はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

今週の主要仮想通貨材料まとめ、米BITCOIN法案の再提出やリップル社とSECの裁判終結の可能性など

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

暗号資産(仮想通貨)の材料まとめ

前週比の騰落率(9日〜15土)

  • ビットコイン(BTC):84,395ドル -2%
  • イーサリアム(ETH):1,927ドル -10%
  • XRP(XRP):2.36ドル -1.6%
  • ソラナ(SOL):134.8ドル -5.5%

時価総額上位の暗号資産(仮想通貨)銘柄を中心に、過去1週間の材料をまとめた。

時価総額1位:ビットコイン(BTC)

この1週間のビットコイン相場は、86,000ドル台から始まり、そこからは値を下げ、11日には一時77,000ドル台まで下落。その後は上昇に転じて12日には84,000ドル近くまで値を戻すなど、今週も価格が上下に振れた。

材料として大きな注目を集めたのは、ビットコイン推進派として知られるシンシア・ルミス米上院議員が、トランプ大統領が進める戦略的ビットコイン準備金計画を法制化するための法案を再提出したこと。

この動きは、トランプ氏が署名した仮想通貨関連の大統領令を立法面から補強するものとなる。

関連:100万BTC取得目指す ルミス議員、トランプ大統領のビットコイン準備金計画を法制化するBITCOIN法案を再提出

もう1つ注目を集めた材料は、メタプラネットのビットコイン買い増し。12日に同社は新たに162BTC追加購入したと発表し、保有量は3,050BTCに到達した。

総取得額は約384億5,200万円、平均取得価格は1BTCあたり約1,260万7,094円となっている。

関連:メタプラネットが162BTCを追加購入 ビットコイン保有量3,050BTCに拡大

時価総額2位:イーサリアム(ETH)

イーサリアムでは、あるクジラ(大口投資家)の動向が関心を集めた。

この投資家は、レンディングサービスAaveでレバレッジをかけたイーサリアムのロングポジションの強制清算を回避するため、1,853ドルの平均価格で25,800ETHを市場で売却。その結果、約47億円の損失を被ったとされている。

関連:イーサリアム2000ドル割れで大口投資家が約47億円損失、2.5万ETH売却で清算回避

時価総額4位:XRP

XRPに関連する材料では、リップル社と米証券取引委員会(SEC)の裁判が近く終結する可能性が浮上したことが注目を集めた。

「フォックスビジネス」の元記者として著名なエレノア・テレット氏が13日にXで、信頼できる2名の情報筋の話として報告。現在は終結に向けた交渉が行われていると述べている。

関連:リップル社と米SECの裁判、近く終結か フォックスビジネス元記者が指摘

また、リップル社が、ドバイ国際金融センター(DIFC)で仮想通貨の決済手段やサービスを提供するための認可を取得したニュースも注目度が高い。

同社は認可取得の発表の中で、中東では仮想通貨企業や従来の金融機関の間で、これまでの非効率な国際送金手段に代わるソリューションへの需要が高まっていると説明。決済の事業ではステーブルコインの普及促進も期待できるとした。

関連:リップル社、ドバイ国際金融センターの事業認可を取得 ステーブルコイン普及も期待

時価総額5位:ビルドアンドビルド(BNB)

アルトコインでは他にも、ビルドアンドビルド(BNB)に関連して、仮想通貨取引所バイナンスの米国部門であるBinance.USに関する報道が関心を集めた。

米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、トランプ米大統領の家族代表者がBinance.USへの投資について協議を行っていると報道。一方でその後、この報道に対し、バイナンス創設者のチャンペン・ジャオ(CZ)氏は事実無根と強く反論した。

関連:トランプ家がバイナンス米国部門投資の噂 CZ氏が報道を全面否定

時価総額6位:ソラナ(SOL)

また、ソラナについて現物ETFの動向が注目を集めた。

米大手資産運用会社フランクリン・テンプルトンが、シカゴ・オプション取引所(Cboe)を通じて、ソラナに連動する現物ETFの上場を申請。ETFが保有する原資産のステーキングによる追加報酬獲得も視野に入れている。

関連:米フランクリン・テンプルトン、ソラナETF申請 ステーキング機能も視野に

ソラナ(SOL)特集
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/20 土曜日
06:50
アーサー・ヘイズ、FRBの新資金供給策RMPでビットコイン4年サイクル論の終焉を再度主張
著名トレーダーであるアーサー・ヘイズ氏がFRBの準備金管理購入プログラムを分析し、実質的な資金供給(QE)により仮想通貨ビットコインの従来の4年サイクルが崩れたとの見解を示した。ビットコインは2026年に20万ドルに向かうと予測。
06:20
強気サイクルは終了か、フィデリティ責任者がビットコインの2026年底値を6.5万ドル付近と予測
フィデリティのグローバルマクロ責任者ジュリアン・ティマー氏がビットコインの強気サイクル終了の可能性を指摘し、2026年の底値を6.5万ドルから7.5万ドルと予測した。機関投資家の参入により従来のサイクル論が変化しているとの見方が広がっている。
05:45
米FRB、仮想通貨企業向け「簡易版マスターアカウント」の提案でパブリックコメント募集
米連邦準備制度理事会が仮想通貨関連企業を含む適格機関に決済サービスへの限定的なアクセスを提供する「ペイメントアカウント」案についてパブリックコメントを募集開始。
12/19 金曜日
17:38
税制改正大綱で仮想通貨税制が大きく前進、申告分離課税20%と3年間の繰越控除を明記
政府・与党が2026年度税制改正大綱を決定。暗号資産取引に申告分離課税を導入し、税率は株式と同じ一律20%に。3年間の繰越控除制度も創設される。金商法改正を前提とした条件付きで、2028年施行の見通し。昨年の「検討」から具体化が進み、web3業界の発展に向けた重要な一歩として評価されている。
15:33
米国法銀行初、SoFiがステーブルコイン「SoFiUSD」を発行
米ソーファイ・テクノロジーズが完全準備型の米ドルステーブルコイン「ソーファイUSD」を発表した。パブリックブロックチェーン上でステーブルコインを発行する米国法銀行として初の事例となる。
14:15
2025年の仮想通貨盗難被害額5300億円突破、北朝鮮関連グループの犯行目立つ=チェイナリシス
チェイナリシスが2025年の仮想通貨盗難事件についてレポートを発表。総額5300億円規模であり、Bybitハッキングなど北朝鮮関連グループによる犯行が目立っている。
14:13
サークル、インテュイットと提携 USDC で税金還付や企業決済に対応
ステーブルコイン大手サークルが金融テクノロジー企業インテュイットと複数年の戦略的提携を締結。TurboTaxやQuickBooksなどでUSDCを活用した税金還付、送金、決済サービスを展開し、年間15兆円超の取引に対応へ。
12:10
米上院、トランプ氏の仮想通貨推進派2名を承認 CFTC・FDIC新委員長が就任へ
米上院は12月18日、トランプ大統領が指名したマイケル・セリグ氏をCFTC委員長に、トラビス・ヒル氏をFDIC委員長に承認した。両氏は仮想通貨推進派として知られ、デジタル資産に対するより友好的な規制環境の実現が期待されている。
11:28
米仮想通貨市場構造法案、1月に上院審議へ ホワイトハウス当局者が確認
米ホワイトハウスの仮想通貨担当官が、仮想通貨市場構造法案(クラリティ法案)の1月上院審議入りを確認。業界と伝統的金融機関が最終協議を実施、超党派の協力が成立の鍵に。
11:09
「10月の歴史的暴落の後遺症続く」ラウル・パル、仮想通貨の下落圧力は市場操作ではないと分析
グローバルマクロ投資家のラウル・パルが、10月10日に発生した仮想通貨市場の歴史的暴落について詳細を分析。市場操作の指摘は的外れであり、トランプ関税ショックとバイナンスの深刻な技術障害が重なり、数兆円規模の強制決済をもたらした大規模ロスカットに繋がったという。
10:35
SOL保有企業フォワード・インダストリーズ、株式をトークン化
仮想通貨ソラナの財務企業フォワード・インダストリーズは、自社の株式がソラナブロックチェーン上でトークン化されたことを発表。トークン化株式はDeFiで利用できるとした。
10:05
仮想通貨保有企業株、MSCI除外で約2兆円売却圧力 来年1月に判断
MSCIが仮想通貨保有企業を指数から除外する提案を検討。実施されれば39社で最大150億ドル(約2.2兆円)の強制売却が発生する可能性。業界は1,268の署名を集め強く反発。2026年1月15日に最終判断。
10:02
イーサリアム財団、「ステート肥大化」のリスクを指摘 3つの対応策提案
イーサリアム財団が、ネットワークのステート増大が続くことによる中央集権化リスクなどを警告した。この課題に対する3つの対策を提案している。
09:35
NYSEの運営会社ICEが仮想通貨企業ムーンペイに出資交渉、評価額50億ドル目指す
ニューヨーク証券取引所を運営するICEが仮想通貨決済企業ムーンペイへの出資交渉を進めていることがブルームバーグの報道で明らかになった。
08:35
JPモルガン、ステーブルコイン市場の成長予測を維持も1兆ドル規模には否定的
JPモルガンのアナリストがステーブルコイン市場は2028年までに5000億ドルから6000億ドルに達すると予測し、1兆ドル規模の予測を否定的に評価した。成長は仮想通貨市場全体と連動すると見ている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧