はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

CZ氏、バイナンス売却の憶測を否定 共同創設者イー氏もコメント

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンス売却の憶測が浮上

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス前CEOのチャンポン・ジャオ(CZ)氏は17日、バイナンスを売却する計画はないと、一部で広まっている憶測を株主として否定した。

同社を巡っては、自社保有の仮想通貨を大量売却したことが明らかになった後、SNSユーザーらの間で、バイナンスが買収されるのではという噂が広まっていた。今回はCZ氏だけでなく、同社のもう1人の共同創設者ヘイ・イー氏も憶測を否定している。

CZ氏とイー氏の投稿によれば、バイナンスが資産を売却した後、競合企業がバイナンス売却の噂を広めていたようだ。両氏の投稿はこの噂が発端になっており、間違った憶測を生んだ競合企業を批判している。

CZ氏は、売却を否定した上で「トップの投資家は常にバイナンスに興味を持っている」と主張。そして「1桁の所有率であれば、今後は投資を許可する可能性はある」と述べた。

また、イー氏は「戦略的パートナーシップや合併・買収に対し、バイナンスはオープンである」とコメント。一方で、売却する計画のある企業に問い合わせるように要請し、買収する方の意思があることを示唆している。

バイナンスはユーザー数や取扱銘柄、取引量が非常に多い世界大手の仮想通貨取引所。そのため、投資家や業界からの注目度が高く、資産の売却や企業売却の噂も多くの関心を集める。

規制動向

また、バイナンスに対しては、規制当局も以前から監視の目を強めている。

最近では今年1月、フランス当局が、マネーロンダリング、脱税などの容疑で同社の司法捜査を開始したことが報じられた。バイナンス側は容疑を否定しているが、パリ検察庁が「バイナンスがマネーロンダリングおよびテロ資金調達防止に関する監視義務を怠った疑いがある」と主張している。

マネーロンダリングとは

犯罪によって得られた収益金の出所などを隠蔽する行為のこと。

▶️仮想通貨用語集

関連フランス当局、バイナンスに司法捜査を開始 マネロンや脱税などの容疑で

一方、米証券取引委員会(SEC)による提訴が係争中だが、この裁判は一時停止が命じられており、バイナンス側にとって有利な結果になる可能性がある。

停止の背景にあるのは、トランプ政権で新体制となったSECによる、仮想通貨に特化したタスクフォースの創設。バイナンスとSECは、タスクフォースの取り組みが裁判に影響を与える可能性があるとし、共同で裁判の一時停止を要請する申立書を提出しており、裁判所がこれを認めた。

SECはタスクフォースを創設し、仮想通貨規制の見直しに取り組んでいる。

関連対バイナンス訴訟、SECが方針転換か 新設タスクフォースで証券性判断に変化の可能性

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/04 金曜日
10:00
ビットコイン、クジラによる売却と機関投資家の需要が拮抗=報道
仮想通貨ビットコインの大口保有者が過去1年で50万BTCを売却する一方、機関投資家の需要増加により価格が膠着している。今後のビットコイン価格については様々な見解がみられる。
09:30
ロビンフッドCEO OpenAI株式トークン化を「革命の種」と表現も、提携否定で波紋広がる
ロビンフッドがOpenAI株式トークン化サービスを欧州で開始したが、OpenAIは提携を否定。テネフCEOは「トークン化革命」と強調するも、未上場株式の権利問題が浮き彫りに。
09:16
仮想通貨SEI、国内取引所OKJに新規上場へ
国内暗号資産取引所OKJが2025年7月8日からセイ(SEI)の取扱いを開始。ゴールドマンサックス・Robinhood出身者が開発した高速ブロックチェーンで、米国でETF申請も話題。入出庫は7月8日、売買は7月11日17時開始予定。
09:00
ビットコイン今年4度目11万ドル超え、株価相関強まり最高値更新も視野に|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは3日に今年4度目となる一時11万ドル突破を記録した。7月3日から4日にかけて、トランプ政権の大きく美しい法案が可決されたことに加え、米雇用統計が底堅い推移を示したこと、さらにシンシア上院議員が暗号資産の減税法案を提出したことが追い風となった。
08:05
ETF購入減速でビットコイン価格上昇に陰りか、ETHは蓄積量が過去最高に=Cryptoquant分析
仮想通貨ビットコインETFとMSTR(ストラテジー)の購入は大幅減速、全体需要の縮小で価格上昇が鈍化。一方、イーサリアムは6月に蓄積アドレスが史上最高を記録、機関投資家による大量保有が続く。
07:45
米下院、7月14日の週を「仮想通貨週間」と指定 3つの主要法案を審議
米下院指導部が7月14日の週を「仮想通貨週間」に指定し、GENIUS法、CLARITY法、反CBDC監視国家法を審議すると発表。
07:25
IMF、パキスタンの仮想通貨採掘などへの補助金提供提案を却下
IMFは、パキスタン政府による仮想通貨マイニングなどのための電気代補助提案を却下。同国は、ビットコインのマイニングとAIのデータセンター向けに2,000MWの電力を割り当てる計画を発表している。
07:20
ビットコイン今後の価格、9.5万ドルまで下落の可能性も=アーサー・ヘイズ分析
仮想通貨アナリストのアーサー・ヘイズ氏は、8月のジャクソンホール会議まで市場が横ばいか軟調な展開を予想。TGA補充の影響でビットコインが9万~9.5万ドルまで下落する可能性があるという。
06:30
米国初のソラナ現物ETF、取引開始初日で出来高約48億円の好スタート
「REXオスプレイ・ソラナ・ステーキングETF」が7月3日に取引開始。米国初のステーキング機能付き仮想通貨現物ETFとして約100万ドルの運用資産で滑り出し。
06:10
米上場ナノ・ラボ、72億円で仮想通貨BNB追加購入
ナスダック上場のナノ・ラボが74,315BNBを約5000万ドルで購入。総額5億ドルの転換社債プログラム第1弾として、BNB流通量の5-10%保有を目指す。
05:50
上場企業の仮想通貨トレジャリー戦略に警鐘、F・テンプルトンが「負の連鎖」リスク指摘
フランクリン・テンプルトンのアナリストが流行する企業の仮想通貨トレジャリー戦略について分析。プレミアム維持の困難さと市場下落時の負の連鎖リスクに警告。
05:35
ルミス議員、仮想通貨税制改正法案を再提出 300ドル未満取引の免税など盛り込む
ルミス上院議員が仮想通貨税制改正法案を再提出。300ドル未満の小額取引免税、マイニング・ステーキング報酬の二重課税解消など包括的な改正を提案。
07/03 木曜日
18:23
Aptos LabsがYellow Cardと提携、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金開始 
Aptos LabsとYellow Cardが提携し、アフリカ20カ国で手数料無料のステーブルコイン送金サービスを開始した。USDT・USDC対応で即時決済を実現し、数百万人のユーザーがステーブルコインをより迅速かつ手頃な価格で利用できるようになった。
18:10
ストラテジー社のビットコイン財務戦略:価値創造と潜在リスクの両面
米国のストラテジー(マイクロストラテジー)などビットコイントレジャリー企業の財務モデルを軸に、株式を通じた投資の仕組みやレバレッジ効果、税務上のメリットなどを解説。日本のメタプラネットなど類似上場企業の動きも取り上げ、再現性の条件やリスク要因を多角的に考察する。
17:26
スイスFINMA規制のAMINA銀行、リップル社RLUSDを世界初サポート
スイス金融監督局(FINMA)規制下のAMINA銀行が、リップル社の米ドル建てステーブルコイン「RLUSD」の取扱いを開始。時価総額660億円超のRLUSDをサポートする世界初の銀行として、機関投資家向けに保管・取引サービスを提供。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧