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リップル社、米SECを交差上訴へ 「もう争点は残されていない」と主張

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SECを交差上訴へ

リップル社は10日、米証券取引委員会(SEC)との裁判で、交差上訴を行うことを通知した。

同社の最高法務責任者のスチュアート・アルデロティ氏はXの投稿で「SECが上訴したため、争う点は残されていないことを明確にするために交差上訴した」とコメント。そして「上訴裁判所が、SECのゲンスラー委員長が我々の業界に行った誤った攻撃に終止符を打つことを楽しみにしている」と述べている。

交差上訴とは、上訴された側が行う上訴のこと。SECは今回の裁判で、2日に上訴の通知を提出しており、担当者が「リップル社に関する連邦地裁の判決は、数十年にわたる最高裁の判例と証券法に抵触するものである」と述べていた。

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アルデロティ氏は上記の投稿で「重要なことは、XRP自体は有価証券ではないとの地裁の判断については上訴しないとSECがすでに述べていることだ」とコメント。そして「これが法律であり、他の問題で上訴しても、それが変わることはない」と強調した。

また「リップル社による取引所でのXRP販売や、従業員や開発者らに行ったXRPの配布が投資契約ではないとの判断に対し、昨年SECは先に上訴しようとしたが認められなかった。SECはこの点を再び争点にしそうだが、また負けることになるだろう」と述べている。

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リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは今回の交差上訴を受けて「もしゲンスラー委員長やSECが法のルールを重要視するのであれば、敗北を認めて前に進むはずだが、忠実に法を適用したり、米国の暗号資産(仮想通貨)業界に明確な規制を提供したりすることに関心がないのだろう」とコメント。

そして「ゲンスラー委員長のもとでは、SECは混乱を引き起こすことだけに関心がある。米国のイノベーションやテクノロジーは、その犠牲になっている」と主張した。

SECとは

「Securities and Exchange Commission」の略。株や債券など証券の取引を監督する米政府機関のこと。SECのミッションは「投資家を保護すること」「公正で秩序のある効率的な市場を維持すること」「資本形成を促進すること」である。

▶️仮想通貨用語集

地裁判決について

アルデロティ氏は今回、SECは地裁で全ての重要ポイントで負けたとの認識を示した。リップル社側は罰金を求められたが、SECが要求した額は大幅に減らされている。

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地裁の判決は勝利であるというのがリップル社側の受け止めだ。RippleXのシニア・バイス・プレジデントを務めるマルクス・インファンガー氏も、CoinPostの8月の取材に対し「我々の立場からすると、SECとの裁判はすでにリップル社の勝利と認識している。双方が重要視するあらゆる問題で勝利したと考えている」と語っていた。

この時「リップル社の事業はグローバルに展開されており、XRPL上の大半の活動は米国外で行われているが、仮想通貨業界にとって米国が重要なマーケットであると我々は今後も考える」とも説明。そして「これからも関係当局らと協業し続けていく」と述べている。

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