はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

今週の主要仮想通貨材料まとめ、XRPレジャーのRWA採用やADAの大型アップグレード

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)の材料まとめ

前週比の騰落率(26日〜1土)

  • ビットコイン(BTC):102,308ドル -2.6%
  • イーサリアム(ETH):3,315ドル -0.4%
  • XRP(XRP):3ドル -2%
  • ソラナ(SOL):231.2ドル -10.3%

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。

時価総額1位:ビットコイン(BTC)

ビットコイン価格は、27日に9万8,000ドル台に下落した後に、30日に10万5,000ドル台に上昇するなど大きく変動した。

価格を動かした大きな材料の1つは、中国発AIスタートアップDeepSeekの台頭とそれに伴う米株式市場の急落。DeepSeekが低コストで開発した高性能なAIサービスをリリースしたことは、米テック企業の数十億ドル規模の設備投資戦略に根本的な疑問を投げかけ、仮想通貨市場でもAI関連トークンが全面安となった。

関連エヌビディア株価や仮想通貨のAI銘柄価格が急落 中国DeepSeekに警戒感

他にも大きな材料として、FOMC(米連邦公開市場委員会)の会合が挙げられる。政策金利が据え置かれたのは事前の予想通りだったが、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が会合後の記者会見で、リスク管理が適切に行われる限り銀行による仮想通貨関連サービスの提供を容認する姿勢を示したことが好感された。

関連FOMC金利据え置き、パウエル議長は仮想通貨に関して発言 ビットコイン急反発

その他には、チェコの中銀、トランプ大統領のメディア企業など、組織がビットコインを保有しようとする動きも見られた。

関連:ビットコインの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、最適な取引所選び

時価総額2位:イーサリアム(ETH)

イーサリアムについては、トランプ一族が支援するDeFiプロジェクト「ワールド・リバティ・ファイナンシャル」が、15億円相当のETHをさらに購入し、一番の保有トークンとして保有高を増やしたことが明らかになった。

その際、ワールド・リバティ・ファイナンシャルが600億円相当の仮想通貨を保有していることもわかっている。

関連トランプ大統領のワールド・リバティ、15億円相当のイーサリアムを追加購入

関連:イーサリアムの買い方|初心者が知るべき投資メリット、リスク、おすすめ取引所選び

時価総額3位:XRP

XRPに関連するニュースでは、リップル社が27日に、米国のニューヨーク州とテキサス州で送金業のライセンスを取得したことを公表した。

両州は、銀行や仮想通貨企業がリアルタイムの国際送金手段を望んでおり強い需要があると説明。これから新しい顧客を取り込んだり、米国での雇用を増やしたりしていくとした。

関連リップル社、ニューヨーク州とテキサス州で送金業ライセンスを取得

また、リップル社は28日、次世代の金融インフラを構築するOndoが発行するトークン「OUSG」を、XRPレジャー(XRPL)で提供することを発表した。

OUSGは米短期国債に投資できるRWA(現実資産)トークンで、機関投資家向けに提供されている。OndoはXRPL上でOUSGの取り扱いを今後開始して、機関レベルのプロダクトを拡張していくという。

関連XRPL上でRWAの米国債に投資──リップル社、OndoのOUSGトークン提供を発表

関連:リップル(XRP)の買い方|初心者が知るべき投資メリットと注目点、最適な取引所選び

時価総額9位:エイダ(ADA)

カルダノ(ADA)を提供するカルダノは30日、「Plomin」アップグレードを実施し、完全な分散型ガバナンスに移行したと発表した。

Plominは、「完全なコミュニティ主導のガバナンスに向けた重要な一歩」とされている。今後、ADAの保有者は、パラメータの変更、資金の引き出し、アップグレード、ブロックチェーンの将来などについて投票できるようになる。

関連仮想通貨カルダノ(ADA)が完全分散化へ Plominアップグレードを完了

時価総額76位:ジュピター(JUP)

ソラナ基盤の仮想通貨DEXアグリゲーター「Jupiter Exchange(ジュピター・エクスチェンジ)」は26日、手数料収入の50%を使用してガバナンストークンJUPを買い戻す計画を発表した。

発表を受けて、JUPは一時、0.9ドルから1.28ドルまで上昇。27日の記事執筆時時点では1.1ドル付近で推移していた。

関連ソラナ基盤のジュピター、JUPトークン買い戻しを発表 Moonshot取得も

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
05/28 水曜日
21:35
4710BTC購入 米ゲームストップ、ビットコイン財務戦略を実行
米ゲーム小売大手ゲームストップが4710BTCの仮想通貨ビットコインの購入を完了。4月の15億ドル転換社債調達資金を活用し企業財務戦略をビットコインへ転換。
14:30
利確売り圧でビットコイン調整リスク高まる=著名アナリストWilly Woo
著名アナリストWilly Woo氏がビットコイン市場の過熱感を警告した。投機とSOPR指標から利益確定圧力の高まりを分析し、弱気相場転換の可能性を指摘した。
13:50
IMF、エルサルバドルにビットコイン保有量維持を要請 追加融資も決定
国際通貨基金(IMF)がエルサルバドルとの融資審査で合意。政府が仮想通貨ビットコイン保有量を増やさないことを条件に約1億2000万ドルの追加融資を承認。
13:10
ソニー銀行、web3関連事業子会社の設立決定 秋事業開始予定
ソニー銀行がweb3関連事業を営む100%出資子会社の設立を決議。NFTや仮想通貨サービスを展開し、2025年6月設立・同年秋事業開始予定。
12:30
IPO発表、ステーブルコイン大手Circle
7200億円の評価額で ステーブルコイン大手Circle Internet Group(サークル)は5月28日、2,400万株の新規株式公開(IPO)を開始すると発表した。同社…
12:00
ビットコイン価格より割高? メタプラネット株に5倍のプレミアムがつく理由を専門家が解説
メタプラネット社の株式は現物ビットコインの5倍の価格というプレミアムで取引されている。識者がビットコイン財務戦略企業の株価高騰の背景と適正価格を分析した。
11:25
イーサリアムの処理能力強化案、賛否両論に
仮想通貨イーサリアムでガス上限を現在の倍程度に引き上げる提案の投票が行われている。この提案についてはコミュニティから賛否両論が上がっているところだ。
11:15
SBIのパートナー企業「R3」、ソラナ財団と戦略的提携
SBIグループのパートナー企業R3は、仮想通貨ソラナのソラナ財団と提携。パブリックネットワークとプライベートネットワークを結び、RWAトークン化技術を活用して、次世代の資本市場を構築する。
07:40
「BTCの資産証明発行は悪いアイデア」ストラテジー社のセイラー
仮想通貨ビットコインを大量保有するストラテジーのマイケル・セイラー会長は、同社のオンチェーン資産証明を公開することは悪いアイデアであると語った。その理由を説明している。
07:15
アルファ創出型ビットコイン戦略で差別化図る 米Strive、最大2200億円調達でBTC取得へ
米資産運用会社Striveが最大15億ドル調達を発表。Mt.Gox債権取得やバイオテック企業買収によるアルファ創出型ビットコイン戦略で従来企業との差別化図る。
06:55
ソラナ価格予測、4年後に500ドル到達も短期的にはETHに劣勢見込み=大手銀アナリスト
スタンダードチャータード銀行が仮想通貨ソラナの投資分析を開始。ミームコイン取引依存を懸念し短期的にはETHに及ばずと予測するも、2029年に500ドル到達を見込む。
06:15
メタマスク、SOL統合でソラナ基盤dApps対応開始
仮想通貨ウォレットメタマスクが5月27日、ブラウザ拡張機能でSolanaネットワークを統合。イーサリアムとSolanaを単一インターフェースで管理可能に。モバイル版も数週間内リリース予定。
05:58
株価一夜で5倍暴騰、米シャープリンク 600億円規模のイーサリアム財務戦略を始動
米ゲーミング関連企業SharpLink Gamingが5月27日、Consensys主導で600億の資金調達を実施。仮想通貨イーサリアムを主要財政準備資産として採用し、株価は400%以上急騰。
05:40
3600億円調達でビットコイン財務戦略を実行、トランプ・メディア
トランプ・メディアが機関投資家約50社と25億ドルの資金調達で合意。株式15億ドルと転換社債10億ドルでビットコイン財務戦略を実行し上場企業最大級の仮想通貨投資に。
05:25
米キャンター、ビットコイン融資事業で初回取引完了
ウォール街投資銀行キャンター・フィッツジェラルドが新設ビットコイン融資事業で初回取引を完了。機関投資家向けに最大20億ドルの融資提供を計画。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧