WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

東京都の小池知事、月5000円の「子ども向け給付金」目指す方針

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

都が新たな給付金支給へ

東京都の小池百合子知事は4日、少子化対策の一環として“チルドレンファースト”の社会の実現に向け、0歳から18歳の子どもに「1人あたり月5000円程度」の給付を行う考えを示した。

所得制限は設けず、来年度予算に組み込む形で2023年度(4月以降)からの支給を目指す。

これは家計に占める子どもの教育費において、全国平均と都の差が5000円程度あることを念頭に置いたものだ。東京では家庭支出における教育費の割合が全国的にも高い水準にある。教育費とは、学校でかかるお金のほか、学校外でかかる学習塾や習い事などのお金をすべて含めた教育にかかる個人負担費用のこと。

給付の背景

東京23区の人口は2021年、コロナ禍における感染状況やリモートワーク普及などの影響により、初めて転入を転出が上回る「転出超過」となった。転出先は、横浜市やさいたま市、藤沢市、千葉市など、都内での活動にも対応しやすい首都圏近郊が上位を占める。

所得税や住民税が控除によって軽減される「ふるさと納税」制度でも、東京23区からは2021年度に全国ワーストの540億円以上が流出したとされる。仕組み上、魅力的な特産物を返礼品に掲げる地方自治体へと流れやすいが、その一方で税収が支える社会保障などの財源問題は、各自治体にとって悩みの種と言える。

また、2020年度には新型コロナウイルス対策に充てた結果、東京都の貯金に該当する「財政調整基金」の残高が底を尽きかけるなど厳しい財政状況に陥ったが、2021年度末には、企業業績回復などによる税収と地方交付税の増加により、再び基金を積み上げた。

このような状況にある中、労働人口の減少により厚生年金を始めとした社会保障費の増大を見据えた少子高齢化対策が急務であることも、決断の後押しとなったものと考えられる。

過去にはコロナ給付金

日本では20年4月、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)に伴い、景気刺激策の一環として一律10万円の「特別定額給付金」が全ての国民を対象に支給されたが、その多くは貯蓄(預貯金)に回ったとして経済効果を疑問視する声も上がった。

関連:新型コロナ給付金、ビットコイン価格への影響は「限定的」 日米で分析

内閣府の試算によれば「給付金の半数以上が消費に回り、7.1兆円の経済効果を生む」というものだったが、第一生命経済研究所や三菱総合研究所のエコノミストによれば、経済の押し上げ効果は2〜3割程度にとどまった。

なお、米国では2020年から2021年にかけて、1200ドル、600ドル、1400ドルと計3回に分けて特別給付金が支給され、その一部は強気相場にあったビットコイン(BTC)投資に流れたとされる。

関連:「老後2000万円」問題とは、日本政府が投資をすすめる理由

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/05 月曜日
18:20
ステーブルコインだけで暮らせるか 業界3氏が○×で回答
ステーブルコインだけで暮らせるか。AI・オンチェーン金融サミットで、SMBC・JPYC・Startaleの3氏が国際送金やトークン化預金、納税、日本円ステーブルコインの必要性を○×形式で議論した。
16:41
国内暗号資産の現物取引高、8月は7644億円 2カ月ぶり増加
日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)が8月の取引統計を公表。国内の暗号資産(仮想通貨)現物取引高は7,644億円で前月比13.4%増、証拠金取引も19.0%増えた。銘柄別ではビットコインが6割を占め、利用者預託金は3.5兆円まで増えた。
16:10
金融審、成長資金と保険でWG設置 委員がオンチェーン金融に言及
金融庁は8月31日の金融審議会総会の議事録を公開した。成長企業への資金供給と保険制度の2テーマでWGを設置。委員からはブロックチェーンを基盤とするオンチェーン金融の制度整備を中長期で検討すべきとの意見が出た。
15:45
NOT A HOTEL、住宅事業に参入 NAC発行元グループが新会社設立
NOT A HOTELを展開するNOTAが新会社「NOT A HOUSE」を設立し、住宅「POD」の予約を始めた。価格は1棟6980万円から。グループは暗号資産NACを発行し、2024年にGMOコインでIEOを実施している。
14:58
平将明氏が語るオンチェーン金融、次の提言はアセットとウォレット
AIエージェントが自ら決済する時代に向け、日本はどう備えるのか。AI・オンチェーン金融サミットのクロージングで、平将明衆議院議員が自民党PT提言の狙いと国家戦略化の道筋、次の提言で扱うアセットとウォレットの論点を語った。
14:49
OKXとICEの合弁、SECに通知 トークン化米国株を24時間取引へ=報道
OKXとNYSE親会社ICEの合弁OKXICEが、トークン化した米国株を24時間取引する施設の開設をSECに通知した。9月導入のSECの「イノベーション免除」を活用し、60銘柄超から始める計画。保有者には配当や議決権も付与される。
14:00
英大手金融機関の幹部71%、トークン化が金融サービスを変革と予想 ロイズ調査
ロイズの第10回「金融機関センチメント調査」で、英国の大手金融機関幹部の71%がトークン化による金融サービスの変革を予想した。期待するメリットなどについても回答している。
13:46
AI関連の仮想通貨が9月に54%上昇、グレースケールが分析
グレースケールは、AI関連の仮想通貨が9月に54%上昇し、市場全体の24%を上回ったと報告した。AI関連市場を代表する銘柄としてNEAR、TAO、WLD、VVVを取り上げた。
13:20
金融大手UBS、トークン化やステーブルコインで求人
UBSがニューヨークにおけるデジタル資産分野の求人2件を公開した。ステーブルコインやトークン化商品のプロダクトマネージャーと流通担当を募集している。
13:10
DCPとPacific Meta、トークン化預金の事業化支援で連携
トークン化預金の事業化に向け、DCPとPacific Metaが連携する。金融機関の発行支援からブロックチェーン開発、事業会社のユースケース企画までを一体で担い、PoCから商用化に向けた案件を順次立ち上げる。
11:29
日立、暗号資産・ステーブルコイン向けAML監視サービス開始
日立製作所が暗号資産(仮想通貨)やステーブルコインの取引を対象とするAMLモニタリングサービスの提供を10月1日に開始した。取引前・取引後・トークン流通の3機能を備え、金融庁FinTech実証実験ハブの支援を受けた実証の成果を生かす。
10:30
S&P、DeFi融資ボールトのリスク評価手法を発表 市場規模は2年で6.7倍
S&Pグローバル・レーティングは4日、オンチェーン融資ボールトのリスク評価手法「ボールト・リスク評価(VRA)」を発表した。キュレーターやプロトコルなど6項目でリスクを分析し、個別評価は後日公表する。預かり資産は約100億ドルに拡大した。
09:50
日本政府、対露追加制裁 仮想通貨取引所ガランテックスなどが対象
日本はロシアへの追加制裁で、仮想通貨取引所ガランテックスなど33団体・9個人を資産凍結等の対象に指定した。「影の船団」への規制や、第三国4団体への輸出禁止も実施する。
09:17
Base上のボールトから約600万ドル流出 運営元は不明
レイヤー2ネットワークBase上のボールトから4日、1,783wstETH(約600万ドル相当)が不正に引き出された。ボールトのマルチシグが攻撃用コントラクトをホワイトリストに再登録した直後に流出が始まり、運営元は5日時点で明らかになっていない。
08:17
ビットコイン現物出来高、約3年ぶり低水準から小幅回復=アナリスト
仮想通貨分析企業クリプトクアントのアナリストが、ビットコインの現物出来高は7月に約3年ぶりの低水準をつけた後、9月にかけて緩やかに回復したと指摘。9月のバイナンスの現物出来高は500億ドル超、クラーケンは2倍の80億ドルに増えた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧