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SBT活用の分散型IDプロジェクト「Masa Finance」、コインベースの L2「Base」へ展開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Base向けSBTプロトコル

分散型IDプロトコルのMasa Financeは4日、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースが開発を主導するイーサリアムの独自L2ネットワーク「Base」向けにSoulboundトークン(SBT)プロトコルのローンチ計画を発表した。

SBTはブロックチェーン上で識別や評判の特性をウォレットアドレスに結びつけ、信用度評価を可能にするトークン。教育資格、職歴(プロジェクトへの貢献)、ユーザー認証に用いられるクレデンシャル情報、過去のローン履歴といった、個人の信用に関連するデータを組み込むことができる。また、一度受信したらデジタルウォレットの外に移すことができない(譲渡不可能)特性がある。

関連:イーサリアム創設者ブテリン氏提唱の「Soulboundトークン(SBT)」に高い関心

Masa Financeはイーサリアム仮想マシン(EVM)に対応したSBTプロトコルを開発しており、これまでにイーサリアム(ETH)、ポリゴン(MATIC)、BNB、Celo(CELO)向けに展開。開発者からのフィードバックに基づいて、メンバーシップバッジ、達成バッジ、紹介プログラム、ユーザー認証、クレジットアンダーライティングなど、さまざまなユースケースのSBTを製品化してきた。

また、イーサリアムブロックチェーンの活動をもとにした信用スコアを表す「Masa Web3 Credit Score SBT(MCR)」や、人間でも読むことができるアドレス「Masa Soulname NFT(MIN)」なども開発。MINはNFT電子市場「OpenSea」で取引も可能だ。

Masaは、BaseにおいてもSBTレイヤーとしての立ち位置を確立するため、開発者向けのツールキット「Base SBT Developer Toolkit」を今後数週間以内にリリースする予定。開発者は、前述したユースケースに適したテンプレートSBTを、簡単にカスタマイズできるようになる。

Masa Financeは先月、Coinpost Globalが開催しているGM Radioにゲスト出演。「SBTとWeb3時代のアイデンティティ」をテーマに、分散型IDの重要性やトークンの発行、今後の計画などについて議論した。

関連:「GM Radio」 次回はSBT活用の分散型IDプロジェクト「Masa Finance」が参加

コインベースのBase Network

コインベースは2月23日にBase Networkのテストネットを立ち上げ、イーサリアムのレイヤー2としてメインネット実装に向けて開発を進めている。3月25日にコインベースは、「開発者への要望」と題し、重点的に取り組んでもらいたい四つの分野を発表。

その中で「オンチェーンの信頼構築に関する研究分野」について指摘し、ブロックチェーン上での信用を評価するプロトコルや、ユーザーのプライバシーと自律性を維持しつつ、このようなシステムがどのように活用できるかについて研究しているチームを求めていると述べていた。

関連:コインベースの L2「Base」、重点的に取り組むべき4分野で開発呼びかけ

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