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ビットコイン相場は小動き、TwitterがBTCとETHのチャート表示機能を提供

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マクロ経済と金融市場

21日の米NY株式市場では、ダウは前日比526ドル(1.6%)高と反発して取引を終えた。 日本時間15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後は、金融引き締め長期化と景気後退懸念で大幅続落していたが、昨日から2営業日連続で上昇した。

インフレ緩和とガソリン価格の下落を背景に米12月「消費者信頼感」指数が今年4月以来の高水準まで改善したほか、市場予想を上回る大手企業の決算が好感された。

関連:22日朝の金融市場短観|ナイキ好決算で12%高 BTC採掘大手Core Scientific暴落

仮想通貨市況

暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコインは前日比0.03%安の16,850ドル。

BTC/USD日足

大幅続落していた米株指数の下落が一服したことで、時価総額上位のメジャーアルトも静かな値動きに終始した。

米取引所ジェミナイの共同創設者Cameron Winklevoss氏は、債権者委員会を代表して米投資銀行フーリハン・ローキーが、暗号資産仲介事業者ジェネシスと親会社デジタルカレンシーグループ(DCG)の流動性問題を解決し、負債回収への道を提供するための計画を策定したことを明かした。

FTX破綻の影響を受けて出金・引き出しなどの機能を臨時停止したジェネシスは、ジェミナイの顧客に対し1,000億円超(9億ドル)の債務があるとされる。ジェミナイは、Earnプログラムのパートナーの1つであり、ジェネシスのローン機能を利用して仮想通貨レンディングプログラムを提供していたとみられる。

関連:ジェネシスとDCG、ジェミナイに1,000億円超の債務=報道

ソラナ(SOL)基盤の分散型取引所Raydiumの開発チームは、16日に発生したハッキング被害についての調査結果を発表。被害者に補償するための提案を提示した。

関連:ソラナDEX「Raydium」、ハッキング被害の補償案を投票へ

被害に遭ったRaydiumトークン「RAY」の保有者に対し、分散型自律組織(DAO)の保管庫資金を使用して不足分のトークンを購入するとした。

Raydiumでは、スマートコントラクトの管理者権限が侵害され、8つの流動性プールから計440万ドルの資金が不正流出した。

関連:ソラナDEX「Raydium」ハッキング被害、約3億円が不正流出

Twitterが暗号資産のチャート機能を提供

Twitterは、検索窓に「$bitcoin」もしくは「$ethereum」と入力して実行するとチャートが表示される機能を追加した。

Twitter

チャート下部には暗号資産(仮想通貨)売買も提供する米大手証券取引アプリRobinhoodのリンクが表示されているが、提携の公式発表は確認されていない。

なお、Twitter社のイーロン・マスクCEOは21日、自身で行ったアンケート結果に基づき、後任が見つかり次第Twitterの経営トップから退く意向を表明した。辞任後もソフトウェアとサーバーのチームは運用するという。

同氏は10月下旬、440億ドル(約5.8兆円)でTwitterの巨額買収に踏み切ったが、着任早々従業員を大量解雇してクライアントが広告出稿を見合わせたり、自身のことを報じるジャーナリストのアカウントに対して凍結措置を取るなどの強硬姿勢が批判を浴びるなど経営の混乱を招いた。

また、CEOを務める自動車メーカー「テスラ」の株価が大幅下落するなどして圧力が掛かっていたとされる。

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