のニュース
一週間(10/8〜10/14)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。
今週は、暗号資産(仮想通貨)法人税の課題解決に向けた岸田政権の動きを報じたニュースが最も多く読まれた。
仮想通貨市場については、ビットコイン(BTC)を取り巻く市況感に関するGlassnodeのレポート等について書いた12日のレポートが関心を集めている。
このほか、グーグルクラウドが仮想通貨決済を導入することを報じた記事も注目度が高かった。
今週のニュースランキング
1位:岸田政権「仮想通貨法人税の課題は来年度税制改正で結論を得る」(10/13)
岸田首相は、総理大臣官邸で「第10回新しい資本主義実現会議」を開催。「Web3推進に向けた環境整備(税制)」と「メタバースやNFT(非代替性トークン)を用いたコンテンツの利用拡大」についても議論した。(記事はこちら)
2位:バイナンス、4銘柄の上場廃止を発表 ビットコインゴールドなど(10/13)
仮想通貨取引所バイナンスは13日、4銘柄の上場廃止を発表。対象となるのは、District0x(DNT)、New Bitshares(NBS)、Bitcoin Gold(BTG)、 Token Club(TCT)の4つのアルトコインである。(記事はこちら)
3位:9月の米CPI、市場予想を上回る前年同月比8.2%に 利上げ継続の見方強まる(10/14)
米労働省発表の9月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比8.2%の上昇。仮想通貨や株などの金融市場への影響は。(記事はこちら)
相場ニュースランキング
1位:ビットコイン相場は「嵐の前の静けさ」か、Glassnodeが分析(10/12)
米FOMC(連邦公開市場委員会)議事録公開やCPI発表を控えポジション調整の動きが強まる中、オンチェーン分析を手がけるGlassnodeは現在のビットコイン相場を「嵐の前の静けさ」と考察。アルトコインの個別銘柄ではエイプコイン(APE)が急落している。(記事はこちら)
2位:ビットコインの先物建玉数が過去最高水準に、今晩のCPIに強い警戒感も(10/13)
仮想通貨市場では、ビットコインの先物建玉数が過去最高水準に達した。21時半のCPI発表を控え、強い警戒感が台頭している。(記事はこちら)
3位:ビットコイン大幅反発、CPI前後に金融相場が乱高下(10/14)
米株指数がCPI発表直後に急落。その後大幅反発したことを受け、ビットコインなど仮想通貨市場も一夜明けて全面高に。(記事はこちら)
仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース
グーグルクラウド、仮想通貨決済導入へ 米コインベースとの提携発表(10/12)
グーグルクラウドと米コインベースは11日、長期の戦略的パートナーシップを締結したことを発表。グーグルクラウドは、クラウドサービスに仮想通貨決済を導入する。(記事はこちら)
カルダノ創設者ホスキンソン、XRP有価証券問題で独自の見解 新たな法規制のメリットを強調(10/10)
カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は8日、XRPの有価証券問題をめぐる裁判に関し、自身の見解を説明する一連のツイートを投稿した。(記事はこちら)
仮想通貨取引の脱税防止案、日本など38ヵ国が国際的に連携へ(10/11)
経済協力開発機構(OECD)は10日、国家間で自動的に仮想通貨に関する情報交換を行うための枠組み「CARF」の最終版を発表。日本など38ヵ国が連携する。(記事はこちら)
ドミニカ国、トロン(TRX)など国家通貨として承認 ビットコイン以外では初(10/13)
ドミニカ国政府は7日、仮想通貨トロンの基盤となるトロン・プロトコルを国家のブロックチェーン・インフラとして認定したことを発表。トロンプロトコル上で独自の国家ファントークン「ドミニカコイン(DMC)」の発行を行う計画も明らかにしている。(記事はこちら)
160億円相当が不正流出のMango Markets、浮き彫りとなった3つの脆弱性(10/13)
仮想通貨取引所FTXのサム・バンクマン=フリードCEOは12日、160億円相当の資産が流出したMango Marketsへの攻撃を分析。サム氏の主張からは、Mango Marketsの主に3つの脆弱性が読み取れる。(記事はこちら)
国債と金利の関係、仮想通貨市場への影響について解説(10/8)
金利の低下により株価が上がり、金利の上昇により株価が下がる。仮想通貨市場にも影響し、2022年の相場環境で語られる事の多い関係性について解説。国債と金融政策にも触れる。(記事はこちら)