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スタンチャート銀など3社、香港ドル建てステーブルコイン発行で新会社設立へ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ステーブルコイン発行で合弁会社

スタンダード・チャータード銀行香港部門、アニモカブランズ、HKTの3社は17日、香港ドル建てステーブルコインの発行のため、合弁会社を設立すると発表した。新会社により香港金融管理局(HKMA)に必要なライセンスを申請する。

HKMAのライセンス枠組みは、厳格な顧客身元確認(KYC)・マネロン防止対策の遵守を含むもので、ステーブルコインに関連するサイバーリスクや詐欺などのリスクを軽減することを目指すものだ。

英金融大手スタンダード・チャータード銀行の香港部門は、ここ数年間、HKMAのトークン化マネープロジェクトにも参加してきた。新会社では、銀行業務の専門知識と堅牢な金融インフラを提供していく。

大手Web3企業であるアニモカブランズは、香港に本社を構えている。業界の専門知識と広範なネットワークを活用して、新会社が暗号資産(仮想通貨)独自の機会を活用できるようにする。

また、事業の長期的な成長につながるような、Web3エコシステムの革新的なユースケースを探っていく。

HKTは、香港で150年以上の歴史を持つテクノロジー、メディア、通信分野を代表する企業で、5Gプロバイダーでもある。モバイルウォレットの専門知識を活用して、新会社が革新的なステーブルコインのユースケースを開発できるようにする計画だ。また、国内決済・国際決済も強化する。

スタンダードチャータード銀行のグループ最高経営責任者であるビル・ウィンターズ氏は、デジタル資産の分野で高まる需要を満たすソリューションを導入しているとして、次のようにコメントした。

デジタル資産は今後も存在し続け、さまざまな形式のトークン化マネーの開発は、この業界の発展に不可欠だ。

そのため、当社は中央銀行デジタル通貨(CBDC)、トークン化預金、そしてステーブルコインの様々なプロジェクトに積極的に携わっている。

スタンダードチャータード銀行は昨年11月、ステーブルコインは「仮想通貨初のキラーアプリ」になる可能性が高いと分析するレポートを発表していたところだ。

関連「ステーブルコインは最初のキラーアプリ」=スタンダード・チャータード銀レポート

「仮想通貨諮問委員会」を初開催

香港の証券先物委員会(SFC)は14日、認可を受けたすべての仮想資産取引プラットフォームの代表者で構成される「仮想通貨諮問委員会」の会議を初めて招集した。

規制当局と業界関係者の間で、規制ポリシーの策定について協力を行うための枠組みを構築する目的がある。SFCと、仮想通貨企業間のオープンな対話を促進し、より効果的な政策の実施を可能にするとみられているところだ。

香港は、仮想通貨取引やマイニングを禁じる中国本土とは異なり仮想通貨に積極的である。先日、投資移民申請の有効な資産証明としてビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)を認めたことも伝えられた。

関連香港政府、投資移民の資産としてビットコインとイーサリアムを認定か=報道

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