BitrueがCOREUMエアドロップをサポート
暗号資産(仮想通貨)取引所のBitrueは15日、XRP台帳の分散型取引所「Sologenic(SOLO)」プロジェクトから派生したレイヤー1ブロックチェーン「COREUM」によるエアドロップのサポート計画を発表した。
3月24日13時(日本時間)から開始されるスナップショットの記録期間中に、Bitrue上でCOREUMやSOLO、XRP(リップル)のいずれかを保有するユーザーは、COREUMのエアドロップを受け取ることができる。
なお、COREUM保有者にはCOREトークンがエアドロップされ、SOLOとXRP保有者にはxCOREが配布される。xCOREは一定条件を満たした場合にCORE トークンと1:1で交換できるデリバティブトークンだ。
3銘柄を全て保持することで、エアドロップで受け取る報酬量を最大化させることができる。Bitrue上では22年4月より「COREUM/USDT(テザー)」の取引が可能となっている。
エアドロップの配布条件
COREUMのエアドロップの要件について、特にSOLOとXRP保有者はエアドロップの権利を得るためにBitrueの専用ページへの預入を3月24日12時50分(日本時間)までに行う必要がある。
スナップショット前であればいつでも出金できるが、スナップショットが開始されるとSOLOとXRPはロックされる。スナップショット完了後の3月24日14時にロックが解除され、資産がアカウントに戻される。xCOREの受け渡しは23年5月15日に予定されるエアドロップ実施後に適時実行される。
一方、CORE保有者へのCOREエアドロップは23年4月~同11月までの期間中、4回に分けて均等に分配される。
ユーザーが受け取るエアドロップの数量については、単純な1:1の形式ではなく、以下の式に従って配分される。
- CORE受け取り量 = スナップショット時のユーザーCORE保有量×2
- xCORE受け取り量 = スナップショット時のユーザーXRP/SOLO保有量×0.025
Coreumブロックチェーンとは
2021年12月に発表されたCoreumブロックチェーンは、23年3月のメインネットローンチを控えている。100%コミュニティが主導するオープンソースプロジェクトを掲げており、金融通信メッセージの国際標準フォーマット(ISO20022)やスマートトークンなど、エンタープライズ向けに対応している。
CoreumはSologenic Tokenization Platformによって一部構築されている。XRPレジャーの技術要素の多くがCoreumブロックチェーンにも反映されているという経緯から、xCOREのエアドロップ配布対象にXRP保有者が含まれている。