はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

リップル社、ニューヨーク州とテキサス州で送金業ライセンスを取得

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

送金業ライセンスを取得

リップル社は27日、米国のニューヨーク州とテキサス州で送金業のライセンスを取得したことを公表した。

両州は、銀行や暗号資産(仮想通貨)企業がリアルタイムの国際送金手段を望んでおり強い需要があると説明。これから新しい顧客を取り込んだり、米国での雇用を増やしたりしていくとした。

リップル社は、今回の内容を公表したウェブページの冒頭で、2025年は幸先の良いスタートを切れていると報告。そして、米国の仮想通貨業界では、「革新的な仮想通貨政権」の発足で今後4年間に対する期待が高まっていると述べている。

この仮想通貨政権とは、米国で20日に発足したトランプ政権のこと。リップル社は今回の発表で、米証券取引委員会(SEC)による職員会計公報121号(SAB121)撤回を例に挙げ、デジタル資産に関する米国の規制は急速に変化していると説明した。

関連米SEC、仮想通貨カストディ事業の壁となる「SAB121」ルールを撤回

リップル社の北米担当のマネージングディレクターは発表で、以下のようにコメントしている。

仮想通貨やブロックチェーンを活用して速く安価に年中無休で国際送金を行うことへの関心は、金融機関や仮想通貨企業の間で引き続き高まっている。

リップル社は、仮想通貨領域で金融機関と何年も協業してきた経験から、現在の状況を利用したい企業を支援するのに絶好の立場にある。

これで、取得した送金ライセンスは50超に増え、世界で所有するライセンスは子会社を含めて60超になったとリップル社は説明。この中には例えば、ニューヨーク州のビットライセンス、シンガポール金融管理局から取得した主要決済機関ライセンスなどが含まれるとした。

ビットライセンスとは

ニューヨーク州で仮想通貨に関する事業を行うために必要な認可のこと。

▶️仮想通貨用語集

今後について

今後については、新たな人材を雇用し、米国で事業拡大を継続していくと説明。現在、求人の最大75%が米国を拠点にしており、米国内での雇用は2023年と比較して2倍になったと述べている。

また、昨年は、サンフランシスコとニューヨークで、より大きな新しいオフィスを開設したと説明した。

そして、今後数年間は仮想通貨業界にとって歴史的価値のある時期になる可能性が高いとの見方を示している。リップル社は「官民の協力、継続的な教育、実世界での技術採用がもたらす明白な結果を通して、これから政府の組織や金融機関がブロックチェーンの恩恵を模索するだろうという楽観的な見方が多い」と述べた。

関連仮想通貨XRPのグローバルイベント開催へ リップル社が内容を発表

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/11 木曜日
18:32
NYSE、サトシ・ナカモト像を設置 ウォール街の変化示す
ニューヨーク証券取引所がビットコイン創始者サトシ・ナカモトの像を設置。設置者のトゥエンティワン・キャピタルは約4万BTC保有で世界3位。伝統的金融が仮想通貨を受け入れる象徴的出来事に。
17:56
テザーとHoneyCoinが提携、アフリカでUSDT決済を拡大
テザーはHoneyCoinと戦略的提携を発表し、アフリカでのUSDT決済拡大を目指す。HoneyCoinはQRコードや専用端末に対応したPOSネットワークを導入し、加盟店が直接USDTを受け取れる仕組みを構築。まずケニアでサービスを開始し、他市場へ展開予定。現地通貨の変動リスクを避けたいユーザーの需要に応え、アフリカにおけるステーブルコイン普及を加速させる。
17:15
コインチェックがソラナ(SOL)の取扱いを開始
コインチェックがソラナ(SOL)の取扱いを開始。販売所・取引所・つみたてに対応し、1万円購入で抽選1万円分のSOLが当たるキャンペーンも実施中。
16:47
ブータン都市GMC、金裏付けトークン「TER」発行へ ソラナ活用
ブータンの特別都市GMCが、金を裏付け資産とする国家支援型トークン「TER」をソラナ基盤で発行。DK Bankが販売・保管を担い、同国のデジタル経済戦略を加速させる取り組みとなる。
16:33
仮想通貨取引所ジェミニ、CFTC承認で予測市場参入へ
仮想通貨取引所ジェミニがCFTCから予測市場運営の承認を取得。関連会社ジェミニ・タイタンを通じて二者択一式イベント契約を提供する。カルシとポリマーケットが急成長する予測市場で、競争が激化している。
14:58
仮想通貨業界トップ、米CFTC新設諮問会議に参加へ
米CFTCが「CEOイノベーション評議会」を設立し、クラーケンやジェミナイなど仮想通貨業界トップが参加。デリバティブ市場の構造変化やトークン化について議論。仮想通貨担保のパイロットプログラムも開始。
14:06
レイヤーゼロ(ZRO)とは?スターゲートの使い方・バイバックの仕組みを解説
レイヤーゼロ(LayerZero)の仕組みやZROトークンのバイバック、スターゲートを使ったブリッジ方法を初心者向けに解説。Stargate買収の背景やリスクまでわかりやすく紹介します。
12:05
イーロンのスペースX、146億円相当のビットコイン移動 IPO関連か?
イーロン・マスク氏率いるスペースXが約146億円相当のビットコインを移動した。10月から毎週大規模な送金を継続しており、IPO計画との関連が注目されている。
11:49
トム・リー氏、「イーサリアムは既に底打ち」 先週690億円相当を購入
ビットマイン会長トム·リー氏が、イーサリアムは既に底入れしたと発言。同社は先週、約4億6,000万ドル相当のETHを購入し、10月以来最大規模の買い増しを実施。今後10~15年間、ビットコインよりもイーサリアムの将来性に期待を寄せている。
11:49
FRBの慎重姿勢でビットコイン反落 2026年の利下げは限定的か
FRBは25bpの利下げを決定したが、パウエル議長の慎重姿勢を受けビットコインは下落した。2026年の追加利下げは1回との見方が広がる中、グラスノードのデータは実現損失が1日5.5億ドルとFTX崩壊時並みの高水準を示す。機関投資家の本格参入で4年サイクル終焉論も加速。
11:04
米大手9行が仮想通貨企業を排除 通貨監督庁が是正へ
米通貨監督庁(OCC)は、JPモルガンなど大手9行が2020-23年に仮想通貨企業を含む合法事業者へのサービスを業種理由で制限していたと発表。「金融の武器化」と批判し、違法行為には司法省照会も検討。トランプ政権下で「デバンキング」問題の是正が加速。
11:00
ビットコイン9.4万ドル急騰からの反落、FOMC利下げ後に軟調な動き|仮想NISHI
FRBの25bp利下げを受け、ビットコインは一時9万4000ドルまで上昇したものの、その後反落。X-Bankアナリストの仮想NISHI氏によると、デリバティブ市場でのロング解消による売り圧力が現物買いを上回っている。欧米機関投資家のクリスマス休暇入りを控え、年末にかけて軟調基調となるリスクを指摘。
09:19
ストラテジー社、ビットコイン保有企業の扱いめぐり書簡 MSCI指数除外案に反対表明
ビットコインを蓄積するストラテジー社がMSCIの指数除外案に反対意見を提出。仮想通貨保有50%以上の企業を除外する提案に対して、様々な観点から異論を唱えている。
09:11
Superstate、株トークン化の新サービスをローンチへ
Superstateは、株式をトークン化する新サービスを発表。上場企業が仮想通貨イーサリアムやソラナのブロックチェーン上で株式を新たにトークン化して、投資家に直接発行することができる。
07:40
ビットコインの買い増しなどを計画 米Strive、最大約780億円を調達へ
米Striveは、最大約780億円相当の株式を発行・販売する契約を締結。調達資金は仮想通貨ビットコインの買い増しやビットコイン関連商品への投資などに使用すると説明した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧