はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

『スクエニプロデューサー×STEPN創業者』Web3ゲーム特別対談の見どころは?|WebXカンファレンス 

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

スクエニ×STEPN

株式会社スクウェア・エニックスとブロックチェーン・エンタテインメント事業部 事業部長の畑 圭輔氏と、フィットネスアプリ「STEPN」や新NFTマーケットプレイス「MOOAR」などの開発・運営を手掛ける「Find Satoshi Lab」ヤン(ヨーン)・ロン共同創業者の特別対談が行われる。

対談のテーマは、「ブロックチェーンゲームで変わる未来の生活」。7/25(火)16:15〜16:35にかけて、B棟7階の国際ステージで開催予定。

司会・進行役のモデレーターは、NFTロイヤリティプラットフォーム「BeyondClub」運営のYuki Wakiyama CEOが務める。

■WebX登壇者とアジェンダ一覧

チケットを購入する: https://webx-asia.com/ja/#cb-tickets
プレスリリース限定特別クーポン(購入時利用可): WEBXSP

登壇者プロフィール

畑 圭輔

2012年に株式会社 スクウェア・エニックス入社し、スマートフォン向けゲーム or コンテンツ開発におけるテクニカルディレクターとして従事。その後、各プラットフォーム関連の交渉、対外折衝などを担う業務部に異動、部門長を経験し、同時に同社初のNFTビジネスとなるWeb3ゲーム「資産性ミリオンアーサー」をプロデュースし、現在に至る。

Yawn Rong

AI(人工知能)およびブロックチェーン技術開発スタジオ「Find Satoshi Lab」の共同創業者。革新的なWeb3フィットネスアプリである「STEPN」をはじめ、NFTマーケットプレイス「MOOAR」、最先端のマルチチェーン分散型取引所(DEX)の「DOOAR」などのコンテンツを生み出してきた。

企業紹介

スクウェア・エニックスは、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーシリーズなどのIP(知的財産権)を有する世界的なゲーム企業。

スクウェア・エニックスの松田洋祐社長は、2022年1月の年頭所感にて、「ブロックチェーンゲームなどの分散型ゲームもポートフォリオに取り込んでいきたい」と抱負を述べるなど、東証プライム(1部)上場の大手ゲーム企業としては異例の早さでWeb3業界参入の意思表明を行なった。

関連:スクウェア・エニックス、ブロックチェーンゲーム事業本格化へ

2023年現在では、新規IP(知的財産)による初のNFTアートコレクション「SYMBIOGENESIS」を開発中のほか、ブロックチェーン技術を用いたNFT事業支援を行うdoublejump.tokyo株式会社と共同開発したNFTデジタルシールを集める「資産性ミリオンアーサー」を今年4月にローンチし、大きな反響を呼んだことが記憶に新しい。

国内発のゲーム特化型ブロックチェーンであるOasys(OAS)の初期バリデータとしても参画するなど、スクエニのWeb3関連事業はもはや多岐に渡る。

関連:スクウェア・エニックス、ゲーム特化ブロックチェーン「Oasys」の初期バリデータに

主力事業の一つであるスマートフォンゲーム分野では、コロプラと共同開発した位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」が大ヒットしており、2023年9月に4周年を迎える。“歩いて健康になる”ことを動機付けるゲームというカテゴリでは、STEPNとの類似性もある。

STEPNは、暗号資産(仮想通貨)GST/GMTのデュアルトークン経済圏を導入したWeb3版フィットネスアプリの代表格だ。

2022年春以降、日本人ユーザーも多く取り込み瞬く間に普及すると、Web3業界に歩いて稼ぐ「Move2Earn(M2E)」ブームを引き起こしたが、一方で想定を遥かに上回る速度でユーザー数が急拡大した影響により、独自トークン「GST・GMT」価格やNFTのデジタル資産価値をコントロールしきれず乱高下を招くなど、投機的な値動きに対する批判も浴びた。

結果として、2021年夏頃より世界的に流行したアクシーインフィニティ(AXS)同様、独自トークンやNFTを用いたブロックチェーンゲームにおけるエコシステムの持続性および経済設計に大きな教訓と課題を投げかけたと言える。

その反面、優れたゲームシステムやバランス調整、革新的なUI/UXについては極めて高い評価を得ている。最大手暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するバイナンスのベンチャーキャピタル(VC)部門や米最大手投資ファンド「セコイア・キャピタル」などから出資を受け、急速に台頭した経営手腕にも定評がある。

2022年4月には、国内大手スポーツブランド「アシックス(ASICS)」と提携して限定NFTを販売したほか、同年8月にはスペインのプロサッカークラブ「アトレティコ・マドリード」と提携。2023年5月には日本の人気アニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」とのコラボを発表して、NFT(非代替性トークン)のデジタルシューズの限定コレクションを販売するなど、Web3ゲームとしての実績は枚挙にいとまがない。

攻殻機動隊コラボ

関連:「STEPN」のビジョンとは|グリーンなWeb3.0が築くカーボンニュートラルな世界

STEPNの運営企業Find Satoshi Lab(FSL)は多角的なエコシステム構築を目指しており、2023年7月にはSTEPNと同じガバナンストークンの「GMT」を用いたWeb3ソーシャルゲーム「Gas Hero(ガスヒーロー)」の年内ローンチを発表している。

関連:STEPN運営企業Find Satoshi Lab、Web3ゲーム「Gas Hero」をローンチへ

そのような状況にある中、Web3ゲーム開発・運営で大きな実績を残した「STEPN」創業者のYawn Rong氏と、Web3事業参入に本腰を入れ始めた国内大手ゲーム企業スクウェア・エニックスのプロデューサー畑 圭輔氏の対談が国際カンファレンス「WebX」で初めて実現するとあって、熱心なコミュニティはもちろん国内外のゲーム業界関係者からも高い関心を集めている。

「ゲームにトークン経済を導入することのメリットとデメリット」についてゲーム業界に精通する両者が異なる立場から語り合った時に、どのようなエピソードが聞けるのか期待したい。

注目セッション特集

そのほか、Day1〜Day2にかけて開催されるWebXの注目セッションの数々をお見逃しなく。

関連:『ビットコイン・Web3は世の中に必要か』ひろゆき×加納裕三のWebXスペシャル対談決定

関連:『ユガラボCEO×経産省Web3.0政策推進室』Day1注目の特別対談|WebXカンファレンス 

関連:『デジタル円実現後の未来について』Day2注目の特別対談を紹介|WebXカンファレンス 

関連:米リップル社CTOと吉川絵美氏が来日、注目の2セッション|WebXカンファレンス

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/22 水曜日
20:18
ソラナ(SOL)現物ETF、香港で初承認 10月27日取引開始
香港証券監督委員会がアジア初となるソラナ現物ETFを承認。ChinaAMC運用(香港)で10月27日取引開始。ビットコイン、イーサリアムに続く3番目の仮想通貨ETFとして、米国市場に先駆けた上場となる。
16:39
仮想通貨取引、米国で前年比50%増 トランプ効果鮮明に=2025上半期報告
TRMラボの最新報告書によると、トランプ政権下で米国の仮想通貨取引高が50%増の1兆ドル超に。日本は普及ランキング9位に上昇。ステーブルコインは前年比83%増で過去最高を記録。
15:50
金融審議会、暗号資産のインサイダー取引規制と銀行の取扱要件が焦点に
金融審議会が暗号資産のインサイダー取引規制案を提示。DEX・P2P取引も対象に。銀行本体の取扱いは慎重に検討する一方、子会社には門戸を開く方針。無登録業者への罰則も強化へ。
14:30
「量子コンピュータはビットコインの最大リスク」、CoinMetrics共同創設者が警告
CoinMetrics共同創業者ニック・カーター氏が、量子コンピュータがビットコインの暗号セキュリティに及ぼす脅威について警告する論説を発表。ビットコインのセキュリティの仕組みについて解説し、量子技術の進化が現在の状況を変える可能性があると指摘した。
13:50
リミックスポイント、米ビットワイズのBTC保有企業ETFに新規採用
ビットワイズが3月から提供する「OWNB」ETFに、日本企業メタプラネット、リミックスポイント、ネクソンも組み入れられている。
13:30
ビットコインL2「Arkade」ベータ版公開、BTC上のステーブルコインや貸借の基盤に
Ark LabsがビットコインL2「Arkade」のベータ版を公開した。オフチェーンでステーブルコインやレンディング機能を実現し、ライトニングネットワークを補完する新基盤を目指す。
13:15
米国初で百貨店チェーンが仮想通貨決済導入、創業110年の「Bealls」
創業110年の米百貨店チェーンBeallsが仮想通貨決済を導入。Flexa経由でビットコイン、イーサリアムなどに対応。全米初、複数ブロックチェーンから同時決済を受け入れる小売業者に。
12:55
「Saga」スマホ、発売から2年でサポート終了 次世代端末「シーカー」へ移行
ソラナ・モバイルが仮想通貨スマホ「サガ」のサポートを発売から2年で終了。2万台の完売を成し遂げ、ミームコインのエアドロップで注目を集めた。同社は現在、第2世代端末「シーカー」に注力し、15万台以上の予約を獲得している。
11:25
イーサリアム『フサカ』、取引のガス上限を導入
イーサリアムは次期アップグレード「フサカ」でEIP-7825を導入し、1取引あたりのガス上限を約1678万に制限する。ホレスキーとセポリアで既に稼働しており、12月3日のメインネット実装を予定している。
10:50
イーサリアム元開発者が財団批判 ヴィタリックの影響力と支配層の存在を指摘
仮想通貨イーサリアムの元コア開発者シラージ氏がイーサリアム財団の体制を批判。ヴィタリック氏を中心とした支配層の存在や報酬格差を指摘し、ポリゴンCEOも不満を表明した。
10:50
「史上最大の金融包摂」USDTステーブルコイン、ユーザー数5億人達成
テザーのステーブルコインUSDTがユーザー数5億人を達成。時価総額1820億ドルでステーブルコイン市場の70%を占め、ケニアのKotani Payへの投資と米国向けUSAT発行を発表。CEOは「史上最大の金融包摂」と評価。
10:10
ビットコイン現物売り優勢で膠着、ゴールド・株高の中で独自の値動きに|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは横ばいの推移を続けている。日経平均株価が5万円に迫り、金も最高値圏にあるなかで、ビットコインのみが低調な動きを示している。
09:50
金融庁、正式に銀行の仮想通貨投資解禁を検討へ
金融庁は、銀行と保険会社がビットコインなどの仮想通貨を投資目的で保有できるようにする制度改正の検討を始めることが正式に明らかになった。公開された資料には売買などについても考えが書かれている。
09:45
アジア主要証券取引所が仮想通貨保有企業の上場に慎重姿勢、香港は5社以上に異議
香港証券取引所は仮想通貨保有を中核事業とする企業5社以上の上場計画に異議を唱えている。インドと豪州も同様の反対姿勢を示しており、日本を除くアジア太平洋地域で規制が強化されている。
08:45
コインベースがエコーを570億円で買収、オンチェーン資金調達強化へ
コインベースはオンチェーン資金調達プラットフォームのエコーを約3億7500万ドルで買収すると発表した。今年8件目の取引となり、仮想通貨企業の資金調達支援を拡大する方針だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧