はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

web3時代の次世代アイドル『WHITE SCORPION』誕生秘話|関係者インタビューVol.2

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

関係者インタビュー

2023年10月に誕生したばかりの、web3時代のアイドルグループ「WHITE SCORPION(IDOL3.0 PROJECT)」。

NIDTを活用し、従来と異なるアイドル体験の提供を目指すプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT(アイドルサンテンゼロ プロジェクト)」は、秋元康氏が総合プロデューサーに就任したことでも大きな注目を集めました。

WHITE SCORPIONのデビューシングル『眼差しSniper』のミュージックビデオ(MV)は12月7日にYouTube上で公開されました。公開1週間で300万再生を超え、高評価コメントが多数付くなど早くも大きな反響を呼んでいます。

今回は、「WHITE SCORPION(IDOL3.0 PROJECT)」の関係者に対し、暗号資産(仮想通貨)メディアCoinPostが独占インタビューした内容の第二弾をお届けします。(vol.3は近日公開予定)

関連:IEO後に高騰したアイドルトークン「NIDT」の裏側|関係者インタビューvol.1

水野 信之助(株式会社z game studio)

サイバーエージェント、アベマTVなどのサービスに携わる。秋元康氏とは当時ご縁があった。NIDTポータルなどテクノロジー部門やファンサービスの開発、運用・保守、SNSを活用したコミュニティ開発などを担当。

奥秋 淳(株式会社coinbook)

銀行員出身。その後転職を経て独立し、コンサルティング業務などに携わる。資金決済法改正前の2018年に「暗号資産×エンタメ」というジャンルでの事業立ち上げを行うため、coinbookに参画。2020年10月にはSKE48のNFTトレカ事業などに携わる。

松田 千紘(株式会社coinbook)

新卒で人材系企業で正社員として働いた後、個人事業主としてNFT業界に転職。デジタルイラストのクリエーションを手掛ける。coinbookではNIDTに関するマーケティングやイベント業務を担当している。

1. WHITE SCORPIONへの想いは

奥秋:

昔からアイドルやエンタメを応援してきました。WHITE SCORPION(IDOL3.0 PROJECT) では、それこそデビュー前のゼロの状態から応援できて、デビューしてその後も応援していくところや、活動もリアルに限らずメタバースにも広げていくといった部分などのエンタメ的な面白さを多くの人に伝えたいと思っています。

水野:

オーバースとしては、「アイドルの在り方をアップデートしたい」という代表の佐藤さん・副代表の澤さんの想いが強くて。お二人は元々アイドル活動を応援していた経験もあり、メンバーの活動中のメンバーの学業支援やセカンドキャリアなど、現在のアイドルグループの課題を、今回のプロジェクトを通じて解決しようとしています。

2. WHITE SCORPIONの由来は

水野:

1万人くらい応募があったので、最後に選ばれたメンバーは「1万分の11」ということになりますね。年齢的には、下が12歳で上が25歳まで。幅広い方々にチャレンジして頂きたいという想いもあって広めに設定したと聞いています。 一般的なアイドルオーディションは、20歳とか22歳とかが上限になることが多いので、その点では珍しいかなと。

水野:

みんなすごく一生懸命レッスンに励んでいて、純真な方が集まったという印象です。

とはいえ、『IDOL3.0 PROJECT』という半年に及ぶ長期間のオーディションを開催したプロジェクトで生まれたアイドルグループであり、強さも兼ね備えてほしいという願いも「ホワイトスコーピオン」というグループ名に込められています。純真さをホワイトで体現しつつも、スコーピオンのような強さや鋭さも兼ね備えてほしいという意味合いです。

水野:

アイドルグループとしてグローバル視点で考えると、やはり「本質」の時代になってきていると考えております。

本質的な競争の中で勝ち残っていくためには、日本のアイドルをアップデートするという意味でも、ボーカル・ダンスなどのパフォーマンスについては“グローバル基準”のクオリティにまで仕上げていく必要があるんじゃないかと。グローバル基準であることが他のアイドルグループとの差別化になってほしい、と思っています。

3. ファンクラブについて

水野:

ファンクラブ(WHITE SCORPION OFFICIAL FANCLUB)は、自分のNIDT保有量を確認できる「NIDTポータル」サイトを活用し、スペシャルNFTの受け取り・閲覧できる場、さらにファンクラブならではのサービスを提供するサイトとして、12月7日に正式リリースいたしました。

WHITE SCORPIONのメンバーが決定した段階で、NIDTポータルとしてはオーディションにおけるメンバー選定のための投票という役目をいったん終えたので、まず、ファンクラブとしてリニューアルし、有料会員向けコンテンツを追加して正式リリース。

11月7日には、「WHITE SCORPION」オフィシャルサイトがリリースされました。デビューと同時にファンクラブの有料バージョンもリリースし、コンテンツ化していくイメージです。

まずはチケットが先行して当たるとか、メンバーたちの限定動画や写真が見れるとか、通常のファンクラブと同じような機能を持つイメージですね。「NIDT」保有などの条件はなく、日本円で参加できます。ファンクラブの月額会費は550円と一般的な会費と変わりません。

奥秋:

NIDTホルダーとファンクラブ、二軸の両立が難しいですよね。

水野:

そうなんです。NIDTホルダーにアピールしつつも、サービス設計としてはホルダーではないファンのユーザー様にもご理解いただけるよう分かりやすくしないといけない。

プロモーションの基本としては、ファンクラブが軸になるとは思っていまして。ファンクラブでの入会期間とか、ファンクラブで購入した経験とかをサーバー側でポイントとしてデータを保存し、それがファンランクに影響するという構造を考えています。

そして、NIDTを保有していることでファンランク上昇の時短や加速ができる仕様にすることで、NIDT保有に「優位性」を持たせる設計を検討中です。

奥秋:

暗号資産取引所(交換業者)サイドから見ると、NIDT保有者限定のライブとかやって欲しいですね。NIDTを保有するインセンティブの一つになりますから。

水野:

ぜひやっていきたいですね。IEO購入申込者向けのVIPイベントも12月23日に開催いたします。

3-2. ファンクラブ特典について

奥秋:

暗号資産(仮想通貨)取引所coinbookの口座を作っていると、クーポンコードのようなものが発行されます暗号資産(仮想通貨)取引所coinbookの口座を作っていると、クーポンコードのようなものが発行されます。

それをファンクラブ公式サイトにあるクーポンコード登録画面に登録すると、今後は、イベント参加券が抽選で当たったり、無料でNFTが入手できたりなど、NIDTの保有状況と連動したサービスが享受できるような仕様を検討していると聞いています。

また、coinbookで口座を持っている人に向けてイベントグッズをプレゼントするキャンペーンを実施しました。イベント規模は約1000人。イベントは2週にわたり4日間で合計12回開催しました。

4. 秋元康プロデューサーはどのように携わるのか

水野:

秋元先生は、「IDOL3.0 PROJECT」全体における総合プロデューサーという形で、『WHITE SCORPION』を始めとしてオーバース所属タレントのプロデュースに関わっていただきます。

IEOやNIDTは金融の領域ですので、実際の運営とは切り離されています。今後、アイドル活動を推し進めていく上で、プロジェクト全体におけるプロデュースや楽曲の提供などをしていただく流れとなります。

IEOの資金調達を通じてアイドルをアップデートするというところは、元々オーバース経営陣の想いとしてあったもので、「IDOL 3.0 PROJECT」の企画開始時に総合プロデューサーについて協議した結果、秋元先生に何度もお願いをし、ようやくご承諾いただいたという流れです。

関連:IEO後に高騰したアイドルトークン「NIDT」の裏側|関係者インタビューvol.1

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/14 金曜日
21:20
CourtYard(コートヤード)でトレカをNFT化|使い方を初心者向けに徹底解説
トレーディングカードをNFT化して取引できるCourtYard(コートヤード)の使い方を解説。アカウント開設からPolygon上での取引方法、ガス代準備、リスクまで初心者向けに図解で詳しく紹介します。
21:00
ビットコインウォレットのおすすめは?種類・選び方・アドレス作成手順まで解説
ビットコインウォレットの種類や違い、安全な選び方を徹底解説。ハードウェア・ソフトウェアの比較からアドレス作成、セキュリティ対策まで初心者にもわかりやすく紹介します。
17:19
米ビットコイン現物ETF、過去2番目の規模の純流出 リスクオフが加速
11月13日、ビットコイン現物ETFは8.7億ドル(約1,340億円)の純流出を記録し、過去2番目の規模に。イーサリアムETFも3日連続で流出。FRB当局者の慎重発言を受け、仮想通貨と米国株が同時に下落。専門家は健全な調整との見方も。
16:46
Aptos Labs CBOが語る日本戦略|独占インタビュー
Aptos Labs CBO Solomon Tesfaye氏独占インタビュー。日本の大手金融機関との協議、ステーブルコインUSD1の展開、グローバル戦略を語る。
16:32
ビットコインのみ投資へ 欧州初のルクセンブルク国家ファンドがETF経由で1%配分
ルクセンブルク財務相が、国家ファンドFSILが他の仮想通貨ではなくビットコインのみに1%配分したことを明言。欧州初の国家レベルでのビットコイン投資となる。
15:06
ヴィタリック、分散化の原則を強化する「トラストレス宣言」を発表 中央集権化に警鐘
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏らが「トラストレス宣言」を発表。検証可能性や検閲耐性など6つの核心要件を定義し、利便性優先による中央集権化リスクに警鐘を鳴らした。トラストレスこそがイーサリアムの本質であり、信頼できる中立性を達成する唯一の方法だと強調している。
15:06
JPYC、米サークル社オンチェーンFX網のパートナー通貨に採択
JPYCが米CircleのオンチェーンFX網「StableFX」で日本円パートナーに採択。USDCとの即時交換に対応し、国際送金・決済インフラで円建てステーブルコインの役割が拡大する見通し。
13:35
日本円ステーブルコインJPYC、発行額2億円突破
JPYC株式会社は、日本円建ステーブルコイン「JPYC」の累計発行額が2億円を突破したと発表。正式発行から約18日間での達成。保有者数は約3.1万人に達し、JPYC EXの口座開設数も6,000件に到達した。
11:57
「ビットコイン、株高に反応鈍く下落時は増幅」Wintermuteが非対称性を指摘
Wintermuteの最新レポートによると、ビットコインはナスダック指数と0.8の高相関を維持するも、株高局面で反応が鈍く下落時のみ敏感に連動。この負のスキューは2022年以来最高水準で、通常は市場底値圏で見られるパターン。資金の株式市場シフトと流動性低下が背景に。
11:49
大手銀BNYメロン、ステーブルコイン準備金のためのMMFを立ち上げ
大手銀BNYメロンがステーブルコイン発行者向けのマネー・マーケット・ファンド「BSRXX」立ち上げを発表。ジーニアス法対応の準備金ファンドとなる。
11:04
21シェアーズ、仮想通貨指数ETF2本を米国上場 投資会社法適用は米国初
21シェアーズが投資会社法(1940年法)準拠の仮想通貨インデックスETF2本を米国で上場。TTOPとTXBCは、ビットコイン、イーサリアム、ソラナなど主要デジタル資産への分散投資を提供。機関投資家向け「ゴールドスタンダード」のETF構造を採用。
10:33
ビットコインが今月3度目の10万ドル割れ、フラッシュクラッシュ後の資金戻り鈍化
ビットコインは今月3度目となる10万ドル割れを記録し、低調な値動きが続いた。背景には、FRBが利下げに慎重な姿勢を示していることに加え、東証などを運営する日本取引所グループ(JPX)が仮想通貨トレジャリー企業に対して規制を示唆する報道が流れ、市場心理を冷え込ませたことが挙げられる。
09:54
グレースケールのIPO登録書類が公開 トランプ政権下で上場申請続く
仮想通貨資産運用企業グレースケールは、IPO登録届出書を米SECに提出。市場が構築されれば株式のトークン化も検討していく意向を示した。
09:32
米国でXRP現物ETF上場、初日取引高は90億円を記録
カナリー・キャピタルの仮想通貨XRP現物ETFが米国で上場。初日取引高90億円を記録した。2025年に上場したETF中でトップの数字となった。政府機関再開でさらなる承認も期待される。
09:18
チェコの中銀、試験的にビットコインを購入
チェコの中央銀行は、歴史上初めてデジタル資産を購入したと発表。購入したのは仮想通貨ビットコインで、他にも米ドルステーブルコインとトークン化預金も保有すると説明している。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧