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ネクソン系「メイプルストーリーN」5月15日ローンチ、BCゲームの新時代到来か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

本格展開へ

韓国ゲーム大手ネクソンが支援するブロックチェーン企業Nexpaceは1日、人気ゲーム「メイプルストーリー」のWeb3版「メイプルストーリーN」を5月15日にローンチすると発表した。世界で2億5千万人超の登録ユーザーを持つ同フランチャイズの拡張版として注目を集めている。従来の2Dサイドスクロールゲームプレイを継承しつつ、アバランチブロックチェーン上で仮想通貨機能を融合した新たなゲーム体験を提供する。

「メイプルストーリーN」の特徴は、プレイヤーがゲーム内アイテムをブロックチェーン上で所有・取引できる点だ。Nexpaceは「Henesys」と呼ばれる専用アバランチL1チェーンを今年4月に立ち上げ、その上で本作を展開する。同社が「リワードエクスペリエンス2.0」と呼ぶシステムにより、プレイヤーはゲーム内アイテムの発行・取引・管理をブロックチェーン上で行える。

Decryptの報道によると、Nexpace CEOのファン・ソンヨン氏は「メイプルストーリーNのローンチは、数年にわたる開発、厳格なユーザーテスト、揺るぎないコミュニティサポートの集大成です。これは単なる新ゲームのリリースではなく、ゲーム史の新章の始まりです」と声明でコメントした。プレイヤーはコンテンツ制作に貢献することでエコシステムトークンを獲得できる仕組みも実装される。

今回の発表に先立ち、同社は大規模なプレイテストを実施。テスト期間中に約100万のデジタルウォレットが登録され、3150万件を超えるオンチェーントランザクションが生成されたという。

メイプルストーリーはもともとパソコンベースのMMORPG(大人数参加型オンラインRPG)として知られ、今回のブロックチェーン版は既存ファンとWeb3ゲームプレイヤーの両方を取り込む戦略とみられる。ネクソンのIPを活用したWeb3ゲームの本格展開は、ゲーム業界における仮想通貨技術の主流化を示す重要な指標となりそうだ。

関連:ネクソンがWeb3版「メイプルストーリーN」で主力IP投入を決断した理由|CoinPostインタビュー

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