WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

ビットコイン4日連続の上昇「USDT価格1ドル復帰」など複数の上昇要因が相場を後押し|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況
仮想通貨市場は、4日連続でビットコイン価格が前日比プラスで推移、市場全体の地合い転換が意識されたかリスク資産的な側面が高いアルトコインの中で急騰する場面が見られた。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は、4日連続でビットコイン価格が前日比プラスで推移、市場全体の地合い転換が意識されたかリスク資産的な側面が高いアルトコインの中で急騰する場面が見られた。

急騰した通貨では、モナコインが一時90%高を超えた他、WAVESやStrtisも前日比50%高で推移している。(19日22時時点)

相場下落から劣勢に立たされていた時価総額の低いアルトコインに買い戻しの動きが見られたことは、相場の底値到達を見る動きが強まった可能性も示唆する重要な動きとなるだろう。

また、主要通貨の下落率と3日間の上昇率を見ていくと、主要通貨の中の下落率では、主要5通貨の中(BCHは価格分裂したため一時的に除外)ではXRPの低さが際立っていたことが比較チャートで明らかになった。

11月1日から本日までの約2ヶ月間の変動率比較を行うと、XRPはすでに11月の月初水準からマイナス13%まで値を戻している。

XRPを利用するプロダクトxRapidと各国の規制が衝突し、金融企業の導入の障壁になっているといった報道もあったが、時価総額2位浮上後からドミナンスが続伸している動きを見ると、仮想通貨市場内ではXRPやXLMといった金融系トークンの期待感が高まっていることが価格推移からは示されている。

マイニング難易度の調整

収益目処が立たずに停止するマイニングマシンの状況を受け、ハッシュレートは断続的な下落基調にあった中で、ハッシュレート数値にも反発があったことを昨日の仮想通貨市況で、相場の変化点として挙げた。本日新たなBTCマイニングの難易度調整が行われたため、最新の状況を掲載する。

出典:bitcoinwisdom.com

昨日行われた難易度調整は、予想数値通り10%弱の調整が行われた。

難易度調整前に、ハッシュレートの下落こそ見受けられたが、難易度調整後再度上昇に転じたハッシュレートを見ると、今回の難易度調整で収益分岐点がプラスに転じたマシンが増えた可能性が考えられる。

特にマイニング企業による赤字補填による現物売りの懸念緩和にも繋がる点は、ビットコイン相場の上昇を後押しするファンダメンタルズ要因となり得る。

テザーの問題

仮想通貨市場の中で、2018年の下落要因に挙げられていたテザーの問題に進展が見られた。

12月18日の米ブルームバーグの報道によると、テザー社が発行する、18億ドルに相当するUSDTの担保金の存在の裏付けが、テザー社の4か月分の銀行口座明細書 においては、確認できたと報道したことが、その内容となる。

しかし問題点として、この確認作業はブルームバーグが独自に行ったものであり、正式な監査法人によるものではないことには注意が必要だ。

一時的な相場上昇のファンダメンタルズ要因になった可能性は考えられるが、引き続き警戒すべき状況は続いていることを認識したい。

ただ、その中でもUSDTの動きで注目すべき動きがもう一つ確認された。それは、10月からビットコイン価格推移に逆相関する形で乱れてたUSDT/USDペアの価格だ。

基本的に1USDT=1USDで推移する設計で作られている通貨ではあるが、一時は10%近い乖離を見せるなど、相場の不安材料となっていたと言えるだろう。

しかし、本日ついに1USDTの価格が1USDを超えたことが確認された。これはUSDT価格が乱れた10月以来初であり、担保金の報道以上に注目すべき内容と言えるだろう。

出来高の状況

単純に下落相場が一服感こそ見られているものの、未だ市場全体の出来高の回復には未だ至っていない状況がある。

「金融機関のビットコイン取引への参加の勢いが減速している。」

この発言(分析)を行ったのは、米大手投資銀行JPMorgan Chase & Co(以下JPモルガンと表記)のアナリストチームが、12月14日付けの調査レポートに記した内容だ。相場一服前の下落相場真っ只中の市場分析レポートではあるが、金融機関の売り方の需要が高まっている可能性も考えられていた中で、注目すべき内容が公開された形だ。 

グローバル市場戦略担当者のNikolaos Panigirtzoglouを含むJPモルガンのチームは、長引く仮想通貨の弱気相場に、機関投資家が投資に及び腰になっていると分析しているが、その根拠として、先物市場や平均取引量などの主要基準が、大幅に下降している事実を挙げている。

米シカゴ・オプション取引所(CBOE)における先物の未決済契約総数(建玉)は激減し、この1か月で、1年前の取引開始以来の最低水準を記録した。米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、同じく先物が取引されているシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)における契約総数基準は、2018年のレンジの底に近いという。

また、BitInfoCharts.comのデータに基づき、1年前、約5,000ドルに達したトランザクションの中央値は、160ドル未満に落ちこんでいる、と JPモルガン のレポートでは報告されている。

このような内容を踏まえ、JPモルガンチームは、他の仮想通貨相場もビットコイン市場の大幅な価格調整に影響を受け、過度に下落したと分析している。

このような分析も、下落相場が一服したことで本日のような過度に売られたアルトコインの買い戻しの動きにつながっていると考えられる。

一方、米大手メディア、ブルームバーグのリサーチ機関であるBloomburg Intelligenceのシニアアナリスト Mike McGlone氏は、ビットコインの価格だけに注目すると、ビットコイン取引に関心が高まりつつある現状を見逃してしまうと主張している。その根拠として、McGlone氏は、 CBOE、 CME両取引所における契約総数の合計は、過去最高レベルに達していることを挙げているようだ。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

仮想通貨ビットコイン過去最高値付近からのショートポジション全決済|元IMF(国際通貨基金)エコノミストが見る底値
昨年のBTC価格最高値付近で空売りを仕込んだ元IMFのマークダウ氏が、18日に全て手仕舞いしたとブルームバーグが報じた。大物エコノミストが底値だと判断したことを示唆している。
仮想通貨テザーの裏付け資金疑惑に新たな進展|ブルームバーグが担保金と流通量の一致を報道
大手メディアのブルームバーグが仮想通貨市場の不安要素の一つであるテザーの裏付け資金について独自の調査を行い、過去約1年間で4つの月において担保の米ドルと市場の流通量が一致していると報道した。
CoinPostのLINE@

スマートフォンへの「プッシュ通知」で、相場に影響を及ぼす重要ニュースをいち早く知らせてくれる「LINE@」の登録はこちら。大好評につき、登録者8,000名突破。

CoinPost動画

CoinPostで厳選した、仮想通貨のニュース動画はこちら。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/19 月曜日
21:16
ストラテジー、先週34億円相当ビットコインを追加購入 5週連続買い増し
ストラテジーは19日、10月12日から18日にかけて267BTCのビットコインを取得したと発表した。購入は5週連続で、保有量は848,517BTCに達した。証券買い戻し枠も30億ドルに拡大した。
15:05
9組織が「量子アライアンス」設立、ブロックチェーンの耐量子暗号基準を策定へ
9つのブロックチェーン関連組織が「量子アライアンス」を設立した。量子耐性の定義や耐量子暗号への移行基準を策定する。ビットコイン供給量の約30%が量子攻撃のリスクにさらされる中、4つの作業部会で標準化を進める。
14:50
セイラー氏、ビットコインは強気相場へ BTC裏付けステーブルコインにも言及
ストラテジーのマイケル・セイラー会長は講演で、ビットコインは強気相場に戻りつつあると述べた。銀行のカストディと与信の拡大を主な追い風に挙げたほか、優先株STRCの買い戻しや利回り付きステーブルコイン構想にも言及した。
11:38
7~9月の仮想通貨被害額は約1870億円、8割弱は直近の監査範囲外の経路=レポート
Hackenの報告で、2026年7~9月のハッキングや不正操作などによる仮想通貨被害は約1,870億円に上った。損失の多くは直近の監査が及ばない経路を通じて発生している。
10:54
ソラナ中国幹部が代表の上海法人を6月に設立 本体との資本関係は見当たらず
Wu Blockchainによると、Solana China共同責任者の堵燕菁氏が代表を務める法人が6月に上海で設立され、8月に合弁会社へ45%出資した。ソラナ本体との直接の資本関係は見当たらない。開発者イベント延期の経緯もまとめた。
09:39
Pacific Meta、チェーンリンクと提携拡大 機関向けトークン化
Pacific Metaが16日、Chainlink Labsと戦略的提携を締結。チェーンリンクの相互運用性プロトコルCCIPを優先採用し、コンプライアンスを自動化するACEも導入支援サービスに加えた。機関向けトークン化金融の国内導入を狙う。
09:32
コアウィーブら9社、OKXICEでの自社株トークン取引に異議
コアウィーブやブロードコムなど9社が、OKXICEでの自社株のトークン化取引に異議を申し立てた。SECのイノベーション免除制度に基づくものだ。
08:45
ビットコイン軟調、ETF流出と企業の買い鈍化が一因=ギャラクシー・リサーチ
ギャラクシーのアレックス・ソーン氏は、ETFの資金流出とBTCトレジャリー企業の買いの鈍さが10月のビットコイン軟調の一因と指摘。同社集計では、5年以上動かなかった古参BTCの放出が年初来で機関の吸収量を12万7,319BTC上回る。
08:24
BIS論文、預金金利上昇でステーブルコインの成長鈍化 USDCで顕著
BISのワーキングペーパーが、ステーブルコインと銀行預金は部分的な代替関係にあるとの分析を示した。預金金利0.01%上昇で平均15%の10週成長率は約12%、逆因果を補正すると約6%に鈍る。USDCの反応はUSDTより強い。
07:46
アルトコインの勢い鈍る、上昇基調の銘柄は9割から5割に=アナリスト
アナリストのダークフォスト氏が、8月下旬から続いたアルトコインの上昇局面の失速を指摘。バイナンス上場銘柄で200日線を上回る割合は9割超から約5割に低下し、直近15日間で1,340億ドル超が流出したという。
10/18 日曜日
11:30
ビットコインCPI・PPI上振れも8万ドル維持、FOMC金利観測が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)はCPI・PPI上振れを受け一時下落するも、8万ドル水準を維持し底堅さを示した。目先はFOMC金利観測の行方と8万ドルのサポート継続が焦点となる。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(10/16)|英国の押収BTC・レジャー関連の資産流出・6年超休眠のBTCの動向まとめ
今週は、中国人詐欺師からロンドン警視庁が押収した約6万1,000BTC、仮想通貨ウォレットのレジャーに関連する資産流出事案、6年超休眠のビットコインクジラによる約4,582BTC移動に関する記事が関心を集めた。
10/17 土曜日
13:50
ビザ、ステーブルコインUSDCの事前入金を商用化 国際送金で24時間利用可
ビザは15日、ビザ・ダイレクトで国際送金の資金をUSDCで事前入金できる機能の商用運用を始めた。従来の資金調達の時間枠に頼らず、インヨ・グローバル経由で24時間利用できる。
13:20
トークン化株式市場の70%超、オンドとバックド2社が支配=IMFレポート
IMFは世界金融安定報告書で、トークン化株式価値の7割超をオンドとバックドが占めると指摘。24時間取引や少額取引での需要を確認した一方、流動性の低さと高い変動率を課題に挙げた。
13:10
クロードAI、量子コンピュータの設計で従来超え|仮想通貨の暗号を破る計算の一部も効率化
アンソロピックのAI「クロード」が量子回路を自律設計し、8種類の回路で公開済みの最良設計を上回った。仮想通貨が署名に使う楕円曲線暗号の解読に関わる計算の効率化も含まれる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧