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仮想通貨SUIの価格が急騰 トランプ一族のワールド・リバティの準備金に採用 今後の協業も発表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SUIと協業へ

暗号資産(仮想通貨)スイ(SUI)のチームは6日、トランプ米大統領が関与する分散型金融(DeFi)プロジェクト「ワールド・リバティ・フィナンシャル(WLFI)」と協業することを発表した。

これからプロダクト開発の機会を模索することに加え、WLFIの戦略的準備金「マクロ・ストラテジー」にSuiブロックチェーン上の資産が加わる計画であると説明。Suiの開発企業Mysten Labsの共同創設者アデニイ・アビオドゥン氏は、すでにSUIがマクロ・ストラテジーに追加されたとXに投稿している。

これからWLFIとSUIのチームは、次世代のブロックチェーンアプリや資産の開発を模索していくという。SUIの価格は、今回の発表後に一時2.97ドル(約439円)まで上昇。本記事執筆時点の価格は2.82ドル(約417円)で、前日比6%超上昇している(CoinGecko参照)。

WLFIの共同創設者ザック・フォークマン氏は、今回の発表に以下のコメントを寄せた。

我々がSuiのプロジェクトを選んだ理由は、米国発のイノベーションであり、拡張性が非常に高く、採用が進んでいるからだ。DeFiをより多くの米国民に提供するという我々のミッションに非常に合っている。

基盤となるDeFi資産を今後数カ月でサポートするという我々の計画を考えると、Suiのチームとの協業は当然の決断だった。

また、Mysten Labsのエヴァン・チェンCEOのコメントは以下の通り。

Suiの技術とWLFIの計画を組み合わせれば、資産の保有や使用の方法を再定義できる可能性があると我々は考えている。

我々は、金融、創造、オンラインでの主体性の管理権を人々が取り戻せる未来を構築するというビジョンを共有した。今回の協業で、このビジョンを実現する速度が速まるだろう。

関連【Sui完全ガイド】急成長するL1チェーンの技術・機能・エコシステムを徹底解説|Four Pillars

WLFIの動向

WLFIがマクロ・ストラテジーの設立を発表したのは先月。この時、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など主要な仮想通貨プロジェクトを支援すると述べていた。

準備金設立の構想は、この前から共同創設者のチェイス・ヘロー氏が明らかにしており、マクロ・ストラテジーは資産の分散化とリスク軽減も目的としているという。

この時の発表と同日にWLFIは、トークン化された現実資産(RWA)の発行プラットフォーム「オンド・ファイナンス(ONDO)」との戦略的提携も発表。従来型金融のブロックチェーン化を共同で推進するとした。

関連トランプ一家のWLFI(ワールドリバティ)とは?

RWAとは

「Real World Asset(現実資産)」の略。ブロックチェーン上でトークン化されるRWAには不動産、アート作品、トレーディングカード等の実物資産、株や債券等の有価証券などが含まれる。

関連スイ(SUI)の買い方|元Meta開発者が手掛ける仮想通貨の将来性、おすすめ取引所の選び方

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