
SOL保有をさらに増加へ
米商業不動産デジタルプラットフォーム企業DeFi Development Corp.(旧Janover)は1日、公開企業の非公開投資(PIPE)として約24億ドル(3,500億円)の資金調達を実施すると発表した。調達先にはGalaxy Digital、Amber International Holding Limited(Nasdaq: AMBR)、Arrington Capital、Republic Digital、Borderless Capital、RK Capital、Great Point Capitalなど大手投資家が名を連ねる。発表を受けて、株価は前日比10%以上上昇した。
今回の調達では、1株46ドルの価格で約31万株の普通株式と約21.5万株分のプレファンデッド・ワラントを販売する。調達資金は一般的な企業目的に使用されるが、特にソラナ(SOL)の継続的蓄積に向けて展開される予定だ。
同社のジョセフ・オノラティCEOは声明で「この調達は、公開市場で最も透明性の高い仮想通貨ネイティブの財務手段を構築するという私たちの使命における重要な節目だ」と述べ、「投資家に対してSOL保有株の成長を継続して提供しながら、SOLポジションを迅速に拡大することが可能になる」と付け加えた。
発表時点で同社は約317,273 SOL(約70億円相当)を保有しており、これにはステーキング報酬も含まれる。同社はSOLの長期保有を掲げており、SOLを積極的にステーキングすることでエコシステムとの連携と長期的な資本効率を強化しているという。
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