CoinPostで今最も読まれています

コインベース・マイニング株大幅高、ビットコイン年初来高値更新|2日金融短観

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

12/2(土)朝の相場動向(前日比)

伝統金融 米国株続伸

  • NYダウ:36,245 +0.8%
  • ナスダック:14,305 +0.5%
  • 日経平均:33,431 -0.17%
  • 米ドル/円:146.7 -0.9%
  • 金先物:2,073 +1.7%
  • エヌビディア:467.6ドル -0.011%
  • テスラ:238.8ドル -0.5%

本日のNYダウは+294.6ドルと続伸し、債券市場は反発した。この日にパウエル連邦準備制度理事会議長の発言からトーンダウンが示唆され2024年にFRBが利下げに動くとの観測がますます広がった格好だ。

議長は日本時間1日深夜の講演で「インフレが2%の物価目標に向かっていると確信するまでいまの金融政策を維持していく。いつ金融緩和に転換するかを推測するのは時期尚早だ」、「適切だと判断すればさらなる金融引き締めを行う用意がある」と市場での加熱しつつある利下げ観測へのけん制をかけた。しかし、CPIやPCEが示す鈍化しつつあるインフレ率及び減速する米国経済という状況を受けて、10月までの6カ月間のインフレ・ベンチマークが平均2.5%と、2%の水準に近づきつつあるとし「政策金利はかなり制約的な領域に入っている」と話した。

今週、タカ派とされるFRB理事によるハト派的な発言が2024年前半の利下げ観測を高めた。CME金利先物市場で来年9月までに政策金利が「4.5-4.75%(現在5.25-5.50%)」に引き下げられる観測は40%超えている。

なお、次のFOMCの金利発表に12月14日に予定されている。

本日の主な市場材料は以下数点

  • パウエル議長の抑制的発言もNY続伸 利下げ期待への否定は予想内
  • 11月の製造業総合景況指数=13カ月連続で縮小
  • 米国債利回り急低下 10年債利回り-2.76%
  • 円が対ドルで一時146円66銭まで上昇 日米金利差縮小への期待高まる
  • スポット金相場=最高値水準に再び接近

関連NYダウ今年の高値更新 10月PCEがインフレ鈍化示唆|1日金融短観

来週は、重要な雇用統計データが公開される予定だ。

今週以降の重要経済指標・イベント

  • 12/6(水)22:15 米11月ADP雇用統計
  • 12/8(金)22:15 米11月失業率
  • 12/12(火)22:30 米11月消費者物価指数(CPI)
  • 12/14(木)4:00 米FOMC政策金利発表

関連金持ち父さん著者キヨサキ氏「手遅れになる前に金・銀・ビットコイン投資を」

関連仮想通貨投資家にもオススメの株式投資、日米の代表的な仮想通貨銘柄「10選」

関連:初歩から学ぶビットコインETF特集:投資のメリット・デメリット、米国株の買い方まで解説

ビットコインETF特集

仮想通貨関連銘柄 大幅高

  • コインベース|133.7ドル(+7.2%)
  • マイクロストラテジー|527.6ドル(+5.9%)
  • マラソン|13.7ドル(+14.4%)

コインベース株については前日比大幅高で前週比では+15.8%上昇した。

最近の材料としては、先週バイナンスと米司法省の和解及びCZ氏退任の動きがあり、Kaidoリサーチによると、マーケットシェアにおいてコインベースとBybitは直接的にバイナンスの米国の存在感減退から恩恵を受けている。その恩恵は、コインベースの株価にも反映されている格好だ。

米大手ヘッジファンドARK Investは今週3回の売却で約1500万ドル相当のコインベース株を売却した。一方、同ファンドはSoFiとロビンフッド(11月に7回)の株を買い増ししたことも判明した。

関連週刊クリプト(アジア)厳選ニュース|アルゼンチンのBTC価格やバイナンスCZ退任に高い関心

仮想通貨相場 BTC再び高値更新

  • ビットコイン:38,742ドル +2.8%
  • イーサリアム:2,093ドル +2.1%

ビットコイン(BTC)には、今週グレースケール・ブラックロック・InvescoのSECとの継続的な会話が申請中のビットコインETFの最終的な承認の追い風になったとの期待から買いが入ったようだ。

関連ビットコインETFの上場申請めぐり今週3社目のSEC面談、専門家が承認楽観視

出典:バイナンス

関連ビットコイン38000ドル台復帰で年初来高値更新うかがう、ビットコインETF巡る報道続く

関連「仮想通貨市場に年末上昇の可能性」Matrixportレポート

CoinPost 仮想通貨初心者向け特集

イチから学ぶ仮想通貨投資、ビットコインの買い方まで徹底解説 どれを買えばいい?仮想通貨(ビットコイン、アルトコイン)銘柄の選び方
人気銘柄別、日本国内の仮想通貨取引所、おすすめ5選 仮想通貨の仕組み【初心者向け図解】暗号技術と問題点について
暗号資産とは|初心者でも5分でわかる仮想通貨の始め方 Twitter投稿が3億円の価値に|大企業も注目する「NFT」の仕組みと可能性
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/28 日曜日
11:30
ビットコイン相場は中期的には下降チャネル内での揉み合い続くか|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン半減期を終え1000万円周辺で推移する相場をbitbankのアナリスト長谷川氏が分析。ビットコインチャートを図解し、今後の展望を読み解く。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|BTCの半減期完了に高い関心
今週は仮想通貨ビットコインが半減期を迎えたこと、QCP Capitalによる半減期後の相場分析、イーサリアムの証券性などを巡りConsensysが米SECを提訴したことに関する記事が最も関心を集めた。
04/27 土曜日
21:00
OKCoinJapan 5月にオプティミズム(OP)取扱い開始へ
OKCoinJapanが暗号資産(仮想通貨)オプティミズム(OP)の取扱いを開始へ。イーサリアムのレイヤー2ソリューションとして、その技術はCoinbaseが支援するBaseやバイナンスのopBNBの基盤に使用されている。OPのユースケースや今後の展望も言及。
17:20
機関投資家のDeFiリスク管理を強化、Fireblocksの新セキュリティ機能
FireblocksがDeFi製品にdApp ProtectionとTransaction Simulationを追加。リアルタイム脅威検知と安全なトランザクション実現で、機関投資家のオンチェーン活動をサポート。
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安で1ドル158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア