はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

NYダウなどプラス圏に、5月以降の米FRB利上げ観測は|28日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

2/28(火)朝の相場動向(前日比)

    伝統金融

  • NYダウ:32,889ドル +0.2%
  • ナスダック:11,466ドル +0.6%
  • 日経平均:27,423円 -0.1%
  • 米ドル/円:136.2 -0.1%
  • 米ドル指数:104.8 -0.3%
  • 米国債10年:年利回り3.92 -0.5%
  • 金先物:1,824ドル +0.4%
  • 暗号資産

  • ビットコイン:23,341ドル -1.1%
  • イーサリアム:1,625ドル -1.2%

本日のニューヨークダウは先週末の下落からプラス圏に転じて、一時370ドル超上昇する場面もあった。ナスダックやS&P500も反発した。

先週は米FRBが最も重視する物価指標である個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)の1月データが発表されインフレの長期化リスクを示し、FRBが5月以降にも利上げを継続する観測が高まった。

また、米ボストン地区連銀や米クリーブランド地区連銀の総裁らはインフレ抑制に向け一段の利上げが必要とのタカ派な姿勢を見せたことも弱気材料とされた。

CMEグループ提供のFRB政策金利の予想値(市場織込み度)によると、次回3月22日のFOMCで0.25%の利上げ確率は75.3%、5月3日のFOMCで0.25%の利上げ確率は73.2%。仮にその通りに利上げ幅が決められれば、昨年12月に多くの市場参加者が想定していた5〜5.25%のターミナルレートになるが、6月14日のFOMCでさらに0.25%利上げされる確率は現在58.8%となっており、5月以降の利上げ継続の可能性が高まりつつある。

出典:CME

関連ナスダック・仮想通貨全面安 ドル円急上昇、米PCEデフレーターを嫌気

3月経済指標(最初の2週間)

  • 3月1日23時45分(水):米2月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
  • 3月1日24時(水):2月ISM製造業景況指数
  • 3月3日23時45分(金):2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
  • 3月3日23時45分(金):2月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
  • 3月8日22時15分(水):2月ADP雇用統計(前月比)
  • 3月10日22時30分(金):2月平均時給(前月比)・2月非農業部門雇用者数変化(前月比)

関連世界の投資家が注目する米金融政策決定会合「FOMC」とは|分かりやすく解説

米国株

IT・ハイテク個別銘柄の前日比では、NVIDIA+0.9%、c3.ai-0.9%、ビッグベア.ai-0.6%、ブロック-2.6%、テスラ+5.4%、マイクロソフト+0.3%、アルファベット+0.8%、アマゾン+0.2%、アップル+0.8%、メタ-0.5%、コインベース+0.8%、マイクロストラテジー+1.1%、ロビンフッド+1.3%。

ロビンフッドは引け後、11月にFTXの破綻後に仮想通貨サービスをめぐってSECから召喚状を受けたことを明かした。召喚状の内容は、仮想通貨上場・カストディに関する問い合わせであり、今後の展開次第でSECの法的措置や裁判所の判断によって提供する仮想通貨の銘柄が未登録有価証券とされれば取引を停止する可能性があるとした。

SECのゲンスラー委員長は週末のメディア取材でビットコイン以外の銘柄は基本的には有価証券に該当するとの見解を示した。

関連仮想通貨投資家にもオススメ、お得な株主優待「10選」

関連日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

仮想通貨関連

Velodrome

コインベースが先週、構築する独自L2ネットワーク「Base」に「Optimism」の技術を採用している発表を受け、Optimismロールアップブロックチェーン上の最大手DEX「Velodrome」の週間手数料は過去最高となった。3月1日までの一週間で10万ドル以上の手数料が発生していた。

出典:Dune

また、VelodromeのガバナンストークンVELOは過去1ヶ月で226%の上昇率を記録した。

Goerli ETH

イーサリアムのテストネットGoerliのテストネットトークンETHは取引市場のオープンを受けて、先週末に取引価格が1.6ドルの高値をつけていた。現在は0.22ドルに下落してきている。

Goerli ETH(GETH)はイーサリアムテストネットGoerliで無料で取得できるテストネットトークンだが、一日分の取得上限(0.05 ETH)があり、開発者の活動はガス代支払いの制限などによって開発活動を限られる。この状況を解消するために、Layer ZeroプロトコルはGETHの取引市場を立ち上げたが、投機筋によって価格が乱高下しやすいデメリットも出てきた。

現在、ETHのコア開発勢はGoerliの需要解消のために、もう一つのテストネットであるSepoliaへのユーザー移行を進めているが、Sepoliaは許可型ネットワークでGoerliのようなオープンな環境にはなっていない。GETHの供給制限については1年以上開発者コミュニティで議論されていたが、Decryptの開発者らへの取材によると、「Goerliが徐々に利用できなくなる」のが最も有効な解決策だという。

一方、他の解決策も講じられている。イーサリアムのプロトコルサポートを行うTim Beiko氏によれば、年内には新たなテストネット「Holli」がローンチされる計画がある。

関連イーサリアム、新テストネット「Holli」のローンチを計画 テスト環境の改善へ 

ドル円

ドル円は1ドル=136.2円、前日比-0.1%。米商務省が27日に発表した1月耐久財受注速報値は前月比-4.5%と12月+5.1%から再びマイナスに。予想(-4.0%)を下回り過去三年間で最低水準になったことを受け、米金利低下に伴うドル売りが優勢になった。

出典:Yahoo!ファイナンス

関連抑えておきたいテクニカル分析「エリオットウェーブ」を初心者向けに解説

月曜日のGMラヂオ

コインポストグローバルは27日の昼に第9回GMラヂオを開催した。今回は「Building on Bitcoin(ビットコイン上での構築)」をテーマに、Lightning VenturesのマネージングパートナーであるMike Jarmuz氏と対談した。

関連「GM Radio」 ビットコイン特化のVC「Lightning Ventures」が参加

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
19:30
ビットコインで利回りを狙う|Lombard(ロンバード)・LBTCの始め方
Lombardを通じてビットコインを利回り資産として活用する方法を解説。LBTCの仕組みや始め方に加え、注意点やリスクも整理しました。
19:11
USDHがハイパーリキッドの成長を加速させる理由
USDHはなぜハイパーリキッドを強化するのか?仕組みから収益循環、HYPEへの影響までわかりやすく解説します。
17:14
ハイパーリキッド「Hypurr NFT」エアドロに高い関心、初動のフロアプライス1000万円弱に
暗号資産(仮想通貨)HYPEを発行する分散型取引所ハイパーリキッドのNFTコレクション「Hypurr」が配布され、フロア価格800万円、24時間取引高105億円を記録した。特に希少NFTは最高7000万円で落札するなど反響を呼んだ
16:34
マーチャント・バンカーズ、ビットコイン購入 不動産の暗号資産決済に本格参入
マーチャント・バンカーズが3億円分のビットコインを購入し、FINX JCryptoと協業。不動産決済サービスや暗号資産事業強化へ動き出す。
16:25
ネイルサロン運営コンヴァノ、ビットコイン取得額が累計104億円に
東証グロース上場のコンヴァノが約15億円相当のビットコインを追加購入し、累計取得額が104億円に到達。同社は2027年3月末までに21,000BTC保有を目指している。
15:08
金融審議会が「第3回暗号資産WG会合」開催、上場審査プロセスにも言及
金融審議会が暗号資産の金商法一本化を検討。インサイダー取引規制と情報開示義務を導入し、投資家保護を強化する方針。JVCEAの審査実績や委員からの懸念も明らかに。
13:40
NYDIG、仮想通貨トレジャリー企業の評価指標「mNAV」を批判 ”不正確で誤解招く”
NYDIGは最新レポートで、仮想通貨トレジャリー企業の評価に使われるmNAV指標を強く批判した。不正確で投資家を誤解させる可能性があると指摘し、「業界から削除すべき」と主張した。
13:15
仮想通貨ファンドから1200億円流出 FRB利下げ観測後退受け=CoinShares
CoinSharesが先週、仮想通貨投資商品から約8億ドルが流出したと報告した。ビットコインとイーサリアムから流出し、ソラナとXRPでは流入が続いた。
11:51
米政府閉鎖危機に警戒感募る中ビットコイン反発、SECの新基準はアルトコインETFに追い風
仮想通貨市況 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)は前日比+2.56%の1BTC=114,666ドルと反発した。 デリバティブ市場では、3億3000万ドル以上の…
11:30
バイナンス、企業向けインフラソリューションをローンチへ
仮想通貨取引所バイナンスは、従来の金融企業向けにインフラソリューション「Crypto-as-a-Service(CaaS)」をローンチすると発表。ローンチの背景や内容を説明した。
11:05
仮想通貨購入発表で株価22倍暴騰のQMMM、米SECが株取引を停止
米SECがデジタル広告企業QMMMホールディングスの株式取引を強制停止した。仮想通貨購入計画発表後に株価が暴騰し、SNSを通じた価格操作の疑いが指摘されている。
10:50
急成長の分散型取引所Aster、トークンの分割エアドロップを検討 CZとの関係性も明らかに
分散型デリバティブ取引所Asterが独自仮想通貨ASTERのベスティング方式エアドロップを検討している。Asterは前バイナンスCEOであるCZ氏の支持も背景に躍進している。
10:15
ビットコイン急騰、米政府閉鎖リスクで「無国籍資産」への逃避資金流入|仮想NISHI
仮想通貨ビットコイン市場は28日から30日朝にかけて急騰した。BTCは法定通貨や国家に依存しない無国籍資産であり、政府機能や金融システムが不安定化する局面において上昇する傾向を持つ。
09:55
ブルームバーグETF専門家予測、SEC包括基準でアルトコインETF承認確率「ほぼ100%」に
米SECが仮想通貨ETFの包括的上場基準を承認し、原則上個別審査が不要となった。ブルームバーグのETFアナリストは承認確率が事実上100%と予測している。
08:30
12年間休眠のビットコインウォレットが活動再開、65億円相当BTCを移動
12年間休眠していたビットコインウォレットが29日に400BTCを移動したとアーカム・インテリジェンスが報告した。2013年11月以来初めての取引で、当時の取得価格から約16000%上昇している。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧