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週刊仮想通貨ニュース|リップル裁判での米SECの上訴申し立てに注目集まる、PayPalがステーブルコインのローンチ発表など

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今週のニュース

一週間(8/5〜8/11)のニュースを中心にまとめてお届けしていく。

今週は、米証券取引委員会(SEC)がリップル社との裁判をめぐり、ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に中間上訴を求めることを伝えたニュースなどを記載した10日のまとめ記事が最も多く読まれた。

暗号資産(仮想通貨)相場については、ビットコイン(BTC)の価格が29,000ドル付近で推移していることなどをまとめた7日のレポートが関心を集めている。

このほか、米送金大手PayPalが独自ステーブルコイン「PayPal USD(PYUSD)」のローンチを発表したことなどを書いた8日のまとめ記事も注目度が高かった。


目次
  1. 今週のニュースランキング
  2. 相場ニュースランキング
  3. 仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース

今週のニュースランキング

1位:SECがリップル裁判で上訴申立て|10日朝の重要速報まとめ(8/10)

米SECはリップル社との裁判をめぐり、ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所に中間上訴を求めることを伝えた。この上訴の申請は、ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所による承認が必要だ。(記事はこちら

2位:米PayPalがステーブルコイン「PYUSD」をローンチ|8日朝の重要速報まとめ(8/8)

米送金大手PayPalは、独自のイーサリアム(ETH)基盤(ERC-20)ステーブルコイン「PYUSD」をローンチすると発表。Paxosとの提携によって実現する。(記事はこちら

3位:米FRB、仮想通貨やステーブルコインに関わる銀行の監督を強化へ(8/9)

米連邦準備理事会(FRB)は8日、仮想通貨やブロックチェーンなどに関係する活動を行う銀行に対し、監督を強化すると発表。ステーブルコインを扱う場合は、事前に認可が必要になると説明した。(記事はこちら

相場ニュースランキング

1位:ビットコイン29000ドルで推移、バイナンスのテザー(USDT)売りに複数の見方(8/7)

この日のビットコイン価格は前日比0.19%高の1BTC=29,098ドルに。また、バイナンスのUSDT売りについては、複数の見方が上がった。(記事はこちら

2位:CPI控えビットコイン膠着状態、ARKのビットコインETF可否判断は延期濃厚か(8/8)

米CPI(消費者物価指数)の発表を控え、この日のビットコインは膠着状態に。また、8月24日〜26日にはジャクソンホール会議も控えている。(記事はこちら

3位:売り買い拮抗、8月上旬のビットコインデリバティブ相場をプロが分析|寄稿:仮想NISHI(8/9)

売り買いの拮抗状態が続く中、BTC対円取引額が例年増加傾向にある「お盆休み」前のビットコインデリバティブ市場について、金融のプロであるSBI VCトレードのクリプトアナリスト「仮想NISHI」氏が解説した。(記事はこちら

仮想通貨・ブロックチェーン業界ニュース

米コインベース開発『Base』メインネット公開、イーサリアムのレイヤー2(8/10)

米大手仮想通貨取引所コインベースは9日、自社が開発中のL2ネットワーク「Base」のメインネットを全ユーザーに向けて公開したことを発表。メインネットの公開により、ユーザーはBaseとイーサリアムブロックチェーンとの間でトークンの往来が可能になった。(記事はこちら

三菱UFJとNTTデータ、デジタル社債(STO)促進に向けて連携(8/10)

三菱UFJ信託銀行とNTTデータは10日、デジタル社債の発行と管理を効率化するためのブロックチェーン技術を活用した新インフラの構築を発表。さらに、この取り組みに三菱UFJ銀行も参加し、デジタル社債の発行を後押しする計画だ。(記事はこちら

米非営利団体、「SECはビットコインETFの申請を却下すべき」(8/10)

金融システムについての調査や提言を行う米非営利団体Better Markets(ベターマーケッツ)は8日、米SECに意見書を提出。ビットコインETF(上場投資信託)の申請を却下するよう求めている。(記事はこちら

米ARKのウッドCEO「ビットコイン現物ETFは複数の申請が同時承認される可能性も」(8/8)

米資産運用企業「ARK Investment Management」のキャシー・ウッドCEOは7日、「Bloomberg TV」で、米SECがビットコインの現物ETFを承認するのであれば同時に複数の申請を認可するだろうとの見方を示した。(記事はこちら

「ビットコイン・仮想通貨・24年米大統領選の関連性」グレースケールが最新レポートを公開(8/5)

仮想通貨運用会社グレースケールは、「ビットコイン・仮想通貨・2024年の米大統領選挙」というタイトルの3日付のレポートを公開。有識者からは、2024年の米大統領選は「ビットコイン選挙」であるという声が上がっている。(記事はこちら

テザー社のビットコイン保有量、推定55000BTCで世界11位の可能性(8/7)

仮想通貨企業「21.co」のリサーチアナリストは4日、ステーブルコインUSDTを発行するテザー社が推定55,000BTC超を保有している可能性があるとの見方を示した。ビットコインの保有量としては、世界第11位だという。(記事はこちら

米民主党議員、PayPalのステーブルコイン「PYUSD」に懸念の声(8/10)

米下院金融サービス委員会の民主党幹部であるマキシン・ウォーターズ議員は9日、PayPalが米ドル建てステーブルコインをローンチしたことを受けて懸念の声を上げた。ステーブルコインに対する規制、監視、執行のための連邦枠組みがまだ存在しない中で、PayPalが独自のステーブルコインを立ち上げることを選択したことを非常に懸念していると述べている。(記事はこちら

『BCGで変わる未来の生活』スクエニプロデューサー×STEPN創業者対談レポートとインタビュー|WebX(8/11)

WebXで7月25日、「ブロックチェーンゲームで変わる未来の生活」をテーマとするセッションを開催。フィットネスアプリ「STEPN」や新NFTマーケットプレイス「MOOAR」などの開発・運営を手掛ける「Find Satoshi Lab」のヤン・ロン共同創業者と、国内大手ゲーム企業スクウェア・エニックスのブロックチェーン・エンタテインメント事業部事業部長の畑圭輔氏が対談を行った。(記事はこちら

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注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/27 土曜日
21:00
OKCoinJapan 5月にオプティミズム(OP)取扱い開始へ
OKCoinJapanが暗号資産(仮想通貨)オプティミズム(OP)の取扱いを開始へ。イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして、その技術はCoinbaseが支援するBaseやバイナンスのopBNBの基盤に使用されている。OPのユースケースや今後の展望も言及。
17:20
機関投資家のDeFiリスク管理を強化、Fireblocksの新セキュリティ機能
FireblocksがDeFi製品にdApp ProtectionとTransaction Simulationを追加。リアルタイム脅威検知と安全なトランザクション実現で、機関投資家のオンチェーン活動をサポート。
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安で1ドル158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。

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